B&ZAIの単独ライブを初めて観てきました!

※公共交通機関の時間をギリギリに設定したため当日に会場近辺で撮影できた唯一の写真。
配信番組や舞台を通してパフォーマンスを観るうちに期待が高まり続けた単独ライブ。筆者のB&ZAIに対する思いが確立した公演でもあったので、遅くなりましたが記事を残しておこうと思います。
現時点で筆者が鑑賞した唯一の公演は取材が入っており、様々なメディアにライブレポが掲載されています。過去のライブ感想記事は記憶全部を残すつもりで書きましたが、今回は詳細なライブレポを各種メディアにお任せすることにして「ここでこう思ったから楽しかった」を主に綴る内容に仕上げました。筆者にまつわる蛇足な情報が結構な頻度で入ると思います。
というわけで、2026年2月27日(金)13時公演の感想記録を始めます。
※あくまで筆者の記憶と主観に基づく感想であり、実際の出来事と異なる順番だったり抜けていたりする可能性があります。また実際に観てのお楽しみの部分に触れる記述を含みますので、これからライブに行く方はご注意ください。
前半
- 1曲目は振付も歌詞も可愛いラブソング『なつ♡あい』。同じ型で色違いの衣装が好物なもので、この日の囲み取材でも着用していたメンバーカラーと黒色のチェック柄のトップスの可愛さに射抜かれました。ライブが始まる時にステージ中央の大きな台(何度も文中に登場するので以下「お立ち台」とします)上に集合していた8人が散らばり、イントロの指差しやグルグルの振付に入る時の色味が舞う花びらのよう。「ねえ……始めよう?」に相当する台詞の担当は本髙克樹さん。この日の午前中の「DayDay.」(日本テレビ系)生出演おつかれさまでした。
予習動画でコールをみっちり練習して来場したもので、バルコニー席のかなり後列からのコールは浮いてなかったかなあと後から不安になりましたが、ライブを楽しみ盛り上げるにはやっぱこれでしょという気持ちでした。自分で言うのもアレですが割と大人しそうな風貌で他コンテンツだと周りの勢いに乗って「Oi! Oi! Oi!」とか「セイヤー!セイヤーセイヤー!」とか全力コールしている人間なので、お近くの席の方をびっくりさせていたら申し訳ないです。 - 続いて黒とピンクの衣装に着替えて『First Beat』。『なつ♡あい』とまた別の疾走感を持ったこの曲につながるのが好きです。バンド編成の商業ライブに行くのは初めての身からすると、8人バンド編成は音の迫力と厚みがあって格好良かったです。8人で鳴らす(あえてこう表現)なかではこの曲の演奏が最も安定感あるように思いましたし、個人的には今野大輝さんの「鼓動が」の節回しが細やかで感動しました。バルコニー席から見ているとサビは裏拍でペンライトを振っている方が多い印象だったのですが、今後ライブに行かれる方向けに経験談を伝えておくと稲葉通陽さんのヴァイオリンの弓の動きを見て真似すれば大丈夫です。
- そして『Keep the faith』(KAT-TUN)と『Dangerholic』(Snow Man)、『スキすぎて』(現timelesz)へ。ここでいわゆる自担・橋本涼さんのボーカルが過去と比べて明らかに違うと思いました。今だから言えるんですけどHiHi Jets時代から見ていて生歌に不安があると思っていたメンバーが橋本さんだったんです。この日の彼は半年前に観た舞台「ANDO」よりも地に足をつけながら羽を伸ばすように歌っていて、成長を感じました。このコーナーでいうと、ヴァイオリンに詳しくないので間違っていたらすみませんが『Dangerholic』でピチカート奏法しながらサイドステップを踏んでいる稲葉さんが可愛らしかったです。
- バンドからダンスへ移行して1曲目の『パリピポアンセム』(現WEST.)。ここの入りの川﨑星輝さんのジャンプが高い!滞空時間組に入れそうだし、きれいなピンク髪も相まってF-LAGSの兜大吾さんを思い出しました(アイドルマスターSideMのライブを観る方にだけ伝わる感想)。ここで「タオルを回して」的なメンバーの声が聞こえてきた時、自宅から持ってきたサマフェスのタオルをペンライトと一緒に鞄から出しておいて正解だったと思いました。両側の席の方に気を配りつつ両手にそれぞれペンライトとタオルをもって控えめに回したのですが、いっそペンライトをしまってタオルオンリーにした方がよかった気がします。
