gzmlhzmkwq7w3の日記

 自分の趣味とか雑感その他を、気が向いた時に書き連ねる予定です。【2023/12/20追記:昨今の問題について筆者のスタンスを書きましたので、ブログトップに表示しています。】

「年下彼氏」を315プロダクションでも見たい

 ジャニーズの世界に興味を持ち始めた頃に放送されていたのが、「年下彼氏」でした。
 メインキャストがアイドルで、オムニバス形式だけど世界観が共有されている連続ドラマというのが興味深く、SideMでもこんな感じの事務所総出演作品をやって欲しいと思いながら毎週見ていました。その願望はほぼ同時期に315シネマコレクション*1という形で部分的に実現したので、それはそれで驚きましたが。

 今年の空想は今年のうちにというわけで、何度目かの315プロ空想配役です。

 

※「年下彼氏」は、2020年4月クールに朝日放送ほかで放送されたテレビドラマです。年下の男性と年上の女性の淡い恋物語を、30分枠のA・Bパートそれぞれを活用したオムニバス形式で放送していました。メインキャストは関西ジャニーズJr.。番組公式ホームページはこちら
 そしてSideMもとい「アイドルマスターSideM」は、THE IDOLM@STERの世界をモチーフにしたソーシャルゲームです。315プロダクションという事務所に所属するプロデューサーとなり、前職持ちの個性豊かな男性アイドルたちとトップアイドルを目指すゲームで、リズムゲームをプレイできるアプリ「LIVE ON ST@GE!」も展開中。公式ホームページはそれぞれこちらこちら

 

 今回は全20エピソードで関西ジャニーズJr. が演じていた登場人物23人を、24歳以下の315プロのアイドルから1人1役で配役しました。その結果、配役に登場しないアイドルが複数名いますのでご注意ください。後半ほど文章量が多いです。ちなみに筆者は「恋の病と野郎組」見たさに登録したHuluで「年下彼氏」をもう一度見てから配役を考えました(「野郎組」のHulu独占見逃し配信は2020年12月時点で既に終了しています)。
 解釈違いがあればごめんなさい。それではいきます。

 

 

#1「年上のカノジョ」
 子供っぽい言動から年上の彼女とケンカしてしまう拓海(19)蒼井悠介くん(W)に。「野郎組」の空想配役記事にも書きましたが、これは心に決めていました。演じている大西流星くん(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)と声や背丈が似ているし、直球の恋愛物をする悠介くんが見たいです。

#2「ちゃん付けで呼びたくて」
 ラジオドラマの練習として憧れの部長と敬語抜きに話すことになった放送部員・洋平(17)は、伊瀬谷四季くん(High×Joker)に。演じている小島健さん(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)と雰囲気は大きく異なりますが、モノローグやひとり芝居のような場面が多くて、喋りのハキハキした四季くんに合いそうかなと。あと、タメ口慣れしてなくて読み合わせでヘロヘロになる場面がきっと可愛い。

#3「チェーン」
 通学路での先輩との出会いをきっかけに単調な毎日に変化が起きる高校1年生・篤史(16)は、悩みに悩んで天ヶ瀬冬馬くん(Jupiter)に。SideMにおいては頼れる先輩ポジションなことが多い冬馬くんが少女漫画の短編のようなテイストの作品で後輩を演じたらどんな風になるんだろうと思ったのと、自転車が似合うので。演じている道枝駿佑くん(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)みたいなアイドルが315プロには思い当たらなくて、めちゃくちゃ難しかったです。

#4「論理的な彼女」
 才色兼備な先輩に年下男性と付き合うメリットを伝えようとする情熱的な大学生・皆川真吾(21)は、舞田類さん(S.E.M)に。福本大晴さん(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)が瞳をらんらんとさせながら演じているのを見ているうちに、類さんを連想しました。あと、ドラえもんひみつ道具みたいなグッズが出てくる展開だったり、文系大学生という設定だったりが類さんと相性良さそうな気がして。

#5「机上の恋論」
 恋愛小説を書くために担当編集と疑似デートをする若き小説家・雲雀友也(19)は、北村想楽くん(Legenders)に。前職でいうと九十九一希くん(F-LAGS)のほうが設定に近いんですが、サスペンダーと眼鏡を想楽くんに身に着けてほしい気持ちが勝りました。未知の感情への動揺と大胆な行動を、想楽くんらしい芯の通った表現で見せてくれそうな気がします。あと、雲雀先生のヒット作「魔術師対完全犯罪」すごく読みたいんですがどこで読めますか?
 

