gzmlhzmkwq7w3の日記

 自分の趣味とか雑感その他を、気が向いた時に書き連ねる予定です。

315プロダクションのアイドル46名を宝塚に組配属してみたい・4<彩 & もふもふえん>

 宝塚音楽学校(以下「音校」)の)合格発表が終わったタイミングで公開している、315プロ所属アイドル46名の空想組配属・第4弾です。
 第4弾はもふもふえんの2ユニット。1つの記事につき5~6名ずつになるよう、アイドルファイル順から少し変えてお送りします。諸注意については前回の記事と同じですが再掲。

 

※4~5年前の空想(年表形式)がベースになっています。筆がのって文章量が多い部分もあります。
 せっかくなのでトップになるならどんな感じになるかについても全員について考えました。相手役はこんな人が合いそう、みたいなことも書いておりますのでご注意ください。やって欲しい作品も考えましたが、具体的なタイトルはあまり挙げていません。同じユニットのメンバーは同じ時空にいる設定で、タカラジェンヌだったら互いにどんな関係になるかも書き添えました。
 配属の決め手に一貫性がない気がしてきたので、筆者の各組に対するイメージを書いておきます。なお、全員このイメージ通りに配属した訳ではありません。
 花組 → 正統派、ダンスが上手い、トップスターみんな顔が良い、男役も娘役もよく育つ
 月組 → チャレンジング、芝居が上手い、フレッシュと職人の共存、不思議な人事が発生しがち
 雪組 → 情感豊か、日本物に強い、しっとり優美で大人しい、小柄で端正な美形か超絶スタイルの持ち主がスターになる
 星組 → パッション、サービス精神旺盛、貴族から体育会系まで振れ幅が大きい、自組への愛着が強い
 宙組 → のびのび自由、コーラスに定評がある、都会的で大人っぽい、モデルみたいな長身がたくさんいる
 普段の記事は敬体(です・ます調)が多いのですが、このシリーズは基本的に常体です。過去に考えたアイドルの組配属空想記事に登場しなかった用語には脚注を付けました。

 

 

 それでは独断に基づく組配属、いってみよう。

 

 

猫柳キリオ → 月組

  • キリオくんの芸達者さに月組のDNAを感じ取った。
  • 天衣無縫で自由闊達な存在感の裏側にある経験値が、月組で培われたものに思えて仕方ない。きっと「あの役のひとめちゃくちゃ上手いけど上級生かな……え、新公学年?嘘!」と客席を惑わせているのでは。そして学年が上がっても容姿が変わらないのでさらに観客が混乱する。
  • 中学卒業後すぐ大衆芸能の道に進む予定だったが、面白そうだったので話のタネにするつもりで受験したところ合格したため入学することに。声楽やバレエを習った経験はなく、特技の形態模写(面接でも披露)で乗り切った。音校の厳しさはもともと入門する予定だった大衆芸能のそれとあまり変わらなかったのでさほど苦にならず、カリキュラムの新鮮さが楽しくて成績がどんどん伸びる。中卒1回目の受験で合格。初舞台は月組
  • 目立つ役を早めに与えられ存在感を発揮。実力派で地頭もよいものの掴みどころのない独特のキャラクターゆえ、周囲には早めに辞めるか別格男役になると思われていた。とはいえ研5で新公初主演。やや異色のスターとなるが、とある演出家に「芸が自分の中だけで完結してしまっている」と指摘される。そうして組子と舞台を作り上げる感覚を学び、さらに成長を遂げる。最終的に新公は2回主演し、余興集団「月亭猫之丞一座」でも活躍する*1
  • 常に探求心を持って稽古に臨み、カツラやヒゲ、衣装の着こなしといった技術もしっかり吸収。舞台上に出ずっぱりじゃなくてもピンポイントに登場しただけで物語の世界観に引き込める、月組に欠かせない役者となる。【アラビアンナイト】猫柳キリオ+*2【たくらむ音色】猫柳キリオ+*3のように人間じゃない役やくどい役にも定評はあるが、本人は人間を演じている時が一番楽しいと思っている。
  • 組替えはしない。月組じゃなかったら雪組に配属されていそうだが、いずれにせよ組替えはしない。
  • トップになるのも月組で、研11。相手役はキリオくんとの身長差はあまりないが可愛い系の、高卒入学なので実年齢差もあまりない娘役。手塚治虫さん*4のマンガから出てきたようなコンビの下、シリアスからコメディまでバラエティ豊かな演目をこなす。2作目のショーは若手演出家の大劇場デビュー作で、色々ごった煮だけど妙に爽やかな後味で中毒性の高い作品。型破り加減がキリオくんとマッチして怪作になる。
     退団作は前述の演出家が宛て書きした洋物といわゆるロマンチックレビューの二本立てで、ファンの予想を裏切る相性の良さを見せて退団した。なお月亭猫之丞一座は後輩に受け継がれた。
     退団後はあまり間を置かずに落語や講談や浪曲の方面に弟子入りし、こちらでもスピード出世。キリオくんが原作した新作の演目をもとにした作品がのちに宝塚歌劇で上演されることになる。
  • 芸名に「猫」を付けたら音校側から却下されそう。