- そこから『YSSB』(WEST.)と『ダイナマイト』(SMAP)。『YSSB』はジュニア公式YouTubeチャンネルで公開中のファーストライブの横1列始まりとは異なって、序盤からフォーメーションを見せてくれる形。ファーストライブの映像ではぶん投げるような「ヨウソセクシーベイビー」だった鈴木悠仁さんが、この日は「You’re so sexy baby」を言い切るバージョンでこれもこれで良かったです。『ダイナマイト』はBメロの本髙・橋本パートが好きですね。特に本髙さんが。
この曲の後にメンバーが自己紹介を兼ねて1人ずつ客席とコーレスしつつはけていきました。ここで稲葉さんが確か「皆さん僕らの100倍はいると思うんで」みたいなことを言っていて「この会場のキャパ約8000人だけど100倍か?」と心の中でツッコみました。今にして思うと「100倍“は”」と言っていたような気もしているんですが自信ないです。その場合はごめんみっちー。 - 『愛・革命』(滝沢秀明)の歌詞を思わせるナレーションで始まる平成コーナーは、平成のギャル男に扮した本髙さん・矢花黎さん・今野さん・稲葉さんによる『MATSURI☆FEVER』(Hey!Say!JUMP)と、平成のギャルに扮した菅田琳寧さんの「りんね」・橋本さんの「りょち」・鈴木さんの「ゆーみん」・川﨑さんの「ほしりん」による『私のオキテ』(チキンバスケッツ)の歌唱で幕開け。前者については何の説明もなくニコニコ動画からパチンコ大当たりへと移行する演出が大画面に流れる様子に「一体何を見せられているんだ」となりつつも面白かったです。後者についてはB&ZAIで一番好きな顔が菅田さんなもので、女装しても男前だなあと思いながら見ていました。そもそも菅田さん個人を認識したのも「『ザ少年俱楽部』(NHK)に正統派のカッコいい人がいる」と思ったのがきっかけだったので。ロングヘアに肩出しニットのイケてる姉ギャルなのに脚が勇ましいというギャップも好きです。
- ギャル男とギャルがそれぞれ紐を引っ張って1組カップルを決める遊びをすることになり、この公演ではギャル男矢花さんとギャル橋本さんのカップルが誕生。
前グループのライブで橋本さんが「有明……バカになろうぜー!」と号令かけている映像を見て以来会場でそれを浴びたい人生だったんですけど、昨年9月に公開されたファーストライブの『象』(現SUPER EIGHT)で橋本さんと矢花さんがほぼ同時に「行くぞ(お前ら)ー!」と煽っている場面を見て「この2人に煽ってもらえる人生もいいな」と感じて以来、思い入れのある組み合わせです。
カップル誕生後の『koi-wazurai』(King&Prince)でピンク色の傘に2人で収まりながら祝われたり、「一緒にとしまえん行かない?」と誘う矢花さんに対して橋本さんが「一生よろしくお願いします」と重め回答をしたり。男性アイドルグループ内のコンビについてこだわりの強くない筆者ではありますが、日替わり要素のあるライブの寸劇でやばはし成立を生で見られたのは嬉しかったです。色味もお似合いでした。 - そこから2度目の『なつ♡あい』。ここで8人が繰り広げる小競り合いの詳細はよく覚えてないのですが、1曲目の時になかった稲葉さんの口上要素をここで回収したり、「ねぇ…始めよう?」に相当するパートで橋本さんがウィッグを取り「ショートカットの美女登場」と言っていたりしていました。
- ここから2曲の和風演出は、お立ち台を活用する川崎さんと矢花さんが印象に残っています。まず電飾付きのお面をかぶった和装の川﨑さんがひとり登場し、導入で舞う姿が綺麗。次々にメンバーが登場し全員で『Hysteria』(SixTONES)と『ツキヨミ』(King&Prince)をパフォーマンスするなか、矢花さんがひとりでお立ち台に立ち、大きな月を背にして三味線を弾く姿が圧巻。舞踊や三味線の巧拙を判断できる造詣はないのですが、格好良いと思いました。
