gzmlhzmkwq7w3の日記

 自分の趣味とか雑感その他を、気が向いた時に書き連ねる予定です。【2025/1/19追記:筆者がブログを始めるきっかけになったアイドルユニットからメンバーが1人離れる前に公式YouTubeユニット単体動画で1000万回再生を達成するためこの欄で協力を仰ぎ、無事達成できました。彼が離れる前の最新版の同曲の動画が公開されましたので、見ていただけると嬉しいです。https://www.youtube.com/watch?v=ve_cUjVUYbs】

「HiHi Jets Arena Tour 2024 BINGO」大阪城ホール公演を観たので感想を書きたい

 HiHi Jetsのライブを初めて生で観てきました!

 急遽決まった配信ライブ『Summer Paradise 2020』を観て「この人達を好きだ」と自覚した時から約3年半。諸般の事情により現地参加をずっと諦めていた筆者のファンクラブ名義が、的確にビギナーズラックを引き当ててくれました。
 というわけで念願叶った2024年5月5日(日)12時半公演の感想を、筆者の覚えていること全て書き出すつもりで書いていきたいと思います。

※あくまで筆者の記憶と主観に基づく感想であり、実際の出来事と異なる順番だったり抜けていたりする可能性があります。また実際に観てのお楽しみの部分に触れる記述を含みますので、これからライブに行く方はご注意ください。

 

 

前半

  • カジノらしい雰囲気のオープニング映像は、トランプのカード風にメンバーの画像と名前が出てくる演出。そして髙橋優斗さんの威勢のいい声が聞こえた後、センターステージにメンバー5人が揃って登場し1曲目は『Hi Hi Let’s go now』
    アリーナクラスのコンサート会場に慣れていない筆者が生で見たHiHi Jetsの第一印象は「人形が動いているみたいだ……」でした。センターステージから遠い席のため小さく見えたこともありますが、赤色系の揃いの衣装に身を包んだ5人の体型がスラっとしていて、セットの色使いや楽曲との取り合わせもあってミニチュアみたいに見えたんです。こんな表現を使うのも不思議ですが、かわいらしかった。
    [2025/1/12追記:『Hi Hi Let's go now』が公式YouTubeチャンネルで公開されました。