  

華村翔真 → 花組

  • 基礎は花組仕込みと見た。
  • 第一印象で雪組配属にしていたが、315プロで「バビロン」配役の時に書いた組替え変遷が個人的にしっくり来たため変更。きっと「男役スターの宝庫」と言われる花組で下級生時代を過ごしたのではないかと思った。日本物といえばこの人という存在であり、洋物の粋な芝居も絶品に違いない。
  • 中学2年生の修学旅行で宝塚を初観劇し衝撃を受け、バレエ教室に通い始め年下に混じって稽古するように。家から距離のある教室に徒歩や自転車で通い詰める姿に根負けした両親が2回だけ受験を許す。高1修了1回目は不合格、高2修了2回目の受験で合格。初舞台は雪組
  • 歌に踊りに演技に三拍子揃った男役で、上級生や演出家からも信頼される若手の一人だった。トップスターに学年の近い専科生が出演した際に新公でその役を演じることもあり、花組ファンからは新公主演を待望されるようになるように。研7で新公初主演、この1回のみ。
  • 主人公に敵対する役、しかも独自の美学を持っている役を演じることが多い。毎回完璧に仕上げるため、番手が上のスターより話題になることもしばしばある。イメージは【サイバネティクス】華村 翔真+*5【Best Game】華村 翔真+*6【猫街】華村 翔真+*7【魅せる鬼】華村 翔真+*8など。とにかく演技仕事のカードイラストが充実しすぎて選べないのが困る。
  • 花組じゃなければ組替えなしに雪組で過ごしそう。
  • 新公卒業前後は微妙な役付きが続き、音校時代に初めて習った日本舞踊や三味線、茶道などの科目*9が特に好きだったことから、日本物を極めた男役になろうと自らに言い聞かせてレッスンに励んだ時期もあった。研8で雪組へ組替えし、翌年日本物の演目でバウ初主演。確かな実力と憎めないキャラクターであっという間に雪組に馴染み、三番手の位置を確立する。東上主演を経て次は二番手かと思われたが、研12で突然専科への異動が発表。メインキャストとして各組の公演に出演し続け、5組全てへの出演を果たす。古巣の花組では東上主演も務め、技術面だけでなく生活態度でも下級生のお手本になるよう心掛けていた。
  • 研16で星組への組替えが発表され、1作二番手を務めてからトップに就任する。相手役は下級生の頃に組替えしてきたけど星組で過ごした期間のほうが長い、安定したソプラノ歌唱と情感あふれる芝居が持ち味の上級生娘役。驚きをもって迎えられた人事だったが、接点のなかった上級生どうしだからこそ、上品で艶やかな舞台姿の背景にビジネスパートナーとしての信頼と絆を感じられるコンビになる。相手役とはあまりベタベタしない仲だったが、翔真さんが相手役をメイド喫茶*10に連れて行ったエピソードが組レポ*11に掲載されて話題を呼ぶ。
     退団作は歌舞伎の演目に題材をとった芝居と、シックで神秘的なレビューの二本立て。退団後は俳優業へ進出し当初は舞台を中心にしていたが、経歴から「和」に関する仕事が多くなっていたところNHKの時代劇に起用され、朝の連続テレビ小説にも出演。民放のテレビドラマや映画にも活動範囲を広げていった。
  • 宝塚歌劇団っぽい名前かもしれない。先人たちとの被りが意外となさそう。

