gzmlhzmkwq7w3の日記

 自分の趣味とか雑感その他を、気が向いた時に書き連ねる予定です。

HiHi Jetsの5名を宝塚に組配属してみたい

 マイペースに宝塚歌劇を楽しみ続けて6年目。
 正直苦境にあるとは思うが、私は宝塚歌劇団が好きだ。
 1つの公演に関わる全ての方々の努力と情熱が実を結んで生まれた、きらめきの結晶に満ち溢れたような舞台が恋しくて仕方ない。いつか再び宝塚大劇場に行ける日を心待ちにしている。

 そしてここ数か月の間に、ジャニーズという一大ジャンルに片足を踏み入れた。
 特に好きなのはジャニーズJr. 内ユニット「HiHi Jets」である。
 ローラースケートを用いた痛快でクールなパフォーマンスもさることながら、フィクションの設定かと思いたくなるようなメンバー5名の豊かな個性とそのバランスも魅力である。

 こうして様々な思いが爆発した結果、タイトル通りの発想に至った。

 かつて好きなソシャゲに登場するアイドルの宝塚入団~退団後まで同じような感じで考えたことがあるので、もうなんか何も怖くなかった(?)。
 結論からいうと、だいたい上手く行った。

 

※筆者は宝塚歴のほうが長いので、宝塚ファン目線強めです。後半に行くほど筆がのって文章量が多くなりましたが、思い入れに差があるわけではありません。
 HiHiの5名は先述のソシャゲアイドルと違って年を重ねますし、年少2名に至ってはまだ宝塚音楽学校*1(以下「音校」)を受験できる年齢です。それゆえ、想像できた範囲が中途半端です。あくまで2020年9月時点の空想であることにご注意ください。
 特に画像は貼りませんが、HiHiは宣材写真よりも動いている姿のほうが筆者のイメージに近いです。参考までに、今年8月に行ったコンサートの舞台裏密着映像(公式)のリンクを貼っておきます。※
https://www.youtube.com/watch?v=baUMc0eBtFY
https://www.youtube.com/watch?v=sG0C9ZVWctw [追記 0:11で花組ポーズっぽいことをしているHiHi]←[2021-03-28追記 YouTubeから削除済]

 それでは独断に基づく空想組配属、いってみよう。

 

 

花組 → 橋本涼

  • この色気は花組で熟成させたい。
  • 宣材写真は短髪すぎるけど、明るい茶髪だと若手男役感が増すよね。それに輪郭が花組だもん(?)。
  • このままでは色気と見た目の話だけになってしまうので、真面目に書きます。
     花男(=花組男役)の格好良さって、積み上げてきた鍛錬とそれに対する誇りが裏打ちしている気がします。
     はしもっちゃんを見ていると、自信がないのかなって時々感じるんですよ。あんなに顔が良いのに。見た目の印象に反して控えめというか、謙虚なのが彼の良いところでもあるんですけど。
     だから、花組という環境で自信と誇りを表現してほしい。黒燕尾とキザりが似合う、美しく色っぽい立派な花男になるポテンシャルは彼が一番持っています。
  • 入団前はたぶん市民劇団に参加とかそういう形で芸能には触れていたけど、全国ツアーを観劇したのをきっかけに宝塚入りを志してバレエ始める。
  • 中卒時の受験で1回落ちて高1修了の受験2回目で音校受かってそうだけど、はしもっちゃんとみじゅきは同期がいいのでやっぱり中卒一発合格ですね。
  • どちらかといえば芝居よりショーで輝くタイプ。というか、「BEAUTIFUL GARDEN」(花組のショー、2018年)の中詰でアロハシャツ着て踊ってそう。
  • 舞台外でもキザるのかと思いきやふわっふわしているので、そのギャップでファンが増える。天然ボケゆえに言い間違いが多々あるので、新人公演*2(以下「新公」)の主演挨拶で喋るときは同期にハラハラしながら見守られている。
  • 組替え*3することはなく、ずっと花組花組じゃないとしたら宙組だけど、どちらにせよ組替えはしない。

