gzmlhzmkwq7w3の日記

 自分の趣味とか雑感その他を、気が向いた時に書き連ねる予定です。【2023/12/20追記:昨今の問題について筆者のスタンスを書きましたので、ブログトップに表示しています。】

2021年も髙橋優斗さんの誕生日を祝いたい

 11月15日は髙橋優斗さん(ジャニーズJr./HiHi Jets)の誕生日です。おめでとうございます。

 HiHi Jetsを好きになって数か月で書き上げた昨年の誕生日祝い記事と比べつつ、ゆうぴーに関してこの1年で印象に残った出来事について書くことにしました。

gzmlhzmkwq7w3.hatenablog.com

 

 2020年の秋以降に複数のテレビドラマでレギュラー出演を果たしたゆうぴー。「#リモラブ~普通の恋は邪道~」(日本テレビ系)最終回のプロポーズシーン、キラキラと輝く瞳がとても眩しかったです。あとテレビドラマ出演で得られる恩恵だと思ったのが、番宣の一環としてバラエティ番組にも露出が増えること。「千鳥のクセがスゴいネタGP」(フジテレビ系)をゆうぴーのゲスト出演きっかけで初めて視聴したのですが、シュールなネタにも的確に反応しつつ、光GENJIのお2人がゲスト出演したコントの感想のくだりでHiHi Jetsというユニット名を出してトークしていたことに胸が熱くなりました。2019年以来の佐藤アツヒロさんプロデュースコラボステージがいつかまた実現したらいいなと思います。
 そして「#リモラブ」で共演した方とまた共演できたら素晴らしいな、と昨年の誕生日祝い記事に書いたところまさかの新年早々に福地桃子さんと「ウッチャン式」(TBS系)で共演を果たしました。福地さんの鈴を転がすような声をドラマきっかけで好きになったので嬉しかったです。そして「マイナビオールスターゲーム2021 第1戦」では同様に共演経験のある間宮祥太朗さんと共に中継副音声を務めました。今年出演した様々な作品で初共演した方とも、違う作品でまた共演できるとよいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=BqYsNMb7GLg

 

 何故かドッキリづいた1年でもありました。そもそも昨年の誕生日近辺にもドラマ撮影現場でサプライズを受けていたんですよね。特に印象的だったのは「モニタリング」(TBS系)のガリさんとはしもっちゃんが壁の向こうに消えるドッキリなんですけど、抜け穴になっている壁を叩きながら「ガリさーん?」と呼んでトリックに唯一肉薄するのは個人的に解釈一致でした。何とも言えない表情を浮かべて佇む姿がシュールでしたし、抜け穴につながる大道具を持っていかれようとしたときに作業員に掛け合うのも、こういう時の責任感が無意識に働くのすごいなと感心しました。

 

「らじらー!サタデー」(NHKラジオ第一)に週替わりレギュラーとして戻ってきたのも大きな出来事だったと思います。基本的に回し担当なのかなあと思いきや10月16日の回のコーナーは野球少年ゆうぴーが全開。「ジャニーズのファンが聴いてるラジオって分かってる?」と適度に突っ込みつつ良いと思ったら褒めるみじゅきとも相性良くて微笑ましかったです。こういうのが見えてきて楽しいですね。らじらーではガリさんの暴走にタジタジになっていましたが、この2人によるらじおごっこも続編待ってます。
 ゆうぴーと野球といえば、横浜DeNAベイスターズに所属していた石川雄洋さんのプロ野球選手引退について触れた「伝記」を知ることになった石川さんファンのnoteが話題を呼んだことも思い出されます。
https://j-island.net/movie/play/id/10130

 

 HiHiのコンサートにほぼ参加できなかった筆者の命綱は「ザ少年倶楽部」(NHK BSプレミアム)。そのなかでも高揚感が半端なかったのが、「Lucky Man」(嵐)のカバーを披露した際のゆうぴーを先頭にしたフォーメーションでこちらに向かってくる振付でした。『No.1 hero of new salvation!』という歌詞とスーパーヒーローになると掲げていたゆうぴーとの親和性が高かったのもありますし、何より筆者はこの振付を見た時に「この5人ならきっと想像もつかないような世界をいくつも見せてくれるんじゃないか」と直感したんです。

 この夏に彼がYouTubeの生配信で宣言したことは、途方もない夢なのかもしれません。そこに辿り着くまでの道のりがあるとして、正確な現在地はファンどころかアイドルたち自身にも分からないと思います。でも、短いアイドル歴の代わりに団体戦の重要性をよく知っていて、くるくる変わる表情で周りを賑やかにし、ここぞという時に大事な言葉を放つゆうぴーの存在は、そんな夢を見てもいいんだ、託してもいいんだ、という気持ちにさせてくれる動機の1つなのだと気付かされました。