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    ]
  • 続いて『$10』(SMAP)。昔テレビ番組でカバーしたのを見た時に記事を1つ書き上げた曲。間奏終わりで全員違う振付しているパートを生で見られて嬉しいし、やはり「Step-upなんか望めない恋」井上瑞稀さんの右脚の蹴り上げの打点はいい感じに高かったです。アリーナ席に発射されていたのはお札かな?スタンドから眺めるだけでも景気が良かったですね。
  • 自己紹介ラップ『だぁ~くねすどらごん』は関西弁しばりと思っていたら、作間龍斗さんから「さぁ、宴の時じゃ」が飛び出して会場が沸きました。昨年の大河ドラマ「どうする家康」(NHK)で演じた豊臣秀頼の台詞をここ大阪城ホールで言うのは熱い。
  • この辺りか『FRONTLINE』『BOOOOOST UP!』の後あたりで声出し合戦みたいなパートがあった気がします。髙橋さんと井上さんで客席を二分して声出しさせて勝敗が付かなかったことは覚えていますし、筆者は井上さん側にいました。
     振り返ってみると、テンションぶち上げ系の2曲をここに連続で持ってきたのは勇気あるなあと思います。
  • 作間さんのソロ曲(後から『two』(大野智さん)だと知りました)は、センターステージに向かって歩きながら踊る様子が優雅でした。床でくるっとするところも格好良かったです。飛ぶ系の振付の時を3コマくらいのコマ撮りっぽくした映像がモニターに流れて、リアルタイム演出ってこんなに進化しているんだなあと思いました。
  • 続いて髙橋さんのソロ曲はKissからはじまるミステリー(KinKi Kids)。太くて鋭い歌声をしているので、どの曲を歌っても誰にも出せない持ち味になるのが魅力の1つだなあと改めて思います。等身大っぽさが出るんですよね。ステッキ使いも良かったです。赤いワンポイントの装飾が入った衣装の裾が翻るシルエットに、どこがどうとは上手く言えないのですが後から「ME AND MY GIRL」の主人公・ビルを思い出しました。しかし冷静に考えたらさほど似てなかったです。
     途中からメンバー4人が合流したんですけど、「君が欲しい 君が欲しい」を繰り返す辺りのメインモニターの中のトランプの増殖の仕方があまりに個性的で「それでいいの!?」と思いつつ見ていましたね。作間さんの時はカッコいい映像編集だったので。
  • 『NEVER STOP -DREAMING-』ではセンターステージに降りてきたセットに乗って5人が回転しながら空を飛び始めたのでびっくりしました。夢見てるみたいでした。
  • メインモニターに電脳空間みたいな映像が流れ始めた時ひょっとしてと思ったのですが、スパークに赤色と緑色が入ったところで確信できる親切設計。ということで井上さんと猪狩蒼弥さんのコンビ楽曲『Lazy』です。「Summer Paradise 2020」のコンビ曲『ENTERTAINER』から近未来方向に深めた世界観は、この2人ならでは。始まりと終わりが椅子なのも心憎いし、2人が縦並びになって振付するところが印象に残りました。
  • 『Lazy』の終わり際にセンターステージの人影が視界に入ったのですが、次曲はなんと橋本涼さんがギター1本持ってマイクスタンド前に登場。昨年のツアーの大阪公演が台風で中止になったことに触れてから『care』(赤西仁さん)を歌い始めました。橋本さんの言葉をふまえて歌詞に注目しながら聞いていたのですが、いい曲ですね本当に。力強い歌声と演奏、ロングスカートっぽい衣装、青色のペンライトの光の全てが暖かい空間を作っていて、ライブっていいなあと思ったのを覚えています。
  • そして曲が終わったあと橋本さんが再びギターを弾き始め、何が起こるのかと思ったら『baby gone』へ!残り4人の中から一足先に登場した猪狩さんが間奏のラップを歌唱し、橋本さんはギターを演奏。ここテンション上がりました。今回の公演の楽曲つなぎで一番好きかもしれません。衣装はたくさん電飾付いていました。
  • 『純情ウォーアイニー』『ZENSHIN』か自信ないのですがたぶん『ZENSHIN』。上手側にいた井上・猪狩・作間の3人がバンクを登ろうとするけど登れず、片や下手側の髙橋・橋本両名はさっさとバンクを上って2人でじゃれついていた時間帯があって、どちらを見ていいか分からなくなって笑いそうになりました。3人は結局バンクの横の階段使って登ってましたね。あと猪狩さんがアウトロらへんで「橋本間違ってんだよ!」と叫んでいた意味は後から分かりました。

 

