この記事では、毎年度やってきたように宝塚歌劇団の現役生徒の芸名に使われる字について調べたデータを用いて、STARTO ENTERTAINMENTに所属するジュニア全員の名前がタカラジェンヌだとどなたに近いかを検証しました。グループではなく個人編です。
なお、この記事の統計は前回記事のアイドルマスターSideMより先の、再編成が発表された2025年2月16日に作業を開始しました。新しいユニットメンバー構成に慣れるためであり、手を動かしてないと色々やってられなかったからです。
※この記事から読まれた方はおそらく筆者が何をやっているのかよく分からなくなると思われますので、2024年度版タカラジェンヌ芸名統計記事に一度目を通していただけると良いかと存じます。※
人数和算出ルールを架空の人名に適用した例がこちら。

人数和を算出する際に「代+々+木+だ+い×2+ち」というふうに通算使用人数を足していき、同じ人数和のタカラジェンヌは夢風咲也花さん(宙組)ら3名が該当します。
同じ字が2回登場した場合に人数和の時だけ二重に集計する理由は、「代々木だいいち」と「代々木だいち」のように1文字の有無で印象が変わることがあるためです。「々」のような踊り字や「ょ」のような拗音、「眞」と「真」のような旧字体と新字体は異なる字として集計します。要するに、字の種類と出現回数だけで判定しています。出てこない文字はゼロ扱いです。
なお、当記事の「現役タカラジェンヌ」は公式生徒名鑑である「2024年度版 宝塚おとめ」(刊:宝塚クリエイティブアーツ)に顔写真付きで掲載されている計419名を指し、その後の組替えや退団は反映していません。
そして、この統計は数字が大きければ良い、逆に悪いなどといった意図はなく、筆者の単純な興味によるものということを留意ください。
集計対象のアイドルは、2025年2月16日にジュニア公式ホームページで「個人一覧」を選択し、個人プロフィールがヒットした183名です。五十音順でない部分があります。また、現役タカラジェンヌと姓名どちらかが同じ読みのアイドルの名前は太字・下線表記です。
予想
タカラジェンヌの芸名に使われる字の多さを簡単に表現すると、「ひらがな>漢字>カタカナ」です。よって、唯一のひらがな名である岡野すこやかさんの1位は堅いでしょう。対抗馬になりうるのは小松美空さん、宮岡大愛さん、岩泉輝斗さんと考えます。前回の記事で集計した中で最大の人数和は和田優希さんの36でしたから、ひょっとするとこの数字を超える名前自体がかなり少ないのではと思います。
結果
最終結果の表を示します。字は細かいですが、画像のコピーか拡大で読めると思います。先に挙げた以外にも大きい人数和を記録しそうだと筆者が考えたアイドルの名前は薄紫色背景にしてあります。




基本データ
人数和の最大値は岡野すこやかさんの53、小松美空さんの48、佐野斗真さんの40、和田優希さんの36、千井野空翔さんと長瀬結星さんの32と続きます。最小値は21名の0で、かなり多いため全員の名前の記載は省略しますが渋い名前も派手な名前も混ざっています。人数和の平均値は9.62、最頻値は0、中央値は3。2つ前の記事のアイドルマスターSideMほどではないですが人数和が大きい少数のアイドルが平均値を押し上げていて、実際はやや小さめの人数和に集中していると考えられます。
傾向
「斗」「真」「星」「輝」「海」など、止め字に使われやすかったり自然にまつわっていたりする字を使っているアイドルが上位にきた印象があります。特に「真」はジュニア内使用率でいうとかなり高いのではないでしょうか。姓名すべての字がタカラジェンヌと重なっている新宮楓真さんや矢花黎さんもすごいですね。
予想通り岡野すこやかさんが最大値を記録しましたが、小松美空さんとの差は5と、決して大きく開いてはいません。岡野がひらがなアイドルとして貴重なのと同様に、小松さんもまた名前に「美」があるアイドルとして貴重です(「美」はタカラジェンヌの使用字の第2位)。筆者が予想にいれていなかった中でトップスリーに入った佐野斗真さんは正直筆者にとって盲点でしたが、冷静に考えれば「斗」「真」というタカラジェンヌに人気の字をきっちり使っていたため順当でした。岩泉輝斗さんは人数和26で12位タイ、宮岡大愛さんは人数和25で16位タイです。
「2024年版宝塚おとめ」を元にした統計はひとまずこれで終了です。
発売時は統計するのにまとまった時間がとれず、こうして年度末になろうという時期に駆け込みで統計を取ることにしましたが、結果的にやってよかったと思います。
来年度もライフワークとして続けられたらベストですね。
読んでいただき、ありがとうございました!
※当記事に掲載している図表は予告なく修正・変更することがありますのでご注意ください。