- そして新曲『KISS’N’DOL』。蝶ネクタイを解いたスタイルの衣装に身を包み、ジャケットプレイあり「M:ZINE」(テレビ朝日)で披露した天空アクロバットありのパフォーマンスを繰り広げます。川﨑さんを天高く跳ばすアクロバットがオリジナル曲に入ったのが嬉しかったですね。正確に覚えていないのですが「純白のドレスbye bye」的な歌詞が入っていた気がします。欲望を引き出す、みたいな雰囲気のセクシーな楽曲でした。『ダイナマイト』と同様に本髙さんがキケンな男って感じで良かったです。
この衣装のまま『T.W.L』(SUPER EIGHT)へ。最後に組体操的みたいにT・W・Lの一文字を作り、Tの横棒担当の矢花さんを頭側から下ろそうとして笑いが起きているのを見て、映像ソフトでしか見たことなかったB&ZAIのライブMCが始まるワクワクを実感しました。
MC
- 手持ちの飲み物でファンもメンバーと一緒に乾杯できる時間が楽しいですよね。このときメンバー用の飲み物が入っている籠にB&マネ(バンマネ)からのメッセージ付き冊子が入っていて、初の地上波特番「ナニワでバンザイ!自分トリセツ0」(ABCテレビ)の情報解禁となりました。表紙に「ドましたきンきン」と「どわっす~」が書いてあったこの冊子、中身は報道機関向けの説明文だそうです。
「どの組み合わせでロケ行ったかここで出したら、見てくれる?」と客席に呼び掛けてからロケのチーム分けを再現してくれたんですが、喋りながら自由に動いたために一発で完成しなかったのは笑いました。あと、菅田さんが「拡散していいよ」を「カクセンしていいよ」と言い間違えたところも。 - 川﨑さんがメディアの記事に採用されるような言葉を言いたいと躍起になっていたのですが、後から合流したメンバー2人がよりキャッチーな言葉をさらっと挙げて……という流れがありました。でも川﨑さん案の「ダッシュダッシュ!」が個人的に一番好きです。ここで「星輝って狩野英孝さんみあるよね」という感想がメンバーの誰かから出て、15年来の50TAファンの筆者は心の中でにこにこしました。
- 本髙さんがライブ当日に「DayDay.」に出演したことにちなんだ時事ネタでいうと、今野さんが“りくりゅうペア”にピンと来てなさそうで面白かったです。川﨑さんは途中まで見たそうなのですが、金魚の話題が出たところを知らないという理由で番組を見てない判定にされていました。
- この公演で一番遠くから来た観客を探したところスウェーデンという返答があり、「スウェーデンから来た人が悠仁のうちわ持ってるの分かる気がする」という意見が出て鈴木さん自身も「彫りが深いから」と言ったあと、本髙さんが急に「〇〇大学って知ってる?(相手の反応を聞いて)知らないかー」と話しかけていてびっくりしました。大1か2の時に留学を考えていたとのことです。多分ルンド大学。
後半
- このライブが始まる前、『BML』はファーストライブだけの楽曲なのかなと思っていたんです。だからスーパーりんねさんを呼ぼうとなった時に「やるんだ!?」とびっくりしたんですけど、振り返ってみれば筆者がB&ZAIのライブを好きだと思う理由の1つが詰まっているのがこの曲。会場みんなペンライトを赤色にしてスーパーりんねさんをお立ち台に召喚し、スーパーりんねさんの真似をしてリップクリーム塗る動きやセトリにない『チャンカパーナ』(NEWS)の振りコピをするあの時間が、すごく楽しかったんですよね。メンバーの個性をアピールしつつ面白く楽しく真面目に会場も盛り上がるって理想的だなって思いました。日本武道館公演でも『BML』をやってほしいので、武道館の規制に引っ掛からないことを真剣に願っています。
スーパーりんねさんが持っているペンライトの色によって指名されたメンバーが客席に降りて観客のお悩みを聞き、スーパーりんねさんがジェスチャーで解決するという流れでお届けする『BML』。1人目の観客の「あくびをして唇の端が切れてしまう」というお悩みが解決した後、2人目の観客として指名されたのが小山慶一郎さん(NEWS)。橋本さんが指名するまで、この回を観に来ていらしたとは気づきませんでした。おそらくバルコニー席からマイクなしの地声で「胸筋を鍛えるトレーニングを知りたい」というお悩みを言っていて、声の通りと大きさが流石でした。