 きっと多種多様な局面で先頭に立っていく人だと思います。彼が様々なことを分け合える仲間とともに、これまでよりずっと多くの人々に届くような力強い軌跡を描く1年になりますように。

 

 読んでいただき、ありがとうございました!
記事タイトルおよび本文ははしごだかに、タグは変換候補通りにはしごだかじゃない方にしました。

「$10」(SMAP)をカバーするHiHi Jetsを宝塚歌劇団の各組スター揃い踏みと思って見ている話をしたい

 9月から10月の「ザ少年倶楽部」(NHK BSプレミアム)でHiHi Jetsが披露したパフォーマンス、どれも格好良かったですね!
 特に好きだったのが10月8日放送の「$10」(SMAP)のカバーです。赤と黒が基調になった布多めのゴージャスな衣装を翻しながら、武器であるローラースケートを脱いでもキレッキレに歌い踊る姿は最高でした。それに、5者5様のスタイルが筆者の大好きなジャンルである宝塚歌劇団の花・月・雪・星・宙の5組それぞれのスターのように見えて仕方ありません。
 というわけで、筆者が誰をどの組のスターだと思ってこのパフォーマンスを見ているか、ソロパートの早い順に書いてみようと思いました。

 何かのきっかけでHiHi Jetsもしくは宝塚歌劇団が気になったというかたがひょっとするとこの日記に辿り着くかもしれませんし、筆者自身の思考を整理する意味でも、丁寧さを心掛けて書いていきます。

※2021年10月8日にNHK BSプレミアムで放送された「ザ少年倶楽部」のパフォーマンスをもとに語りますので、ご家族やご友人にその放送の映像を持っているかたがいらっしゃったら見せていただくなどしてもらえると解像度が高くなるかもしれません。セレクションスペシャルという名前の総集編が月末に放送されたり、稀に地上波で再放送があったりするので、その予定があればお知らせします。
[2021/11/09 23:50追記:11月13日(土)24:35
からNHK総合でこの回が再放送されます!セレクションスペシャルはノーカットと限らないため、貴重な再放送の機会に是非ともご覧ください!]
[2021/11/24 22:05追記:11月26日(金)18:00からNHK BSプレミアムにて10月分のセレクションスペシャルが放送されます。公式の番組内容紹介によれば残念ながら「$10」の放送予定はないようですが、彼らの武器であるローラースケートでパフォーマンスする「Make You Wonder」も非常に格好良いので是非ともご覧ください!]
[2021/11/29 22:30追記:10月のセレクションスペシャルにて「$10」がノーカットで放送されていました。そして、つぶやきコーナーで「$10」衣装を紹介してくれたゆうぴーこと髙橋優斗さんに感謝です。]
[2023/3/12 11:25追記:2023年3月10日放送にて最新の「$10」が披露されました。より大人になった彼らのパフォーマンスを、NHK総合での再放送(未定)あるいは3月分のセレクションスペシャルでチェックしていただけると幸いです。]

 筆者は宝塚歴のほうが長いので、宝塚ファン目線強めの仕上がりになりました。過去にHiHiの5人の組配属を空想したこともありますが、それとは独立しているものとします。先に書いておくと、その時の組配属からはかなりガラッと変わりました。
https://gzmlhzmkwq7w3.hatenablog.com/entry/2020/09/12/122236

 

 

作間龍斗 → 宙組

 作間龍斗くん(作ちゃん)といえばHiHiで最も背が高く、人目を引く長い手足をコントロールする的確なダンスが美しいひとです。高身長の男役が多い宙組を思い出さずにはいられません。
 また全体的にミステリアスな雰囲気を醸し出しているのも特徴的。今回のパフォーマンスは5人中3人が重めの前髪やハンチング、ハットなどで目元がよく見えないスタイリングをしています。そんな中『君が僕を愛し始めたのは ステキな偶然さ』と歌う作ちゃんは目元がはっきり見えているのに表情はとてもクールで謎めいていて、陰か陽かといえば陰のトップスターが多めの宙組らしいと感じました。
 今年の夏に行われたコンサートで中島健人さん(Sexy Zone)の「Black Cinderella」をソロで披露した作ちゃんの映像が公開されているのですが、この作ちゃんも上手く言えないけど宙組っぽい。
https://www.youtube.com/watch?v=Jwi2Wn4xxNU ← 6:00~の造形美とダンステクニックを活かしきったソロパフォーマンス。「神々の土地」(宙組、2017年)の有名な台詞を借りて「美しいものを見ることには価値がありますもの」と言いたくなります