MC

  • それぞれ裏にはけていく中、残ることにした髙橋さんと猪狩さんが突然始めたオフィスラブ風のエチュード。猪狩さんに迫る役どころの髙橋さんは脱がそうとしすぎだし、芝居がねっとりしすぎ。そこへ忘れ物を取りに来た設定の井上さんが2人の怪しい雰囲気を目撃してしまい、作間さんにその時のことを話していると橋本さんが物陰からジェラシーたぎった感じで現れ、最終的にお札をたくさん持った猪狩さんが登場してオチをつけました。
     覚えている範囲では髙橋部長と橋本専務と言っていたのですが、どうなってるんだこの会社。あとはメインモニターに抜かれた橋本専務の嫉妬顔がたいそう美しかったこともついでに書き残しておきます。
  • 橋本さんはさっきの楽曲で1周すべきところを戻って帰ってきてしまったと猪狩さんから説明があり、謝罪がてら単身で上手側半周を走ることになりました。この時BGMとして『うまぴょい伝説』(「ウマ娘 プリティーダービー」シリーズ主題歌)をある程度の長さ高音で歌っていたメンバーがいたんですが誰ですか一体(「こんなーレースーはー はーじめてー」までは確実に。あと「レース」じゃなく「気持ち」と言っていた気がする)。
     ちなみにこのあと別のメンバーも花道を走ることになって、結果的に2回歌われてました。
  • 大阪城ホールのお風呂にグループで入る風習の話から、髙橋さんの沈む姿勢がすごくて猪狩さんがとんでもない角度で見る羽目になった話へ。この時の
    TikTokにあげるとしたらBGMどうすると誰かが言い出す
     →誰かが『わたしの一番かわいいところ』(FRUITS ZIPPER)を歌い出す
     →確か井上さんが「一番すごいよすごすぎる!」と続きを歌って会場の笑いを引き出す
      →自分たちだけのアカウントじゃないですからねと誰かがたしなめる
    という流れは地味に起承転結がしっかりしていたので覚えています。
  • なにわ男子の高橋恭平さんが「大阪の客は笑いにめっちゃ厳しい」と言っていたらしく、その流れでショートコント「コンビニ」が発動。これは早めに参加しないと大変なやつだと思っていたら、続いてコンセプトがほぼミルクボーイさんの「オカンの言っていたアイドルがHiHi Jetsかどうか」漫才に。井上さんが何を言おうか迷っている時に客席から「頑張れー」の声が飛んできて、「頑張れー」のほうが辛いんじゃないかと誰かがツッコミを入れて笑いが起きていました。
     結果的に残された橋本さんがひとり漫談を始め、KAMIGATA BOYZの『無責任でええじゃないかLOVE』のMVの「みっちー歯に青のりついてんで!」(※MVで「みっちー」とは言っていません)を披露し、客席から拍手をもらってました。度胸が素晴らしい。
  • この回については、髙橋さんが知っている大阪の食べ物を遠回しにヒント出しつつ喋っていたら客席から先に「551!」という答えが出たり(猪狩さんと同時に答えを言うはずだったとのこと)、井上さんが大阪で「HiHi JetsのHiしか言いません!」(テレビ東京系)を見ようとしたらAぇ!groupも番組やってて……と喋っていたらこれも客席が答えを察したり、といった場面もありました。
     個人的には、井上さんが上手の立見の観客のことを「ラプンツェル」呼びして、誰かが一言「協力して下りて来いよ」といじっていたのが面白かったです。なんなら井上さんは挨拶の時にもラプンツェルに向けありがとうと声を掛けていました。
  • 告知コーナーは猪狩さんが印象的でしたね。「恋を知らない僕たちは」(8月23日公開)について大西流星さん「主演」のはずが「主催」と言ってしまいメンバーからツッコミを食らっていました。ライブ以外で告知した時とごっちゃになっていたらあれですが、「先生の白い嘘」(7月5日)については確かさりげなく「キーマンやらせてもらってます」と言っていたんじゃなかったかな?英文の月刊情報誌「Eye-Ai」次号の単独表紙もおめでたいですし、楽しみです。
     あとは制作局が大阪の毎日放送のドラマ「墜落JKと廃人教師 Lesson2」放送決定に伴い、主演の橋本さんが再放送の予定をお知らせするともに台詞を一言喋ってくれました。

 