 

月組 → 井上瑞稀

  • 歌唱力のあるフェアリー系*4男役を輩出した実績のある月組なので。
  • ロールモデルとしては、涼風真世さんと明日海りおさん。両者のハイブリッド的な方向で育てたい。
  • というか研4~6(=入団4~6年目)あたりで、娘役転向*5させたいのかってくらい女性の役が回ってくる時期ありそう。月組だからたぶんそういうことする。もともと素顔も娘役級に可愛いし、舞台ではプロとしてしっかり娘役をやり切るので、きっと評判も良い。
  • でもみじゅきは小学生の頃に東京宝塚劇場で観た男役スターに強く憧れて「こんなふうになりたい」と思って入団したので、転向せずに男役を貫き通します。そのこだわりの強さでまた人気が出るし、屈折していたり闇深かったりする役がやたらと似合う存在になる。新公初主演は人間じゃない役。
    (リアルにみじゅきのジャニーズ入りのきっかけだったHey! Say! JUMPの山田涼介さんは、月組生え抜きでトップスターになってそう。年齢差的には、みじゅきの音校受験直前に新公初主演くらいだろうか)
  • 月組生になったらちゃんと自前のアフロ*6を持ってくれそうだし、そういう意外なノリの良さも月組っぽいと思う。
  • 中卒時の受験で一発合格、音校時代も成績優秀なので委員やっていた。はしもっちゃんとはもともと面識なかったけど寮が同室で、生年月日が1日違いと知って互いにびっくりしてそう。
  • 注目されるきっかけは研2で抜擢されたカゲソロ*7の透明感ある美声。そこから新公でいい役が付き始める。スチール写真やポートレートは外れがないと評判。
  • どこかのタイミングで組替えすると思う。雪組花組に。雪に行ったら「みじゅきって思ったより背高いね」って言われるし、花に行ったら「はしもっちゃん居るじゃん」って言われる。どちらかといえば花に行って、互いがどんな立場になろうと仲良くやっていくと思う。

 

雪組作間龍斗

  • パフォーマンスから雪組らしいしっとりした優美さを感じ取ったが、それだけではない。
  • 第一印象は完全に宙組。HiHiで最も長身、最後の追加メンバー、おまけにメンバーカラーが紫とくれば宙組で決まりと思っていたのですが、果たしてそれでいいのかと自問自答してこうなったのでちょっと聞いて下さい。
  • 作ちゃんについて考えるほど感じるのは、どんなことをしていても「無機質感」が漂っているという凄さ。多方面に隙のない能力、大人びた容姿、そして思考回路が謎の風変わりな言動……。もうすぐ18歳の青年ということは分かっていても、本当は人間の感情を学んでいるヒューマノイドロボットなんじゃないかって思えてくることも。
     他方、雪組の特徴は「情感」だと個人的に考えています。それが数多の日本物*8上演経験によって培われたものか、直近のスターたちの芸風によってそんなイメージになったのかはさておき。
     つまり、作ちゃんが自在にコントロールできたらとんでもないことになるんじゃないか、というものを持っている組に配属してみたいと思いました。
  • まあいろいろと御託を並べましたが、稽古で浴衣を着る作ちゃんが単純に見たい。所作が絶対に美しい。書生の役やってほしい。
  • 入団前はクラシックバレエをやっていたけど、背が伸びすぎたと思った矢先に宝塚歌劇団を勧められて、ファンになって受験した。きっと中卒一発合格。音校時代はずっとピアノの首席。
  • すらりとしたスタイルと技術の高さから、実体のない概念やメタファーを擬人化した役には下級生の頃から定評がある。芝居で主人公の心情を台詞なしで表現する「影」の役に研5くらいで起用される。
  • 新公初主演は一本物*9の1幕・2幕で主演が分かれる形式の作品。カフェブレ*10にもう1人の主演である1期上の男役と一緒に出演したところ、トークの内容も間合いもあまりに独特すぎたので1期上の男役にたくさん世話を焼いてもらった。
  • なんだかんだで宙組は1回通ると思う。月組でもやっていけるんじゃないかな。