 
猪狩蒼弥 → 花組

 何を隠そう当記事の執筆動機は、「$10」の猪狩蒼弥くん(ガリさん)のパフォーマンスに「花男(=花組男役)だ……!」という感想を抱いたからです。
 リズムの取り方がダイナミックで特に脚の動きが垢抜けていて、どの瞬間を切り取っても画になりそうなのが花組らしいと思いました。これは優れた柔軟性やバランス感覚の賜物でしょう。彼はローラースケート場でスカウトされてジャニーズ事務所に入ったという珍しいエピソードの持ち主であり、事務所に入る前からローラースケートを嗜んでいたことも彼のダンスを裏打ちしているのかもしれません。あとSMAPの「$10」を見たことないはずなのに、ガリさんの歌う『重なるDrink and Eat』中居正広さんが見えた気がしたんですよね。中居さんは花組経験のあるトップスターじゃないですか(?)。
 個人的には、宝塚歌劇を観たら一番好きになってくれそうなのがガリさんです。好きなものを1位から100位まで挙げてトークしようというYouTubeの企画でディズニー作品をいくつか挙げていたひとなので、ディズニー出身のスタッフが製作した同名アニメ映画に着想を得たブロードウェイミュージカル「アナスタシア」(宙組、2020年)はいかがでしょう。今はどの組にもダンスの巧いトップスターやトップ娘役がいるので、近いうちに観劇してくれたらとても嬉しいです。
https://www.youtube.com/watch?v=hk8-eMstzao  ←14:38~の1位から50位一覧に見えるディズニー作品の数々、そして5位が「ディズニー」
 
https://www.youtube.com/watch?v=w1dmvbs7n6g  ←宝塚歌劇団版「アナスタシア」の公式PV

 
橋本涼 → 星組

 HiHiの中だと相対的に細面の橋本涼さん(はしもっちゃん)は、この手の衣装で派手な髪色だと特に男役感が増します。ソロパートの『どうして愛はお金がかかるんだろう ?抱きあうだけじゃダメ』の深い響きのある低音と後半で口角を上げるところが星組男役としか形容できなくなりました。色気があって体を鍛えているひとなので、「清く、正しく、セクシーに」という演出家の指導のもとレビューを上演したことがあり*1宝塚歌劇専門チャンネルの特番で何故かトップコンビが筋力試しをしていた星組は結構ありなのではないかと。
https://www.tca-pictures.net/skystage/Prgm/Detail/10930.html ←星組の「体を張った見事なトライ」(引用)

 彼はかつて、プロの力を借りてそれぞれの理想の女性に変身しようというYouTubeの企画で「いつの時代もギャルは必要なんで」と言い自らの女装を通して現代のギャルにエールを送ったことがあるのですが(?)、このギャルもっちゃんの写真を見せて「娘役だったらどの組にいそう?」と宝塚歌劇ファンのかたに聞いた場合、たぶん返ってくる答えの半分以上は「星組」だと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=PlwBEeGnFq0 ←13:10~ギャルもっちゃんの登場。真剣に取り組むHiHiが楽しそうなので、全編見ていただけると筆者が喜びます

 
井上瑞稀 → 雪組

 井上瑞稀さん(みじゅき)は安定感のあるボーカリストですが、実のところダンスも演技も巧いオールラウンダー。また、比較的小柄*2で母親似という容姿と、子役などの形で抜擢を受けて鍛え上げられた経験もあります。そんなみじゅきがグループのために自分ができることとして「歌」を押し出していく姿勢。こんな感じのトップスター、雪組で見たことある気がする。そして、『Step-upなんか望めない恋』で5人並んでステップ踏みながら前進する振付の時、衣装の構造やカメラ位置の関係かもしれませんが右脚の蹴り上げの打点を高く美しくこなしている堅実さも雪組感あります。
 https://www.youtube.com/watch?v=oWObHA2roy8  ←7:18~続々と紹介される月9、カレーのCM、日曜劇場という華麗なラインナップ
 宝塚歌劇では和装の演目を「日本物」と呼び、日本物は雪組の伝統とも言われています。時代劇と縁遠いHiHiですが、みじゅきは昨年単独出演したテレビドラマで髷の鬘をつけてお芝居をしました(NHK大河ドラマ麒麟がくる織田信忠役)。「$10」の間奏に突入する部分でソロで抜かれるなど隙のないみじゅきの表現力は、経験値にプラスして緻密さが求められる時代劇のお仕事を得られた要因に思えてなりません。

