先日テレビを見ていた時に目に飛び込んできた「テレビ朝日開局65周年記念」の文字。そこで気付きました。
2024年は50TA誕生から15周年ということに!
『モンバス』ことMONSTER baSH出演のお知らせにもびっくりしましたが、来る7月3日にはなんとEX THEATER ROPPONGIで「これで見納め?完全燃焼ライブ」と銘打ったソロコンサートが開催予定。
というわけで今回は、2024年6月現在音楽配信サービスで公開中の50TA楽曲全23曲(バージョン違いを除く)について、個人的オススメポイントを紹介したいと思います。既に同じ試みをされているブログ等もいくつかありますので、できるだけ異なる視点を心掛けていきます。
※20曲以上もあると何から聴けばいいか分からないかもしれませんので、筆者の主観で選んだ50TAビギナー向け楽曲に★マークを付けてあります。もしよければご参考にどうぞ。
かつてテレビの前で頬が痛くなるほど笑いながらツッコミを入れていた視聴者の視点でお送りしますので、語気が強い部分が多々あると思われます。レビュー部分は常体で、人物名は敬称略です。ご容赦ください。
音楽配信サービスに記載のリリース年も併記しましたが、楽曲の並べ方はリリース順でも再生回数順でもなく50音順です。配信されていない楽曲は除きます。
- ★あそこへGO
- あまがみhold me
- ありがとうございます
- ★インドの牛乳屋さん
- エキサイティング
- Over the rainbow
- ギラギラビンビン
- ギリシャの女神
- GO TO HEAVEN
- 紅葉に抱かれて
- ★スタートレイン
- Dynamite Vitamin Dvd~魂SOUL~オリジナルVer.
- チャイナダンスホール
- nice song
- 涙 ~アルバムバージョン~
- ノコギリガール~ひとりでトイレに行けるもん~
- ★PERFECT LOVE
- ファイティングポーズ
- 50TAラップ~東京寄り道メロディ~
- ヘビーメタルステーション
- Bell sound
- HOT WATER
- ★ラブアース(弾き語りVer.)
- ラブアース(アレンジVer.)
★あそこへGO
シングル『ギリシャの女神』収録で配信中(収録3曲のうち2曲のタイトルがちょっとアレなので「ギリシャの女神」が表題になった可能性あり)。2020年。
字余り気味に詰め込まれるボーカル、メロディーの緩急、明るいサウンドなど、50TAの代名詞といえる要素の多くを満たしているのが特徴。『ギリシャの女神』収録曲の中では最もとっつきやすい1曲と思われる。
中身のない歌詞がラスサビだけ妙に具体性を増すところに注目。
あまがみhold me
同名シングルで配信中。2016年。
映画監督ドッキリの一環で主題歌として制作しただけあり、映画館を爽やかな気持ちで出られそうな曲調に仕上がっている。基本的にポジティブシンキングだが最後だけちょっぴりほろ苦いバランスの歌詞も50TAらしさの1つ。
「君が似合うっていうから 買った服はバカにされたよyeah」というあんまりすぎる歌い出しに衝撃を受けた人もいるのではないだろうか。
ありがとうございます
同名シングルで配信中。2017年。
素直な気持ちを切実に歌い綴ったシンプルなバラード。特にCメロの畳みかけは絶品。