 

星組 → 髙橋優斗

  • 「君が星組じゃなきゃ誰が星組だ」レベルに星組
  • バリバリの体育会系育ちでおしゃべり上手、観客を煽る姿から感じられる熱は星組がよく似合う。
  • 念のため触れておくと星組のイメージ自体は割と変遷している印象で、「コスチューム物*11」「ゴージャス」「濃い」など、それぞれ思い入れのある時代によって何を挙げるかは変わってくると思います。
     そこでゆうぴーですよ。どんな私服よりもステージ衣装が似合ってしまうゆうぴー、きっとコスチューム適性バッチリ。どの時代に居ても意外としっくりくるのでは?
  • 中学まではずっとスポーツ一筋。高校入学後、小さい頃に観てから好きだった宝塚の公演を観に行く機会があって、「入るチャンスがあるなら受けるべきじゃないか」と思い立つ。バレエや声楽は受験半年前くらいからしか習えなかったけど、高2修了の受験1回目で合格。音校入学後は根性で授業に食らいつく日々を送る。
  • 組配属直後から「特定の場面だけすごく大きな声が聞こえる」と話題になり、Wトリオ*12起用で「あの声ゆうぴーか!」って発覚しそう。
  • 成績は上位じゃないけど役が付くのは早く、研3辺りで主人公の何人かいる仲間のうちの少年役とかに抜擢されて名前が知れ渡るし、舞台度胸とキャラクターで上級生やファンに愛されるようになる。楽屋入りする時のファッションもいろんな意味で注目される。
  • 新公主演が巡ってくるのも結構早い。初回は「新公らしい出来だったね」とか言われるけど、2作目では見違えるような成長を遂げる。
  • できれば星組生え抜きのまま育てたい。でも、こういうタイプほど学年上がってから突然組替えになりがち。

 

宙組 → 猪狩蒼弥

  • 一番しっくりくるのが宙組だった。
  • 先人への尊敬と柔軟性を持ちつつ自分の信念や独創性は何があってもブレさせない、ガリさんのエンターテインメントに対する姿勢が凄いと思ったので、ガリさんが一番やりやすそうな組を選びました。
  • 伝統のある環境で個性を発揮しているという点では花組月組でも見てみたいと思ったんですけど、ガリさんの生き様はともすると型破りというかファンキーに映りすぎるんじゃないかって。宙組は他の組と比べて歴史はまだ浅いぶん自由度が高そうだし、新時代って感じもあって似合うかなと。
  • 最初はなんとなく雪組だと思っていました。メンバーカラーが緑なのと、名前に入っている「蒼」が草の色つまり緑を表す漢字ということもあって。あとISLAND TV「閑古鳥の鳴く部屋で」の漫談でも和装していたし。
     しかし、スーツにオールバックで歌う自作ソロ曲「Fence」があまりに強すぎて、なんか雪じゃないなと(冷静に考えたら、オールバックを頻繁にやる17歳って凄いよどうなってるの)。
  • 入団前の幼少期からヒップホップとかモダンバレエとかタップとか、受験科目じゃないジャンルのダンスを習っていた。通っていたスタジオにはクラシックバレエのクラスがあったのでそちらも受講するようになったところ、宝塚志望の子が多くてそれで宝塚を知り面白そうだったので受けてみたら一発合格だった、という流れで入団する。たぶん親御さんがダンス講師。何となくだけど、高校生活を知らないまま宝塚に入ってほしい。
  • 組の目印。長く習っていたジャンルのダンスがある場面では必ず起用されるし、普段もその影響が強いダンスをするので遠くからでも判別できる。自分とかけ離れた役を演じる機会は少ないが、新人公演ではシリアスからコミカルまでいろんな役が回ってくる。冷徹なマフィア(本役は二番手男役)を演じた時は大好評だった。
  • コンサート形式の公演で見せた客席煽りが下級生とは思えない素晴らしいクオリティだったので、「楽屋日記」「えと文」*13の登場を心待ちにされる。待望の「えと文」では他人になりきったり突然小説を掲載したりと凝った内容だったので、2回目や3回目の登板を期待するファンも多い。
  • 芸名は自分で付けた。実際のタカラジェンヌは「尊敬する方に付けていただいた」とか「家族で知恵を出し合って」とかそういう由来が多いけど、ガリさんは絶対に自分で考える。
  • 組替えはせず、ずっと宙組。音校時代から信頼して仲良かった同期の作ちゃんが雪組からやってきた時は、めちゃくちゃフォローするし支える。