後半

  • MCの続きのような形でビンゴコーナー。スタッフさんが作った文章を一般的な中央フリー5×5ビンゴのマスに落とし込み、メンバーが引いたボールの文字を空けていき、ビンゴになった列に該当する楽曲を歌う仕組みです。この回の文章を一字一句正確には覚えていないのですが「寝るときは/誰かに場所/伝えてか/ら寝られる/?瑞稀くん」みたいな感じでした。途中で『サヨナラの方程式』もリーチかかっていたのですが、最終的にビンゴになったのは『みなみなサマー』
     歌詞(と音源?)を用意してもらっている間に「MUSIC STATION」(テレビ朝日)で冒頭の台詞を言い間違えた昔話になり、じっくり時間をかけて準備をした髙橋さんは前振り通り、収まりきらないくらいの「みな」増量バージョンでやってくれました。
  • そこから『となり』。こういう優しいバラードもいいですよね。「君が死ぬまであと100日」(日本テレビ系)放送時は台詞などに重なって聞こえなかったパートに入った時におおっと思いました。あと、誰かは覚えていませんがメインステージのバンクの縁に腰かけて歌っているメンバーがいてすごかったです。あの場所座れるんですね。
  • 井上さんのソロ曲『PUPPET』はオリジナル曲。途中まで寓話調に進む毒気のある歌詞と、両側から伸びる大量の白い糸で動けない演出の世界観がバチバチに決まっていて格好良かったです。その糸を体で断ち切る姿を見て、HiHiの中では小柄な井上さんのパフォーマンス力の高さはフィジカルの強さがあってこそなのかもしれないと思いました。
  • 『Lucky Man』(嵐)が意外なタイミングで来て驚いたことは覚えています。「lucky」「man!」「HiHi」「Jets!」に置き換えてコール&レスポンスするのが楽しかったです。
  • そこからいったんスローダウンして『fly』(SMAP)。こういう抜け感があって洒脱なアレンジの楽曲を選んで歌いこなしていたのが格好良かったです。センターステージに降りてきたセットに乗っての2回目のフライングでは、1回目の時より1段上に立って踊る場面があってびっくりしました。こんなことまでできるんだアイドルって。
     このライブ全体で一番筆者の印象に残ったパフォーマンスは『fly』でした。スタンド席だとライブ中は基本的に5人を見下ろす形になるんですけど、5人の乗ったセットはかなり高いところまで上昇して、この時は見上げる形になります。「流れ星が」という歌い出しも相まって、セットに乗って5人が空中を舞う姿はまるで自転する天体のように目に映りました。手を伸ばしても触れられないけど確かな光を放つ存在。5人が再び地上に降り立った時には「いいもの見たなあ」というほんわりとした感覚が心の中に生まれて、なんだか特別な気分でした。
     そして歌詞が好きです。
    ”流れ星にいつかなる この星に今立っているんだ”
    ”君は今すぐ翔び立てるのさ 傷んだ愛を迎えに来たんだ”
    ”今を今すぐ見つめて欲しい その瞬間を待っているのさ”
    『fly』は一度聞き覚えがあってじっくり聞いたことはない楽曲だったのですが、このライブを通してじっくり聞く機会ができて良かったと感じています。
  • 全員曲からのつなぎの時間を考慮すると、この次が話題の『Mrs. Flamingo』と思われます。フラミンゴの生態を紹介するVTRが流れた後、ピンク色のフラミンゴの着ぐるみをまとった髙橋さん・橋本さん・作間さんの3人が歌い踊るこのセクション。
     何が怖ろしいかって、このライブの完全なる新曲って前述の『Lazy』『PUPPET』以外にもう2曲あるんですけど、他の新曲の歌詞を思い出そうとすると『Mrs. Flamingo』の「フラミンゴ 人生の狭間で私は踊り出す」「フーラミーンゴ フーラミーンゴ」と髙橋さんによるラップ詞に2回出てくる「エロティック」が邪魔してきて、今でも全く思い出せないんですよ。あの歌謡曲っぽい耳に残るメロディーラインは他の楽曲になかったので仕方ないにしても、メインモニターにわざわざ作詞クレジットを表示してからのハチャメチャなラップ詞だったり寸劇だったりも強烈でした。あとセンターステージから上手に伸びる花道の陰にいたママフラミンゴの首がクッタクタだったことは覚えています。
    [2024/6/3追記:『Mrs. Flamingo』が公式YouTubeチャンネルで公開されました。