「ボクはマンモス」で若干「ん?」となるが、一応ちゃんと意味は通っている。
★インドの牛乳屋さん
アルバム『50TA』収録で配信中。CDあり。2010年。
転調や曲調変化が特徴的な50TA楽曲の中でも、特にブログレとの呼び声高い作品。50TAデビュードッキリの協力者・パシフィックムーンレコードが東洋音楽に強いこともあってかアレンジも本格的である。
タイトルだけを与えられて制作した結果、Bメロは「そんなわけあるかい」の連続。インドの皆さんすみません。
エキサイティング
同名シングルで配信中。2016年。
2000年代前半のテレビ東京系夕方アニメのオープニングにありそうな、BPM高めのハイテンションソング。
とにかく元気の出る歌詞が楽しい。
Over the rainbow
同名シングルで配信中。2016年。
テーマパークのようにキラキラしたサウンドと、架空生物がたくさん登場するファンタジックな歌詞は相性抜群。サビの最後は初聞きで困惑必至。
明らかにSEKAI NO OWARIの「Dragon Night」を意識した楽曲であり、ライブでの演出(トランシーバー)はもはや言い逃れ不可能なレベルである。
ギラギラビンビン
シングル『ギリシャの女神』収録で配信中(収録3曲のうち2曲のタイトルが以下略)。2020年。
“毒を盛るけど愛しているので解毒剤を添える”という複雑な恋愛心理を描いた楽曲……ではなく、松陰寺太勇(ぺこぱ)扮する新登場のライバル・50PAと闘う気持ちを歌にしてほしいというお題で作った楽曲。とはいえ、タイトル通りのギラギラ感は楽曲全体を通して失われていない。
ちなみに50PAも楽曲配信中。誤解を恐れずに言うのであれば、50TAがラルクで50PAがグレイみたいな個性の違いがある。
ギリシャの女神
シングル『ギリシャの女神』収録で配信中(収録3曲のうち以下略)。2020年。
かつて狩野と交際していた女性タレントの名前を楽曲に盛り込めないかとロンドンブーツ1号2号の田村淳に依頼された楽曲。50TA自身の妥協点を探った末に、「さり」で韻を踏み続けるサビの歌詞が誕生した。
女性のバックコーラス1名がスタンドマイクで帯同するのがお約束。
GO TO HEAVEN
アルバム『50TA』収録で配信中。CDあり。2010年。
50TAでは意外と貴重な、フェードアウトで終わる楽曲。転調やカオス展開がないのでサラッと聞ける。
ホテルのペイチャンネルを見て作ったという情報を入れなければ結構いい曲である。
紅葉に抱かれて
アルバム『50TA』収録で配信中。CDあり。2010年。
紅葉を見に行こうというシンプルな題材とちょこちょこ挟まる奇天烈な歌詞をうまく組み合わせて爽やかに仕上げた佳曲。「土日は千円 高速走らせて」の歌詞に時代を感じる。
実は番組放送時から「コミュニケーション」を「コミュニュケーション」と発音しており、そのままCDに収録され配信されている。ちなみに、プロ野球選手の登場曲として使われたこともある*1。
★スタートレイン
アルバム『50TA』収録で配信中。CDあり。2010年。
摩訶不思議な歌詞、予測不能な展開、その割にやたらと良いメロディーなど50TAの基本要素が詰まっている。アルバムの1曲目を飾った、ある意味入門編の作品。
Dynamite Vitamin Dvd~魂SOUL~オリジナルVer.