 

清澄九郎 → 雪組

  • 日本物の申し子として期待されながら暖かく見守られているのが想像できた。
  • 生まれながらに「和」の経験値が高いうえ、しっとり優雅でたおやかな雰囲気の持ち主。組配属は間違いなく雪組でしょう。
  • 小学3年生の頃、師事していた日本舞踊の師範が振付師として参加した宝塚歌劇の公演を観劇したことがきっかけで受験を決意。バレエも習い始める。高校2年生のときに1回きりの約束で受験し不合格だったが、諦めきれず翌年は家族に内緒で受験し合格。必死の説得の末に入学する。出身校はたぶん鎌倉女学院。高2修了1回目の受験は不合格、高卒2回目の受験で合格。初舞台は宙組
  • 綺麗な下級生男役がいると雪組ファンの間で早くから話題になっていた。清廉な美貌と体に染みついた完璧な和の所作、そして前向きな真面目さで人気を集める。研5で新公初主演し、最終的に3回主演する。また研7でバウ初主演し、こちらは最終的に2回主演する。
  • 源平合戦が題材の芝居で源義経を演じる(実際に「この恋は雲の涯まで」という義経が主人公の演目がある)。イメージは【麗しき戦術家】清澄 九郎+*12。あと、ショーのパレードで【もてなしの明かり】清澄 九郎+*13が階段降りするのが想像できた。【Writer】清澄 九郎+*14は東上公演で初めてメインキャストを演じた作品の舞台写真っぽい。
  • 新公卒業後間もない研8で月組へ組替え。「日本物の雪組」らしい存在だった九郎くんの組替えを悲しむ雪組ファンも多数いたが、縁のない月組への組替えに一番身構えていたのは本人。組替え当初は月組の自由人な面子に馴染めていなかったが、振り回される世話焼きポジションを確立し、持ち前の向上心で月組の気風にもしっかり慣れて行った。月組では三番手に昇格し、雪組時代の課題だったダンスや押し出しの弱さを徐々に克服する。
  • 結構背が高いので、雪組配属じゃなかったら意外と宙組だと思う。あと、生え抜き御曹司として育成中かと思いきや研10を前に組替えすること時々ありませんか?
  • トップになるのは月組で、研13。相手役は宙組出身で、やや背が高く白百合の花を思わせるような関西出身の娘役。トップ娘役就任1作前の組替えで不安を抱いていたところを似たような境遇を経験した九郎くんが励まし、そこから絆を育む。トップコンビの不器用で微笑ましい関係を見守る組子とファンという構図になった。宝塚歌劇に親しんでもらうことを命題としており、漫画やゲームが原作の作品を引き受けることも多かった。
     退団作は明治から大正時代に活躍した偉人の生涯を夫婦愛を軸に描いた日本物の芝居と、華やかで情熱的なショーの二本立て。退団後は家業を継ぎ茶道家として活動する傍ら、茶道と宝塚歌劇の両方の楽しさを広めるべく仕事を選ばず精力的に活動する。OGイベントにも時間が許す限り参加するスタンスに。
  • 「〇ろう」は相性ならあっても芸名では聞いたことがない。清澄という姓はなかなかに宝塚感がある。

 