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  • そこから雰囲気は一変して猪狩さんのオリジナルのソロ曲『Luvitch』。透明な半球の中でグランドピアノを弾く猪狩さん。次々に零れていく言葉たちが消え残っていくような切ない曲調のラブソングに、床ごと回転するピアノや、吹きすさぶ大量の赤い花びらといった演出を重ねる発想に圧倒されました。結構な速さで回転するあの空間でパフォーマンスできるのもすごいですよね。時々グランドピアノにもたれる振付もありましたけど、酔わないのかな。「言葉」の人というイメージが強かったけれど、ライブでは「身体」のすごさも実感しました。
  • ここから全員曲のDear WOMAN(SMAP)につながっていくわけですが、メンバーがセンターステージなどを使っていた楽曲の冒頭で、『Luvitch』の透明のドームがメインステージからふんわりと浮き上がって回収されていく様が綺麗でそちらにも見とれていました。
     ローラースケートではなく靴パフォーマンスのこの楽曲は最後のサビで比較的筆者から見やすかったバックステージに5人集合したので、それぞれの足さばきに注目しながら見ていました。個人的に特に目が行ったのは作間さんですね。別のローラー楽曲でバンクを逆向きに滑って傾斜の途中でストップかけていたところを見てもすごいなと思ったのですが、靴を脱いでも踊りが綺麗ですし、長身ゆえの迫力か近距離だと造形美により威力がありました。ファンサービスしている時も姿勢が良かったです。
  • そして『Oh Yeah!』(嵐)へ。「Wow Wow…」でペンライトを左右に振るのが楽しかったです。会場の一体感が心地良かった。あと記憶間違いじゃなければこの楽曲で橋本さんが徒歩移動してきて筆者の数列上の席に顔を向けた時があって、目線は合ってなくても顔が正面に来たその瞬間、誇張なしに気圧されて体が一歩後ろに動きました。ブログで橋本さんのことを男役感ある顔だと何度か書いてきたタカラヅカファンですけど、改めてこのひとは顔が良いなあと実感しました。目大きいですよね。でも、タカラヅカの生徒さんだとどちらかといえば丸顔のほうが好きなのに、橋本さんは細面なんですよね。ここは不思議。
  • ここからメンバーひとりずつご挨拶の時間に移ります。セット上部に散らばる電飾が話しているメンバーの個人カラーに変わる演出。
     台風接近に伴い中止となり、振替もできなかった昨年のツアーの大阪公演に触れるメンバーが多かったと思います。作間さんは「どうする家康」出演をこの会場でお知らせしたかったと言っていたし、橋本さんは昨年のツアーを何とか見てもらえるよう「事務所と戦おうと思って」と、彼なりの控えめな言葉を付け加えつつ語っていました。
     そんな中で、髙橋さんが意味ありげな顔つきしながら黙っていると思ったら開口一番「ベイスターズ勝ってました!」には和みました。横浜DeNAベイスターズのことを喋る髙橋さんをコンサート会場で一度見たかったんですよ。勝っている日でなお良かったです。ちなみに551の件は許してないとのことでした。よく考えたらこの回が終演した時点でベイスターズの試合はまだ終わっていなかったので、公演時間に試合経過を見ている裏付けが取れてしまいちょっと面白かったです。
  • 個人的な感想ですけど、大阪公演初日の第一公演ということで気合が入りすぎたのかパフォーマンスがちょっとガチャっとなった感じはあったんですよね。このあと髙橋さんはローラーで走り始めた時に転倒したし、音が外れるとかトチるとかは他のメンバーでちょこちょこあったし。それだけライブのために5人が観客に向かって生身でぶつかっていたのかなあと感じています。
  • そして『Hi Hi Jet to the moon』からの『Hi Hi Jets』。ここでラストスパートかかったなあと思ったところに登場した新曲が『TODAY』でした。アグレッシブな雰囲気の楽曲です。予備情報を極力入れずにコンサートに行ったのでイントロのペンライトでのリズムの取り方が掴めなくて大変だったんですけど、周りの皆さんの動きを参考についていきました。変拍子かと思いましたね。橋本・井上コンビのエモい取り合わせのシーンがあったのとメインステージで何度も上がる炎は記憶しているんですが、この新曲で本編が終わった衝撃と、あと多分『Mrs. Flamingo』の影響で他の記憶がありません。というわけで早く公式YouTubeチャンネルで公開してほしいです。
    [2024/5/27追記:『TODAY』が公式YouTubeチャンネルで公開されました。

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アンコール

  • 客席の「HiHi!」コールに応えて、突然アカペラで歌われる『大阪LOVER』(DREAMS COME TRUE)の「何度ここへ来てたって」。作間さんの替えの衣類の枚数にまつわる替え歌で場を繋ぎつつ(ちなみにこの会話の内容は「HiHi Jetsのラジオだじぇっつ!」(JFN系)の「教えて!男ゴコロ」のコーナーに送られてそうなノリでした)主に猪狩さんが影ナレで客席を盛り上げ、「たこ焼きジュっとしたいよなあ?」からの『JET』。「どういう繋ぎ方!?」って思ったけどテンション上がりました。最後のほうで猪狩さんがこちら側の花道に来てくれて楽しかったです。グッズのタオル巻いていたような気がするようなしないような。
  • そして『Pika Pika』。筆者、このライブが『Pika Pika』で終わるところが好きなんですよね。例えゲームで大損して傷だらけになっても、心の中に大事なものを持っていれば前向きでいられる。そんな爽やかな後味をもたらしてくれる選曲だったと思います。『Pika Pika』の終わりが近づいていくにつれ、「楽しい!」と同時に「もう終わっちゃうんだなあ」という感情が湧いてきて、少し切ない気持ちになりました。
  • もう一度流れる『Pika Pika』のアウトロにのせてメンバーが裏にはけていくわけですけど、最後の最後に井上さんが客席に向けた締めの一言がとても熱くて格好良かったです。熱すぎて放心して一言一句はっきりと覚えておらず申し訳ないのですが、「みんな約束だ、また一緒にやろうな!」的な強い言葉をかけてくれました。井上さんはやっぱりリーダーだなあ。