同名シングルで配信中。2016年。
「何となく ただ何となく じゃなく」は耳に残ること間違いなし。
大サビで突然メロディーの雰囲気が変わるが、そこからの盛り上がりはさすが。
チャイナダンスホール
アルバム『50TA』収録で配信中。CDあり。2010年。
オリエンタルリフを活用したしっとり系ソング。CDのブックレットによれば、本物の二胡の音が使われている。
サビは聴いているうちにお腹が減ってくること間違いなし。
nice song
同名シングルで配信中。2017年。
ある人間の気持ちが「盛り上がっていく」のではなく「盛り下がっていく」様子を描いた、世にも珍しい楽曲。
頻繁に挟まれる間奏からは、メロディーを違和感なく繋げながら矢沢永吉っぽい世界観を表現しようとするアレンジャーの努力の形跡がうかがえる。
涙 ~アルバムバージョン~
アルバム『50TA』収録で配信中。CDあり。2010年。
狩野が番組で初めて披露したオリジナルソング「涙」をアルバムバージョンとして収録したもの。つまり50TAの始まりの楽曲。
優しいメロディーのラブソングなのだが、ラスサビを外国語っぽくしたかったのか、この部分には初見で笑わずに読み上げられる人間がいるとは思えない歌詞が付いた。
ノコギリガール~ひとりでトイレに行けるもん~
アルバム『50TA』収録で配信中。CDあり。2010年。
CD化ドッキリ企画の中心を担った楽曲で、アレンジャーの所属先であるavexサウンド全開の編曲が施されている。青木さやかへの提供楽曲のセルフカバー。
サビの歌詞はしりとり形式の言葉遊び。50TAには珍しい低年齢層向け楽曲だが、大人が聴いても結構楽しい。
★PERFECT LOVE
アルバム『50TA』収録で配信中。CDあり。2010年。
「いとしさと切なさを兼ね備えてる“男子”」のフレーズは、無茶振りを受けて即興で披露したものをそっくりそのまま使用。その結果、一度聞いたら忘れられない楽曲に仕上がっている。
ここのコールアンドレスポンスがライブでの盛り上がりポイントの1つ。
ファイティングポーズ
同名シングルで配信中。2016年。
「なんてちっぽけな弱い自分でも 笑って笑って 時に涙してまた笑う」からも分かるように、50TAらしい繊細さと前向きさがよく表れた楽曲。しかし聴き終わると奥歯のことしか頭に残らない。
「ちっぽけ」で勘の良い方はもう気付いたかもしれないが、全体的にFUNKY MONKEY BABYS風味。
50TAラップ~東京寄り道メロディ~
アルバム『50TA』収録で配信中。CDあり。2010年。
50TAの東京観をヒップホップ調の音楽にのせてお届け。山手線ゲームはライブでの盛り上がりポイントの1つ。
基本的に根が素直なナルシストゆえ、仕掛け人(の裏にいるロンブー淳)の言葉に乗せられた結果「エコロ・ジー」や「ギッポンロ」など不思議な歌詞が見受けられる。
ヘビーメタルステーション
アルバム『50TA』収録で配信中。CDあり。2010年。
迫力溢れるギターをはじめとしたサウンド面に一聴の価値あり。CDのブックレットにはマーティ・フリードマンや大村孝佳らがSPECIAL THANKSに名を連ね、実際にステージで演奏した。
金属に対する思いに一貫性のない歌詞にも注目。
Bell sound
同名シングルで配信中。2016年。
サンタクロース目線の心温まるクリスマスソング。「シャンシャンシャンシャン…」のメロディーラインが50TA節。
Cメロ他に言うことなかったんかい。
HOT WATER
アルバム『50TA』収録で配信中。CDあり。2010年。
2番が始まるまでに曲調が3回、BPMが2回変わる怪曲。
歌詞は全体的にテンション重視だが、筆者は「続きはあ・と・で◆(ハートマーク)」と「しばらくお待ちください」がお気に入りである。
★ラブアース(弾き語りVer.)
ラブアース(アレンジVer.)
同名シングルで配信中。2020年。
50TAが当時3年ぶりに送り出した、苦しい状況から立ち上がる勇気をくれる1曲。「何コレ?すっごーい!」のキラーフレーズは何度聞いても色褪せない。
弾き語りバージョン公開後に視聴者からアレンジを募りそれらを組み合わせたアレンジバージョンを公開したという経緯があり、配信音源も2通り。甲乙つけがたかったが筆者の好みで★を付けた。
「音楽界の革命児」の二つ名は伊達じゃないことがお分かりいただけたでしょうか。
これまで筆者が好きになったミュージシャンはいろんなジャンルに複数組いますが、聞いていて笑いが止まらない楽しさに関しては50TAがピカイチです。
さあ、みんなも50TAの世界に飛び込もう!
読んでいただき、ありがとうございました!