 

 こんな感じでしたが、いかがでしょうか?
  一応全員違う組に配属できたけど、その後の異動まではさすがにコントロールできないことが分かリました。
  自分で考えたとはいえ、全員一発合格なの引きが強すぎる。さらには、入団順がはしみず→ゆうぴー→いがさくの順になるのもなるほど……って感じでした。
 でもやっぱりHiHiは5名揃っているほうがいいですよね。ユニットとしてなら月組星組っぽいと思います。

 あー楽しかった。

 読んでいただきありがとうございました!

 

記事作成にあたっては、「宝塚語辞典」(著:春原弥生、刊:誠文堂新光社)および「宝塚アーカイブ | 舞台・演劇用語 | シアターリーグ」(http://www.moon-light.ne.jp/termi-nology/takarazuka/)を参考としました。

*1:宝塚音楽学校……宝塚歌劇団に入団するためには必ず卒業しなければいけない学校。受験のチャンスは中卒~高卒までの4回のみであり、倍率が高いことで有名。各学年の成績上位4名が委員として同期の取りまとめなどを行う。なお、ここを卒業した後も団員は「生徒」と呼ばれる。

*2:新人公演……入団7年以内の生徒だけで通常公演と同じ演目を演じる公演のことで、スター発掘の場。通常公演で同じ役を演じる生徒を「本役」と呼ぶ。

*3:組替え……所属する組が変わること。

*4:フェアリー系……中性的な雰囲気がある場合に付けられがちな二つ名。

*5:娘役転向……入団後に男役から娘役へ転向するのは時々ある事例。筆者調べによれば、2010年から2020年の間に娘役転向した人数は、花組0名、星・宙組1名、雪組2名、月組3名と月組が最多。2000年からの人数でも最多である。

*6:アフロ……いずれかの貸切公演のショーの一場面で予告なく全員がアフロを被りだすという、月組独特の文化がある。

*7:カゲソロ……舞台に出ていない人が歌うソロのこと。

*8:日本物……和装の芝居やショーのこと。雪組は他の組と比べて日本物の芝居の上演が多い。

*9:一本物……1幕と2幕通しで同じ演目を上演するスタイル。海外発の大作ミュージカルの場合に多いが最も有名なのはおそらく「ベルサイユのばら」。基本的に宝塚の公演は1幕が芝居、2幕がショーである。

*10:カフェブレ……TOKYO MXほかで放送される30分番組「宝塚カフェブレイク」の略称。東京宝塚劇場で公演中のスターたちがゲストとなって、公演の見どころなどをお話ししてくれる。

*11:コスチューム物……歴史物・時代劇のことで、軍服やドレスなどのきらびやかな衣装やセットで上演される作品を指す。近世ヨーロッパだけでなく、古代エジプトや王朝時代の中国を舞台にした作品もある。

*12:Wトリオ……フィナーレで生徒たちが大階段を降りているときに、上手と下手で3人ずつに分かれてコーラスしている下級生のこと。

*13:「楽屋日記」「えと文」……宝塚歌劇団の公式月刊誌「歌劇」の連載。前者は下級生(毎回書き手が変わる)による公演こぼれ話の記事で、1ページ。後者は各組1名ずつの生徒(3か月交代)によるイラスト付きエッセイ記事で、2ページ。文才が問われる。