#6「優等生の苦悩」
 臨時担任への一目惚れがきっかけで迷走する学級委員長・白鳥(16)は、蒼井享介くん(W)に。小柄で真面目で綺麗好きな眼鏡っ子といえば享介くんです。ST@RTING LINEシリーズ06のドラマパートの享介くんと山下次郎さん(S.E.M)のやり取り*2を改めて聞いて確信しました。「あるのであーる!」も脳内再生できました。後から知ったのですが、演じている西村拓哉くん(Lilかんさい/関西ジャニーズJr.)の特技がサッカーなんですね。享介くんは元サッカー選手です。
 

#7「男らしいところあるじゃん」
 しっかり者の生徒会長と急接近するうっかり者の生徒会役員・山村旭(16)は、秋月涼くん(F-LAGS)に。2人きりになってから生徒会長に見せるギャップが、穏やかで優しく女子に間違われる容姿の涼くんだと一層際立つような気がしました。ちなみに筆者は旭くんが計画的に生徒会長の気を引こうとしていると思っているのですが、そうともとれる長尾謙杜くん(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)の細やかな演技を、涼くんでも是非見てみたいですね。
 

#8「笑いの女神」
 上京してできた初めてのファンに思いをぶつける駆け出しの漫才師・太一(22)は、円城寺道流さん(THE虎牙道)に。このドラマは意外と関西弁のキャラクターが珍しいので、関西弁を話してツッコミ担当する道流さんという意外性を持ってきてみたい。好きな人を悲しませた男を殴ってしまったり逆ギレしたりと太一さんのキャラクターにはおいおいと思うところもありますが、演じている草間リチャード敬太さん(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)とは違った味付けになりそうで、それもまた一興かと。

#9「最初で最後の告白」#10「最後で最初の告白」
 ずっと好きだったパティシエが店を辞める日にラブレターを渡そうとするバイト店員の大地(19)は、卯月巻緒くん(Cafe Parade)。そして元彼としてある思いを秘めてパティシエに会いに来た大学生の康祐(22)は、伊集院北斗くん(Jupiter)に。
 このエピソードは2話完結で大地と康祐のそれぞれの目線から展開していくので、雰囲気が全く異なる2人を配役しようと考えました。ラブレターを渡そうとドタバタするお芝居、そしてケーキとの組み合わせの良さで巻緒くんはすんなり決まりました。一方、康祐さんの配役は大人っぽさで神谷幸広さん(Café Parade)、ギャップ狙いで柏木翼さん(DRAMATIC STARS)も考えたのですが、巻緒くんと近い雰囲気があるのと広告代理店が似合わなさそうだったので最終的に北斗くんに。
 

#11「着せ替え彼氏」
 初デートにドクロのシャツを着たことが発端で彼女に着せ替えを提案される大学生・幸一(20)は、猫柳キリオくん(彩)に。共感してもらえる自信はないのですが、演じている大橋和也さん(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)を見ていると筆者は何故かキリオくんを思い出すんですね。ほわーんと捉えどころのない人に見せかけて自分のスタイルを譲らない芸達者なところでしょうか。ドクロの似合わなさとウキウキしたお芝居がキリオくんっぽい気がしたので配役しました。
 

#12クロネコの宅配便」
 いなくなった飼い猫だと名乗り、ケンカ別れした彼氏の代わりに恋人に立候補する少年・ユズ(推定11)は、橘志狼くん(もふもふえん)に。年齢がぴったりなこともありますが、動物が人間になったという設定と活発で少しやんちゃな振る舞いが馴染みそうなのが決め手です。演じている伊藤篤志くん(関西ジャニーズJr. )の可愛らしさは志狼くんと系統違いな気はしますし、志狼くんもこういう役を演じている印象があまりないので面白そうかなと。
 

#13「シュートを決めたなら」
 幼馴染の彼氏の座を賭けてバスケ部のレギュラー部員に3ポイントシュート対決を挑む補欠部員・工藤歩(16)大河タケルくん(THE虎牙道)に。バスケ部員としては身長が低いですが、低めの声質と台詞回しが高橋恭平さん(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)のそれと近い気がします。胸キュン作品で主演するタケルくんが夢だったんですよね。「本気。俺のほうが唯(ヒロイン)のことずっと知ってるし」って台詞、聞きたくないですか?
 

#14「できる彼女、できない彼氏」
 テレビ制作部の先輩プロデューサーとこっそり交際している半人前のAD・観月律(25)握野英雄さん(FRAME)に。英雄さんの笑顔ってすごくパワーがあると思っているので、後輩設定だとさらに破壊力が増しそうでそこに期待して配役しました。アドリブだったというラストシーン*3のやり取りも然り。カメラ持ってニコッてしているシーンも、あすなろ抱きするシーンも英雄さんで見たいです。
 

#15「オトナのオトコ大作戦」
 インターネットで知り合った社会人の女性に高2だとバレないよう同級生の力を借りてデートを乗り越えようとするジュン(17)は、木村龍(FRAME)くん。ジュンに協力する同級生のうち、鶴田(17)御手洗翔太くん(Jupiter)亀山(17)榊夏来くん(High×Joker)に。
 ジュンくんを演じている佐野晶哉くん(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)の大人っぽさと若さの絶妙なバランスを再現するのは難しく、高校生でも社会人でも通用するようなビジュアルかつ台詞を脳内再生できるアイドルを探した結果、龍くんになりました。そして3人は属性と所属ユニットをばらけさせたいと思い、台詞のイメージを膨らませて大西風雅くん(Lilかんさい/関西ジャニーズJr.)と岡﨑彪太郎くん(Lilかんさい/関西ジャニーズJr.)の役を決めていきました。
 

