2025年2月16日、STARTO ENTERTAINMENTはジュニア内ユニットの一部を再編成したと報告しました。
作間龍斗さんはACEesへ。
井上瑞稀さんと猪狩蒼弥さんはKEY TO LITへ。
橋本涼さんはB&ZAIへ。
筆者がこよなく愛するHiHi Jetsというユニットは名前ごと消えました。空しい話です。
筆者はHiHi Jetsをどう捉えていたか。
誤解を恐れずに表現するのなら「最強おもしろ男集団」であり、「5組スター揃い踏み」でした。時にはおいおいと思うこともあったけれど、全員揃った時の無敵感やスター性、何をしでかすか分からない痛快さにかけては右に出る者がいないと思っています。
そして、「この人たちと一緒に突き進んで行けたなら、きっと見たこともない景色が見られるに違いない」とこれほど強く思わせてくれた存在は、きっと今後の人生で現れることはないです。
筆者はオーディション番組を見られないタイプの人間です。気に入った人が選ばれなかった場合、できたグループごと受け入れられなくなる気がして、「ならば最初から完成形を好きにならせてほしい」と考えてしまうので。ジュニアもそういうものだと分かっていたはずなのにHiHi Jetsのことは大好きで、ルックスもキャラクターもボイスも系統違いのメンバーが集まって生み出す娯楽にはまだまだ伸びしろがあると、ライブに行ったからこそ思っていました。
筆者がHiHiに持つ思い入れについては、このブログの記事の4割以上を占めるHiHi Jetsカテゴリの記事一覧を眺めるだけでも分かってもらえるのではと思います。
変化の予兆にいつ気付けばよかったんでしょうか?髙橋優斗さんの個人プロフィールの「ファンの皆さんへ一言」欄から『スーパーヒーロー』という言葉が消えた時にはもう遅かったのか、と後悔に近い感覚に陥った日もあります。
振り返ればこの5か月、楽しいこともつらいこともありました。
少なくとも、翌朝の仕事に支障が出てもいいと思いながら5人あてのファンレターを書いている時に深夜ラジオから流れた『国道二号線』(ガガガSP)の味は、いまだに忘れられません。子供の頃に聴いたのが懐かしくなって聴き直した『Do it! Now』(モーニング娘。)に背中を押されていたことも、折に触れて思い出すことでしょう。『絶対アイドル辞めないで』(=LOVE)の歌詞に心境を重ねていたら、髙橋さんのアイドル活動最終日に地上波フルサイズで披露されるという必然めいた偶然が起きたのも昨日のことのように感じます。
急に最終回を迎えてしまった「HiHi JetsのHiしか言いません!」(テレビ東京系)と「HiHi Jetsのラジオだじぇっつ!」(JFN系)で最後まで彼らを盛り立てねぎらい送り出してくれたスタッフの皆さんには心から感謝しています。このグループを応援しようと決意した2020年より前の知識は多くないのですが、今に至るまでHiHi Jetsを繋ぎとめようと関わってくれたあらゆる方々のおかげで楽しい時間を過ごせました。
4人になっても公式YouTubeチャンネルのグループ動画は面白かったです。日野多摩で絵文字だけで出会えるか企画の結末も、スカイダイビング挑戦企画で高所恐怖症の人間にもおすそ分けをしてもらえた澄み渡る青空も、楽しかったんですよ。
再編成についてどのような種類の感情を抱いているか。
HiHi Jetsとしてのパフォーマンスをもう見られない悲しみ、髙橋さんが脱退してもHiHiさえ残っていればという希望がなくなったショック、そして好きな組み合わせのメンバーが同じグループにいないと実感するたびに生まれる痛みは間違いなくあります。
あと、嫌だなあと思ったのはH・A・F(HiHi Jetsのファンネーム)が分断されること。3グループに散り散りになる、受け入れられない人が離れてしまうという意味ではないです。仲間だったはずのアイドルを、自分の意にそぐわない意志表明をしたとして失望し勝手に不信感を抱くファンの意見を目にしました。髙橋さんの脱退が発表された頃、少なくとも筆者の観測範囲には流れてこなかった意見です。また、編成前のグループがHiHi以外だったアイドルに対する意見もありました。おそらく防衛機制や受容の段階でどうしても起きる反応ではあったと思います。
再編成の対象になり扱いが変動した者、しなかった者がいます。それぞれに思うところはあるでしょうがそれぞれの美学でこの仕事に取り組んでいます。偶然にも前者が会員向けブログなりラジオ番組なり意見表明の場を持っていたがために、矢面に立たせてファンをなだめるという仕事と、場合によっては必要のない苦難と過剰な責任感をアイドルに負わせた構図に見えてなりません。それでいてジュニア公式ホームページのリリースは再編成の動機や背景について大した説明にはなっていない。2年前と変わってないなあと思いました。