<彩がタカラジェンヌだった場合の関係>
・キリオくんと九郎くんが月組で、翔真さんと九郎くんが雪組で上級生と下級生の関係になる(ただしキリオくんが年下の先輩)。翔真さんが専科時代に出演した月組公演にキリオくんも居てくれたらいい感じに全員つながりができる。翔真さんは出演した組の生徒を独自の愛称で呼びがちだし、なんなら組配属されたばかりの九郎くんに「九郎」って愛称を付けたのも翔真さんに違いない。

 

 

もふもふえん

岡村直央 → 月組

  • 繊細で堅実な演技力の持ち主なので。
  • 意外と職人っぽい的確なお芝居をするのと、持ち味がギラギラよりキラキラなので月組配属が合うと感じた。まだ11歳なのでどうなるか分からないが、身長も伸びて成績上位で入団しそう。
  • 幼い頃から子役として活動していたが、宝塚ファンの母親の意向に従い小学6年生で子役を辞め受験スクールの受験クラスに通い始める。バレエは小学校入学前から習っていた。順当にいけば合格間違いなしの優等生だったが、大人しい性格は周囲の心配の種でもあった。首席で入団したため、緊張や不安に押しつぶされそうになりながら初舞台公演で同期の取りまとめをしていた。中卒1回目の受験で合格する。初舞台は雪組
  • 成績通りの実力から本公演でも秘かに上級生より良いポジションに置かれるなどの抜擢を受ける。どんな役もものにする緻密な演技力は反面いいように使われがちだった。研3で新公初主演、最終的に4回主演する。
  • 研8でバウ初主演。研9で星組に組替えし、三番手男役に。星組では東上主演も果たす。しかし二番手昇進は退団や組替えの事情が重なり足踏み状態に。研13で雪組へ組替えし二番手に昇進。雪組子やファンにも温かく迎え入れられる。
  • 在団中に2回「エリザベート-愛と死の輪舞-」に出演し、月組配属直後の新人公演で少年ルドルフ、星組異動直後の本公演でルドルフを演じた*15。組配属当初多かった少年役にも代表作がたくさん。イメージは【怪盗団】岡村 直央+*16【トラップ発動!】岡村 直央+*17【初めて見る色】岡村 直央+*18【アクアリウム】岡村 直央+*19【漂流記】岡村 直央+*20はショーの一場面で見た気すらしてくる。
  • 組替えはせずにずっと月組というのもありだが、どこかで組替えしそうな気がした。月組じゃなかったら最初から雪組
  • トップになるのは雪組で、研16。相手役は10期以上離れた雪組生え抜きの娘役で、華やかな可愛らしい容姿で実力は平均的だったが公演ごとにグイグイ成長する。相手役の初舞台公演(星組)に直央くんも三番手として出演していた*21。組の色に左右されない直央くんの三拍子揃った端正さが雪組にマッチし、「芝居の雪組」と呼ばれる。物語仕立てのショーにも主演し、トップ2年目に菊田一夫演劇賞*22を受賞したことをきっかけに退団を決めた。退団作は海外ミュージカルの日本初演と、クラシックとモダンをバランスよく融合した王道レビューの二本立て。退団後は大手芸能事務所に所属して映像と舞台の両方で活動し主演も多く務める。完全に自分の意思で俳優業をしており、母親との距離感も程良くなった。
  • 「直生」と書いて「なお」と読ませる芸名が実際にあった(第67期生の三ツ矢直生さん)ので、名前はそのまま使えそう。

 