下手側の眼が隠れているスーパーりんねさんはイケメンアンドロイド感が増して格好良かったですし、お立ち台の両脇のスパークラーから火花が発動したのも面白かったです。『BML』の次の曲『恋のABO』(NEWS)の菅田さんはスーパーりんねさんが破いた白のタンクトップの上にジャケットを羽織って踊っていました。 - ここから4曲が確か「B&ZAI Theater」のコーナー。『Ain’t No Dream Over』はB&ZAIオリジナル曲の中で最も好きな楽曲でして、舞台の楽曲ということもありセットリスト入りに安堵しました。鈴木さんのラストのフェイクは筆者が観劇した時よりも出力大きくパワフルで、終わり際が色香滲む感じになっていたのが印象に残っています。川﨑さんと稲葉さんのアクロバットはハイタッチになっていて、菅田さんのアクロバットはいつも通り。スーパーりんねさんが破いたタンクトップはこの曲が始まる前に綺麗なものに取り替えられていました。
- 続く『YOU』(KAT-TUN)は個人的に初めて聞く楽曲で、「あなたのために生きていいかな」「あなたを好きになっていいかな」という歌詞とメロディの組み合わせがスッと入ってくる純なラブソング。もしこの歌詞通りの問いかけをしてくる人が身近に現実に居たら「わざわざ聞かなくていいよ」と野暮なことを思ってしまう性格なのですが、B&ZAIは半分近くのメンバーがしてきてもさほど違和感のないあたりが巧妙な選曲だと思いました。解釈違いだったらすみません。
- そんな『YOU』から『狼青年』(Hey!Say!JUMP)へ。この曲では「狼少年、もう一度[二度と]」のパートを担う頻度が高い橋本さんの静かな迫力に見入りました。細かくは覚えていないんですがパート分けを確認するためにもう一度見返したい楽曲です。ドキッとする歌詞が含まれる楽曲なので2時間以内に聞いたばかりの『KISS’N’DOL』の歌詞をどうにか思い出して比べようとしたのですが、如何せん新曲なので難しかったです。『KISS’N‘DOL』のパフォーマンス動画は早く公開されるべき。
- そして『静寂のパレード』(King&Prince)はオープニングのメンカラチェック衣装に着替えて鼓笛隊風の演出で披露。川崎さんのバトントワリングが綺麗でした。あと本髙さんが「星を見逃さないように」と言っていて、どういう事かなと思ったそばから星役の矢花さんが想像以上の速度でステージ駆け抜けていったのがちょっと面白かったです。
筆者がB&ZAIを好きな理由の1つはきっと、結成時の想像よりも幅広く“何でも屋さん”をやっているところなんだと思います。初期アーティスト写真の通りクールなバンド路線一本で突き進むのかなと想像していたのですが、他作2つ目のオリジナル曲は可愛い『なつ♡あい』だし、そもそもアクロバットのできるメンバーが半数近くを占めるので非バンド曲の魅せ方にもバリエーションがあるし、体力や知力において無二の称号を持った者もいて、彼らを1つのジャンルに収める道理はどこにもなかったんですよね。初期のYouTubeで「助長し合うとドマイナー」になる可能性をメンバー自ら指摘したくらい穏やかでまったりと懐深い空気感は変わらずに、オリジナル・カバーともに多様な楽曲群をロックとアイドルの振れ幅として提示する戦略は、アイドルを総合エンターテイナーと捉える筆者にとって最も馴染むものでした。アクロバットや和装など視覚的にも華やかなパフォーマンスが繰り広げられていて、人生初のバックステージなしアイドルライブでも楽しかったと自信を持って言えます。『静寂のパレード』も、客席から星に願いをかけたくなるパフォーマンスでした。 - メンバー全員がはけた後、中央の大画面にツアーのオフィシャルグッズの撮影風景をもとにした個人映像がひとりずつ流れます。ロック面とアイドル面の両面うちわが話題になったツアーグッズですが、YouTubeの想像推し活回でロック面にメンバーが笑いを抑えられなかった仕上がりの稲葉さんは、個人映像もやっぱり可愛い感じでした。映像が終わるとアコギを持った橋本さんが登場し、バンドコーナーの開始。衣装は前半のバンドコーナーで着用していた黒ピンクです。