「急な再編成は昔もあった」「ショービジネスの世界で背景に触れるのは野暮」という方もいるでしょうが、新会社にスタートを切ったそのときにタレントに無用な心労をかける時代は終わっていてほしかったです。エンターテインメントの力は絶大だからこそ、そこに身を置く方々の心身が擦り減らない環境であってほしいし、応援し続けられる構造であってほしい。そうじゃない組織は衰退していくのみです。
仮に内部では言葉を尽くしているとしても、今回のこのやり口が多方面への配慮に欠けていて、旧事務所の権力構造による問題が未解決なのではと疑いたくなるくらい運営の内部が不透明に見えるということは言っておきます。これは今後もアイドルを応援していきたいファン心理と独立して存在している思考です。
筆者は新グループを応援するのか。
読者の中にはお察しの方もいると思いますが、筆者は橋本涼さんと猪狩蒼弥さんを担当アイドルとしています(ジュニア情報局の「好きなアーティスト」登録は橋本さん)。
ちゃんと本心なのですが、今回できた3グループ全部を追いかけていきたい気持ちはあります。時間や金銭の事情でどうしても1つを選ばなければいけないとすれば、橋本さんの所属するB&ZAIになる気がします。でもできる限り応援します。元HiHiたちと活動することになった他のメンバーのことも知っていきたいと思います。積極的な行動を起こせているわけじゃないですが、毎日更新されるブログを読んでLIKEを押しつつ、この人はこういう感じなんだとふむふむ考えています。
白状すると、新ユニットの編成を見た時「作間さんをACEesにとられた」と思ってしまったのでACEesをちゃんと見られるにはまだ時間がかかるかもしれないと覚悟をしていました。でもひょっとしたら、2か月後には「ACEes最高!」ってこのブログに書いているかもしれません。
KEY TO LITには井上さんと猪狩さんがいるので、個人的な願望としてはSummer Paradise2020で披露された『ENTERTAINER』とBINGOで披露された『Lazy』のずきうやコンビ楽曲2つは封印しないでほしいと思っています。最終的には本人たちの判断に委ねるところですが、せっかく2人が同じグループに揃っているんだし、『Lazy』が外向けに秘匿され続けるのはもったいないという一ファンの感想です。
今後もHiHi Jetsのファンを続けるにあたっての決意の話。
作間龍斗、猪狩蒼弥、井上瑞稀、橋本涼、髙橋優斗。
筆者が次に「HiHi Jets」カテゴリで記事を書くのは、この5人が再び集まり同じ画角に収まって撮った写真か映像が、5人のうち誰かによって自主的に発信された時です。
これは願掛けであり自戒です。好きなグループひとつ守れなかったファンが、これからもファンであるために決めた条件。全員がそれぞれにきっちり社会生活を営んで、できれば望む形で成功を収めて、ファイブショットを公開しても何の問題もない状態を迎えることでやっと勝ち筋の見えてくる賭けです(ついでに言うと筆者自身もこのブログを更新できる状況である必要があります)。この賭けに勝つために、筆者は5人の選択が成功になるよう行動し、彼らのためになると思ったことは意見し、彼らの見えない関係性を分断する動きにはノーを突きつけ、自分の人生を大事にしながら生きていくことにします。そもそもこのブログのトップページの先頭に旧事務所の問題に関する記事を固定しているのも、何かを応援するにあたって決めた心構えを忘れないようにするためです。
一応ここ以外にもXやTumblr、あと各種動画サイトでも活動しているので、そちらではHiHiの話をすると思います。大好きだったアイドルが時間の経過とともに語られなくなって忘れられていくほうが寂しいのでね。HiHi Jetsに関してまとまった文章を綴るのはもうしばらく先という話です。ないだろうけど再結成とか、オリジナル楽曲が配信されるとかおめでたいニュースが来たら、ここでも反応すると思います。たぶんXよりはてなブログの方がコンテンツとして長生きしそうな気がします。
ここまで散々色んなことを書いてきましたが、なんというか、湿っぽい言葉でJetsを終わらせたくないんですよね。
ずーっとエンタメの最前線を5人がローラースケートで駆け抜けていくのがベストだったけど、どうせ幕を引くんなら叶えたいもの全部叶えて、ドーンと派手に壮大なショーやってバイバーイって去っていくべき存在でしょHiHi Jetsって。亡霊やるなら、近寄りがたい後ろ向きな亡霊よりぶっ飛んだ前向きな亡霊でありたいじゃないですか。未来に向けて結果が出るまで追跡し続ける研究のことを「前向き研究」と呼ぶくらいだし(?)。
ここで『Eyes of the Future』のOfficial MVを貼り付けたら記事を綺麗にかっこよく締められるんだろうけど、HiHi Jetsのエンドロールはきっとここじゃない。グループという形はなくなっても、HiHi Accelerate famiglia(HiHiを加速させる血の繋がりのない家族)が5人を再結集させるためにできることがまだ残っているなら、やってやろうじゃないですか。
というわけで、筆者はまだまだずっとH・A・Fでいるつもりです。
読んでいただき、ありがとうございました!