橘志狼 → 花組

  • ダンスの花組でテッペン取るルートに入れたい。
  • 考えれば考えるほど星組のほうが似合うのは重々承知で、志狼くんの活発さに花組の洒脱なエッセンスを加えたらカッコイイ男役になりそうだと思ったので花組に。
  • 世界で活躍するプロダンサーを夢見る傍ら子役として活動していたが、同じ番組に出ていた直央くんが子役を辞めた理由を知り東京宝塚劇場で初観劇。「トップスター」の響きに憧れを持ち、自身も宝塚受験に方針転換して中学1年生から直央くんと同じスクールに通い始める。中卒1回目は不合格、高1修了2回目の受験で合格する。初舞台は宙組
  • 若手男役の中で身体能力の高いダンサーとして起用され、やんちゃ系の魅力でファン層を開拓する。トップスターを目指して苦手な歌のレッスンにも励み、新人公演主演のチャンスを狙い続けた。研6で新公初主演し、最終的に2回主演する。新公卒業後は得意分野の異なる同年代の男役で三つ巴の三番手争いをし、しのぎを削る。色香も身に付く。
  • 少年漫画というかホビアニっぽさを失わないまま成長してほしい。でも、新人公演の稽古で演出家の小柳奈穂子先生に「しろーは演技がジャンプなんだよ!」ってダメ出しされてほしい*23。「BEAUTIFUL GARDEN-百花繚乱-」(2018年、花組)で水美舞斗さんが演じていた蜂美男子(ミツバチ)とか結構いいんじゃないだろうか。芝居では【絆物語】橘 志狼+*24みたいな衣装を着てほしい。
  • 花組じゃなかったら星組宙組配属。組替えはしない。
  • トップになるのも花組で、研15。相手役は月組出身で、男役を引き連れて舞台のセンターに立つのが似合う実力者。目立ちたがりと思いきや互いをよく見ている2人だからこそ、デュエットダンスは本公演ごとに過去最高レベルを更新した。大劇場お披露目の芝居は若いカップルがすれ違いながらも最終的に愛を深める物語。他に演じた主人公は未亡人に熱く求愛する若紳士や破滅的な生活を送る兄妹のような恋人といったラインナップで、相手役の個性に合った役も巡ってきた。
     退団作は江戸時代を舞台にお気楽浮浪雲の伊達男が己の剣術と処世術で恋と友情を結ぶ風流絵巻の芝居と、お洒落でホットなグランド・レビューの二本立て。退団後は海外へダンス留学し武者修行。OGのダンス公演によく呼ばれる存在になる。
  • 「橘」姓はたまにいるけど、「〇ろう」という読みの芸名はやはり聞いたことがない。

 

姫野かのん → 月組

  • 月組しかしっくりこない。
  • 可愛さを追求しているけれど女の子みたいに思われたい訳じゃないかのんくんの芯の強さは、月組で育ったフェアリー系男役の皆さんに通じるものがある気がした。
  • ピアノやバレエを含む多数の習い事をしていた。初観劇は幼稚園時代に観た月組公演。将来の夢はたくさんあったがそのうちの1つだったタカラジェンヌになるには音校合格が必要ということで、とりあえず中学3年生で1回受けてみることに。中卒1回目の受験で合格。初舞台は花組
  • 「かわいい」と男役を両立することへのこだわりは強く、トップになるために歌とダンスが弱いというイメージから脱却する努力を惜しまなかった。研4で新公初主演、最終的に3回主演する。
  • どんな作品でもいいので金髪の役が来てほしい。イメージは【不思議だいすき】姫野 かのん+*25。あとは冷徹とか残酷な一面のある役で新境地も開いてほしい。こちらのイメージは【パイレーツ】姫野 かのん+*26【王子教育】姫野 かのん+*27【ホワイトデー2020】姫野 かのん+*28のように花や蝶の装飾が付いた衣装をショーで男役だけ着ることになり、動きやすさや見栄えについて同期や下級生にアドバイスしたこともある。
  • 楽屋や稽古場に出入りする時の着こなしにも定評がある。バウ主演作で組んだ娘役のお化粧を見てあげたり、小道具や髪型に一工夫加えて可愛くアレンジしたりしたこともあった。そのため研10を迎えてからも娘役転向の噂が後を絶たなかった。
  • 組替えはせずにずっと月組星組ゴーイングマイウェイに育つのもちょっと想像した。身長がどれくらい伸びるか分からないので小柄なままだと雪組かな……あまり雪組生っぽくないけど。
  • トップになるのも月組で、研11。相手役は生半可な「かわいい」では太刀打ちできないと思うので、あえて少年役が多くショートヘアの似合う注目株を持ってきたい。娘役としての在り方を構築中にトップ娘役に就任し、かのんくんの姿から学ぶことも多かった相手役に、かのんくんは「かわいい」を惜しみなく伝授。その結果相手役はめきめき磨かれていき、相手役がかのんくんを見つめる時の輝く瞳がかのんくんをより素敵に見せていると評判になった。本公演ではシンデレラストーリーを、本公演以外ではオリジナルの男女入れ替わりコメディを上演。退団作は青年貴族が主人公のコスチューム物と、爽やかキラキラショーの二本立て。
     退団後は演技やタレント業に限らずやりたいことをたくさんやるスタイルに。個人事務所を立ち上げ、トップスター時代のプロデュースグッズが人気だったことからデザインの仕事も手掛けるように。また、毎年の退団日には必ず相手役と会う仲を続ける。
  • 男役でも「かのん」と名付ける場合があり、現役男役でパッと浮かんだのは星組の天飛華音(あまと・かのん)さん。かのんくんはこのまま芸名で行けそう。