- 『青天の霹靂』(KAT-TUN)で「かっけー!」となってからの『truth』(嵐)のイントロは高揚しましたね。ファーストライブの映像ソフトを見た時も思ったんですけど、バンドコーナーの曲間がほとんどなく進んでいくのが心地良いです。筆者、宝塚歌劇で一番好きなショーが「バビロン~浮遊する摩天楼~」(2004年、星組)なんですよ。場面転換の暗転がほとんどなく、息つく間もなくスピーディーに展開していくショー。当人たちはそんなつもりで作ってないでしょうし作品の方向性も異なるのですが、一兼任ファンが客席からこのショーを思い出したというだけなのでここに書き残させてください。
ちなみに、筆者はかつてこのブログでHiHi Jetsのことを「宝塚歌劇団の各組スター揃い踏みと思って見ている」と書きました。HiHiがそうだとしたら、B&ZAIは誰がどの組出身とは言いませんが5つの組から集められたスターたちが第6の組に居場所を作ろうとしているイメージです。 - 『truth』はYouTubeのパフォーマンス動画と同様に菅田さんの低音ボーカルが格好良かったです。『Something from Nothing』(SixTONES)はデスボイスがすごい。後半のバンドコーナーは数名サングラスをかけていたんですが、鈴木さんはしていないのがここで映えていた気がします。
このあたりから今野さんのボーカルを押し出した楽曲も欲しいなと思い始めました。結成当初は謎めいていて掴めないと思っていたのですが、YouTubeやブログ「B&SCORE」や雑誌の記事等を通して知っていくうちに面白い人だと思うようになって、今となっては「いてくださるだけで素晴らしい」存在になりました。そんな感覚をアイドルに持つのは筆者としてはかなり珍しくて、言葉にできない魅力のあるアイドルだなあと思っています。W主演ドラマも楽しみです。 - そして『BLACK FIRE』(NEWS)。とても好きです。ライブ後に聴いた原曲が素晴らしいのは前提として、B&ZAIのバンドスタイルカバーはそこに青春と刹那の要素が乗っかっているように感じました。魔術が登場するバトルアクション系少年漫画がテレビアニメ化した時のオープニング主題歌みたいな仕上がりです。脳内で絵コンテを描ける気すらしてきました。原曲がノンタイアップだったとは信じ難いです。
アニメついでに言うと、「燃やせ」か「覚ませ」の時にモニターに抜かれた、下手側に体を向けつつ顔を正面寄りにした橋本さんの作画がマジでアニメだなあと思いました。曲の終盤に矢花さんがお立ち台に上ってベース本体から火花が出た時は驚きました。そういうことも技術的に可能なんですね。 - そこからしばらくの静寂に包まれて、メンバーカラーの光8筋がステージ上の照明から降り注ぎ、確かピアノソロからの『One Love』(嵐)へ。本編を締めるバンドアレンジの『One Love』にジーンと来ましたね。感動しました。本編をこの曲で締めようと案を出した方にいくらか包みたいです。
アンコール
- アンコールは客席降りで『オリジナルスマイル』(SMAP)と『さぁ生きまくれ!wonderful life!』(A.B.C-Z)。一番近くに来たメンバーは髪型からいうと稲葉さんだと思いますが、通路から離れた席だったのでほとんど見えなかったです。2つ隣のブロックには本髙さんがいた気がします。というわけで、モニターを見ながらペンライトを振って会場を盛り上げることに全力を尽くしました。