 

ライブ本番以外で印象に残ったこと・覚えていること

  • 大阪城ホールのスタンド席の、割と前めの列で通路に面した席でした。スタンドのへりで右下側の視界はわずかに切れますが十分見やすかったです。メインステージには気球やエッフェル塔(かな?)を模した装飾があったり、開演前にはメインステージのセットの一部になっている小さいモニターの中で海外ニュース番組のスタジオやラスベガスの夜景っぽいVTRがループで流れ続けていました。会場内は全て撮影禁止なんですね。
  • 開演の15・10・5分前に女性の声で注意アナウンスが流れました。開演12分前くらいにサイドモニターに流れる鑑賞マナー動画がかわいくて楽しかったです。全コンサート共通なのかな。
  • 銀テープは手元に降ってこなかったんですけど、隣の席にいらっしゃった優しい方が筆者に声を掛けてくれて、1枚譲ってもらうことになりました。ありがとうございます。
  • 会場南口側の特設グッズ売り場の営業開始30分後くらいに大阪城公園駅に着く電車に乗って移動したんですけど、グッズはさほど並ばずに買えました。整列や入場口の発券、ライブ本番の小道具の撤収、音響、照明などあらゆるところでライブを作ってくれたスタッフの皆さんにも感謝です。
  • ゴールデンウィーク真っ只中のこの日は大阪城公園の太陽の広場で「CRAFT GYOZA FES 2024」も開催されていたこともあって、大阪城公園の中にかなりたくさんの人がいました。晴天の暑い日だったので、グッズのスポーツタオルだったりジャンボうちわだったりで涼んでいるのがみんなこれからライブに行く人たちなんだなあと思いながら眺めていました。
     帰りの乗り換え駅ではツアーロゴの入ったショッピングバッグを持った人やベイスターズのマスコット・DB.スターマンくんを鞄に下げた人を複数人見かけて、帰り道に色々あったんですけど勝手に親近感抱いて勇気もらってました。

 

 

 思いの向くままに書いたのでただの駄文乱文になってしまいましたが、5月16日・17日のAichi Sky Expo公演開催までに書き上げられてひとまず安心しました。

 ステージに立っている彼ら5人そして関わる全ての方々で作り出すエンターテインメントを全身で浴びたい、と望むようになってから実際に叶うまで時間がかかりました。放心状態のまま終演後すぐ時計を見てまだ15時過ぎということに驚いた濃密さが、筆者がHiHi Jetsを追わずにいられない理由の全てだなあと感じています。

「皆さんのこと恋愛感情抜きで愛しています」と時折言う猪狩さん。ファンネーム「H・A・F」を発表した2021年のYouTube生配信で「家族じゃ結婚できないじゃねえかよ」とコメントするH・A・Fと、それに大うけしつつ「だからー」「確かに!」「ファミリアだから俺たちは!!」「いいじゃん皆で仲よくしようよ」「無理だっつってんの」と口々に語ったHiHiたち。ファンに対するスタンスを明確にしつつ最大級の信頼をぶつけてくれるところをかねがね心地よく感じていたので、エンターテイナーとしてのHiHi Jetsの輝きを目撃した今、ファンとして最大級の信頼で報いたい気持ちでいっぱいになりました。
 彼らの突き進む未来に並走していくために、体力をつけて、仕事もプライベートも充実させて、今を見失うことなく、ファン代表だと思われても全く問題ないような強く優しい人間でありたい。それが今の筆者の目標です。

 当記事では触れていませんが今回の筆者の目的はHiHiのライブへの参加だけではありませんでした。そちらについては後日別の記事で公開する予定ですので、そちらもお楽しみいただけると幸いです。

 

 大声を出し慣れていなくて思った高さの声が出なかったりコールミスったりしたけど、楽しかったです!
 HiHi Jetsの5人、ライブの企画と運営に関わるすべての方々、観客の皆さん、そしてこの記事を読んでいただいた皆さん。ありがとうございました!