 

<もふもふえんがタカラジェンヌだった場合の関係>
・直央くんと志狼くんが1歳差、志狼くんとかのんくんが2歳差として設定したところ、志狼くんとかのんくんが本科予科の関係になり、直央くんとかのんくんの月組在籍期間が6年間被る。トップ期間も被りそうなので、タカスペやごく稀にある各組トップコンビ特別出演公演で共演してほしい。

 

 

 こんな感じになりました。
 全員小学生ユニットのもふもふえんを組配属から退団まで空想できるかちょっと不安だったのですが、予想以上に筆が進んで楽しかったですね。特に組替えする設定のアイドルは文章が長くなりがちなので、もうちょっとまとめたいです。
 宝塚歌劇団で実際にあったエピソードも一部参考にしながら考えているので、読みながら「このエピソードひょっとして△△さんの?」という思われるかたがいたらいいなと思います。 

 

 次回は1ユニット、High×Jokerを予定しています。楽しんでいただけた方は是非ともよろしくお願いします。

 

 読んでいただきありがとうございました!

 

記事作成にあたっては、「宝塚語辞典」(著:春原弥生、刊:誠文堂新光社)、「波瀾爆笑!?わが人生 I」「II」「III」(刊:宝塚クリエイティブアーツ)および「宝塚アーカイブ | 舞台・演劇用語 | シアターリーグ」(http://www.moon-light.ne.jp/termi-nology/takarazuka/)を参考としました。

*1:生徒の余興は力の入れ具合が半端ではなく、えと文や組レポ(翔真さんの項目の脚注を参照)でもその模様がちょくちょく報告される。余興集団としては月組の「宝屋月之丞一座」、星組の「英真エージェンシー」が有名で、後者は初代社長の英真なおきさんが専科に異動した現在でも活動中。

*2:2018年10月31日~11月7日にモバゲー版SideMで開催された期間限定イベント「アラビアンナイトパーク」の限定ガシャR+。

*3:2019年10月1日~9日にSideM LIVE ON ST@GE!で開催された期間限定イベント「WORLD TRE@SURE in INDIA」の限定ガシャSR+。

*4:漫画家・手塚治虫さんは約20年間を宝塚市で過ごしており、宝塚大劇場からほど近い場所に宝塚市手塚治虫記念館がある。記念館開館にあたり、宝塚歌劇団では1994年に「ブラック・ジャック」(芝居)と「火の鳥」(ショー)を舞台化した。

*5:2017年6月6日~15日にモバゲー版SideMで開催された期間限定イベント「Cybernetics Wars ZERO~願いを宿す機械の子~」のポイント報酬R+。