#16「にどめのはつこい」
 記憶が少女に戻ってしまった同級生の祖母に初恋の人のふりをして会う高校生の三﨑翼冬美旬くん(High×Joker)、祖母に会うよう彼に頼む孫で同級生の鈴谷光兜大吾くん(F-LAGS)に。
 恋をしたことのない少年が誰かを思う気持ちを知っていく、という設定と旬くんとの親和性が高い気がしました。そして光を演じている當間琉巧くん(Lilかんさい/関西ジャニーズJr.)のようにハキハキしたお芝居で物語を支えるおばあちゃん思いの大吾くんが見たい。翼くん役の嶋﨑斗亜くん(Lilかんさい/関西ジャニーズJr.)の透明感と繊細な演技力が輝くこのエピソード、個人的には一番心に残りました。斗亜くんが実写版の旬くんなんじゃないかと思えてくるほど(?)。
 

#17「アナログな夜に」
 帰省した社会人の彼女を自宅に呼んで誕生日を祝おうと張り切るもギクシャクしてしまう大学生・ミツル(21)若里春名くん(High×Joker)に。年齢以上に無邪気で陽気な部分と、いい雰囲気になった時の差異を自然に出してくれそうかなと。それと、演じている藤原丈一郎さん(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)がパーティーグッズの眼鏡をつけて「次のヒント、なーんて書いてある?」ってやってたところが春名くんで想像できました。
 

#18「あの頃から好きでした」
 10年前に会ったきりの初恋の人と運命的な再会を果たす居酒屋バイト店員の大学生・夏樹(20)は、鷹城恭二くん(Beit)に。等身大な役を演じる恭二くんってあまり見られない気がして、不器用な実直さやちょっと冴えない感じのある役を見たいと思いました。演じている正門良規さん(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)と持っている雰囲気が違うのも面白いかなと。他の候補としては、清澄九郎くん(彩)東雲荘一郎さん(Cafe Parade)が浮かびました。

#19「僕らの初恋物語 前編」#20「僕らの初恋物語 後編」
 父親から継いだ映画館を閉めることになった兄弟と突然帰郷した年上の幼馴染との初恋をめぐる物語で、消極的な兄の九十九一希くん(F-LAGS)、積極的な弟の秋山隼人くん(High×Joker)に。
 海を演じている西畑大吾さん(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)が姿勢や表情から徹底的にアイドルを消すお芝居をしていたのが印象に残っていて、自分ではない誰かに対する洞察力と表現力の高い一希くんはどんなふうに海を演じるんだろうと思って配役しました。思い出の映画をモチーフにしたやり取りをする場面も見たいし、海のぎこちない微笑みも一希くんだったらカワウソみたいになる*4のかなと。
 涼役については候補が浮かんでは消えを繰り返して最終的に7~8人挙がったのですが、「ビーストクロニクル~Risin’ Soul~」*5での演技に未知のポテンシャルを感じたので隼人くんに。大小関係は逆転しますが、海と涼の体格差は残したかったんです。次点は冬馬くんで、今にして思えば冬馬くんと隼人くんとを入れ替えたほうがしっくり来る気がしてきました。駿佑くんのようなタイプのアイドルは315プロになかなかいないので、何度も書きますが本当に難しかったです。

 

 こういうの考えるのとても楽しいんですけど、悔いがあるとすれば柏木翼さん(DRAMATIC STARS)を配役できなかったことですね。彼もまた演技力の高さが垣間見えるアイドルなので、ギャップのある役に充ててみたかったです。筆者の担当ユニットのアイドルもできればどこかに配役したかった。

 読んでいただき、ありがとうございました!

*1:インテリ・メンタル・フィジカルの3属性から選抜された315プロのアイドルが3部作の壮大な映画を製作するという、2020年のSideMゲーム内イベント。それぞれ「シャドウ・ナイン」(3月31日~4月10日)、「ランページ」(8月22日~8月31日)、「アンダーエッジ」(11月30日~12月9日)が該当します。

*2:5:15から「まるで小さいはざまさんだ」辺りまで。

*3:「年下彼氏」について出演者の側から語った「#AぇTV」の7:00頃~、演じていた末澤誠也さん(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)の発言より。

*4:モバゲー版SideMでの、一希くんと大吾くんのライブ掛け合い台詞より。一希くん自身がこう表現しています。

*5:2020年10月6日~18日に開催されたSideMゲーム内イベント、および同年10月21日に発売されたドラマCDのこと。