- 2曲歌ったところで突然中央の大画面に「ATTENTION!」の文字が流れたんですけど、筆者はほぼ情報を入れずにライブに来たので一瞬「いつもこういう演出がアンコールにあるのかな?」って思ったんですよね。それが違うと理解するまで少し時間がかかりました。ツアーロゴにあるサイのキャラクターの言葉がファミコン風フォントで表示されて、確か会場の皆さん、BaetZ(ファンネーム)、B&ZAIメンバーの順に盛り上がっているか質問してきました。それで「夢の会場(場所だったかも)を追加しました!」的な言葉が表示され、「日本武道館」の文字が現れた瞬間はコーレス時に匹敵する大声が出ました。ただ同時に冷静な自分もいて、この場に居合わせられるのは1回きりだからメンバーの様子を覚えておかねばと思ってモニターを見たんです。そしたら橋本さんが泣いていることに気付いて、矢花さんを武道館に立たせたかったと語る姿に胸がじーんとなって無理でした。
本髙さんだった気がしているんですが「しかもみんな、土曜日公演あるよ!」と言った時の会場が盛り上がりたるや。MCでも客席に向けて有給のことに触れていましたし、応募できなかった方、予定空けたけどご用意されなかった方、色々ありましたから。そのままお立ち台に8人が登って記念撮影したり、菅田さんが鳥肌をお客さんに直接見せようとしたり、誰か思い出せないですが「あのサイってあんなにしゃべるんだね?」という感想を述べたりつつ、バンドスタイルの新曲へ。矢花さんがせっかくだからとB&ZAI Theater時に使ったハットを被ろうとしたりしていました。 - 新曲2つ目の『衝動Never end』。題名からは激しいロック曲を想像したのですが、実際の曲調は結構爽やか。でも歌詞に「覚悟」「朝」といった言葉が登場して、B&ZAIのムードに合った曲が選ばれた気がしました。サビで菅田さんと本髙さんが手を左右に振っているので、そこを真似してペンライトを振れば大丈夫です。
- 『衝動Never end』の演奏が終わりメンバーがはけていく中で最後に残ったのが矢花さん。各種メディアに記載があるのでそちらを確認していただければと思うのですが、突然の発表をふまえた彼の言葉を現地で聞き、筆者は「矢花さんがいるなら大丈夫だ」と強く感じました。
これまで見たライブの中では演者との距離が最も遠い席だったのですが、メンバーが奏でる音で常に存在を感じられるという点がバンドスタイルの良さの1つだと筆者は見つけられた気がします。セットリスト全体としては知らない曲も題名だけ知っている曲もあった中、声を出したりタオルを回したりペンライトを同じ方向に傾けたりして、一体感を生むように作られているおかげでとても楽しく参加できました。
そんな「ROCK’N'DOL」は素敵なライブだけど、向上の余地があると現地で感じたのも事実。冷静かつ思慮に溢れる矢花さんのこの時の言葉選び1つ1つに、私はきっと昨年のフェス経験後のB&SCOREを回想したんだと思います。彼が音楽隊長なんだから日本武道館公演はより良いものになるという確信が生まれた瞬間でした。 - 気分を悪くされる方がいたら申し訳ないんですけど、日本武道館公演の発表のときに「昔似たような感覚を抱いたな」とライブ後2日間近くずっと考えていて、見つけ出した答えは「五騎当千」開催発表のYouTube生配信でした。
誰が何と言おうと、光を掴んだまま、もうその場で足踏みはしたくないしさせたくない。B&ZAIがB&ZAIとして活動を続けられるために、ファンとしてできることは何でもやろう。
筆者にとってその思いを確立させた公演が、2026年2月27日(金)13時開演の「B&ZAI LIVE TOUR 2026 -ROCK’N’DOL-」でした。
ライブ本番以外で印象に残ったこと・覚えていること
- 東京ガーデンシアターに向かう際に乗り換え案内の「BRT」表記を見逃して新橋からゆりかもめに乗ってしまったのですが、「あれがM-1グランプリ準決勝会場の竹芝か」とか「SideMとコラボしたジョイポリスがある」とか「この間の『逃走中』(フジテレビ)で見たTOYOTA ARENA TOKYOだ」とか、いろいろ発見しながら遠回りするのは楽しかったです。
行きの時に見た風景は私のこれまでの人生で遭遇したコンテンツ関係が中心でしたが、何の気なしに車窓から眺めたお台場海浜公園は帰路の途中で更新されたバンチューブの舞台の1つになっていて、別の思い出が後追いで生まれたみたいな感覚になりました。
読んでいただき、ありがとうございました!