*6:2019年8月8日~19日にモバゲー版SideMで開催された期間限定イベント「Best Game2~命運を賭けるトリガー~」の限定ガシャR+。

*7:2020年2月15日~22日にモバゲー版SideMで開催された期間限定イベント「猫街闘争~猫たちの領域~」のランキング上位報酬R+。

*8:2019年1月31日~2月8日にモバゲー版SideMで開催された期間限定イベント「黄昏に染む紅梅の鬼」の限定ガシャSR+。

*9:2009年度より選択授業の器楽から三味線はなくなり、茶道の授業は廃止された。

*10:翔真さんの趣味はメイド喫茶巡りで、ゲーム内のカードイラストやCDのドラマパートにおいてユニットメンバーやほかのアイドルたちを連れてメイド喫茶に赴いた様子が何度も描写されている。

*11:宝塚歌劇団公式月刊誌「歌劇」の連載の1つ。読者から寄せられた質問を各組1名の生徒がインタビュアーとなり組子に取材し答えてもらうという形式のはずだが、担当者によっては質問を1つも取り上げない回もあるような。組レポ担当者の任期は不定期で、研10以上の生徒が担当することが多い。

*12:2017年9月19日~25日にモバゲー版SideMで開催された期間限定イベント「源平瞬星録~搦め手の戦法~」のランキング上位報酬SR+。

*13:2017年12月8日~15日にモバゲー版SideMで開催された期間限定イベント「Xmas Live 2017 –Side:Prelude-」の限定ガシャSR+。

*14:2018年5月15日~24日にモバゲー版SideMで開催された期間限定イベント「Write for someone~追憶の空~」のポイント報酬R+。

*15:ウィーン・ミュージカル「エリザベート」の宝塚版で、1996年に日本初演して以来何度も再演されている演目。ヒロイン・エリザベート皇后の息子でオーストリア帝国の皇太子・ルドルフは少年期と青年期でキャストが分かれている。少年ルドルフは長いソロがあり男役・娘役問わず若手がキャスティングされる。

*16:2018年1月9日~17日にモバゲー版SideMで開催された期間限定イベント「怪盗団シャノアール~呪われし女神の涙~」のランキング上位報酬R+。

*17:2020年9月30日~10月6日にモバゲー版SideMで開催された期間限定イベント「KIDS GANG~3兄弟と黒マントの怪人~」のランキング上位報酬SR+。

*18:2020年11月20日~28日にSideM LIVE ON ST@GE!で開催された期間限定イベント「315 DRAMA ON ST@GE サイケデリックマンション」の限定ガシャSSR+。

*19:2018年11月7日~14日にモバゲー版SideMで開催された期間限定イベント「可愛く!元気に!アクアリウムライブ」の限定ガシャR+。

*20:2020年8月17日~22日にモバゲー版SideMで開催された期間限定イベント「ブルード兄弟の大冒険~ようせい島と伝説の歌~」の限定ガシャR+。

*21:未来の相手役の初舞台を見守る三番手って関係、尊くないですか?実例は北翔海莉さん・妃海風さん(退団済み)、礼真琴さん・舞空瞳さんなど。

*22:大衆演劇の舞台で優れた功績を残した芸術家を表彰する制度。在団中に演劇賞を受賞した生徒は、杜けあきさんなど複数名。

*23:「NEVER SAY GOODBYE-ある愛の軌跡-」(2006年、宙組)の新人公演演出担当の小柳先生が、新人公演主演の早霧せいなさんに向けて実際に行ったダメ出し。

*24:2014年10月9日~21日にモバゲー版SideMで開催された期間限定イベント「絆物語~正義の剣~」のランキング上位報酬R+。

*25:2019年5月15日~22日にモバゲー版SideMで開催された期間限定イベント「新緑のGymnasium」の限定ガシャSR+。

*26:2015年10月19日~26日にモバゲー版SideMで開催された期間限定イベント「パイレーツアドベンチャー」のランキング上位報酬R+。

*27:2020年4月10日~18日にモバゲー版SideMで開催された期間限定イベント「3人の教師と小さな王子さま」の限定ガシャR+。

*28:2020年3月6日~17日にモバゲー版SideMで開催された期間限定イベント「ホワイトデーライブ2020」のポイント報酬R+。