 
髙橋優斗 → 月組

 5番目に持って来たので消去法みたいに思われるかもしれませんが、結構合っている気がするのが髙橋優斗さん(ゆうぴー)。月組ってアイドル的な煌めきを放つタイプが定期的に現れるので、あのきゅるきゅるんとした感じは月組に置きたいですね。ソロパートの『困る僕』のような等身大さを見せる方向性が見事にはまりましたし、周りがクールめなのでゆうぴーの表情豊かさがアクセントになっています。ガリさんのソロパート『これ以上はBang!』からのチャッチャッチャーララン!の直後は5者5様で格好良いんですけど、ここのゆうぴーに筆者は「はわわわわ……」となったので是非とも見ていただきたい。あとみじゅきのソロパート『I want you, lady. その気にさせるんだ』の後ろで手をひらひらさせている (飛んでいく札束のイメージ?)のもポイント高いです。月組そういう的を射た創意工夫好きそう。
 ちなみに5人の中で最も年長かつ最も後輩のゆうぴー*3。芸能活動への意識はあったけど履歴書を送り始めたのは高校入学後、ダンス不得意のためオーディションは目立つ作戦で乗り切り、ネタになればと思ってジャニー喜多川さんに話しかけに行くという、半ば記念受験的な趣で一発合格を果たしました。ごく稀にいるじゃないですか、歌劇団のことをよく知らないまま受験してエリート街道を駆け上がるタイプ。彼がこの楽曲のイントロとアウトロでセンターに立っているの、めちゃくちゃ夢があると思ってしまいます。
https://www.youtube.com/watch?v=Z_0n52p4EKU  ←9:48~ゆうぴーのオーディション思い出話
https://www.tvlife.jp/entame/223201 ←2年前に出演したテレビドラマの1カット。「$10」からは一切想像できない澱んだ暗い目つきに「芝居の月組」らしい振れ幅を感じられるかもしれません

 

 

 

 せっかくの機会なので、宝塚歌劇団HiHi Jetsの今後のお仕事や出演番組についても書いていきます。

 宝塚歌劇団のほうは文章中で紹介した順に参ります。

 宙組は2手に分かれての公演の稽古に励んでおり、全員集合するのは来年2月の「NEVER SAY GOODBYE」。この作品で初舞台を踏んだ現トップスターの主演で再演することになりました。名曲揃いの大作ミュージカルです。
https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2022/neversaygoodbye/index.html

 花組は今月6日に宝塚大劇場で新作の二本立ての開幕を迎えたばかりです。新進気鋭の演出家の大劇場デビュー作である芝居と、花組100周年を祝うショーの二本立て。派手で明るくて景気の良い作品が上演されていると思うと楽しいですね。
https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2021/baroquerock/index.html

 星組宝塚大劇場での千秋楽を迎え、東京宝塚劇場の初日を控えています。演目はそれぞれ、日本物に並々ならぬ愛情を注ぐ演出家と、ロマンチック・レビューという己の型を極めたベテラン演出家が手掛けています。そして来年の本拠地公演は第108期生のお披露目公演となる予定です。
https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2021/yagyuninpouchou/index.html

 雪組は今月14日に迎える東京宝塚劇場の千秋楽に向けてヒートアップしています。とにかく脚が長いトップスターのお披露目公演に漫画原作の芝居を選び、しかも有名な「CITY HUNTER」を持ってきたことで、この公演で初めて宝塚歌劇に初めて触れたというかたも多かったのではないでしょうか。ショーはとにかく赤く熱く、大人数でのラインダンスも見所です。そして来年の本拠地公演は日本物が待っています。
https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2021/cityhunter/index.html

 月組は来年元日に開幕する宝塚大劇場公演の稽古初日をそろそろ迎える頃です。新トップコンビの本拠地お披露目公演は邦画の舞台化とジャズショーという二本立て。芝居のほうは映画ならではの演出をどうするのか注目ですし、ジャズをメインにしたショーが何故か巡ってきやすい月組の新たな姿も気になるところです。https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2022/romance_gekijo/index.html

 ちょうど今月23日24:45からNHK BSプレミアムで前回の雪組公演が放送される予定ですので、視聴できる環境のかたは一度ご覧ください。歌唱力に定評のある前雪組トップコンビの退団公演で、個人的におすすめなのは2幕のショーです。演出家は藤ヶ谷太輔さん(Kis-My-Ft2)主演ミュージカル「ドン・ジュアン」を担当した先生です。ラップもあるよ。
https://kageki.hankyu.co.jp/news/20211022_003.html

 実はHiHi Jets、11月7日放送の「THE MAKEOVER」(日本テレビ系)という番組で化粧品CM風の美女に大変身したのですが、そのメイクを手掛けたうちの1名がなんとCHIHARUさん。CHIHARUさんといえば雪組花組に合計18年間在籍した宝塚歌劇団の男役という前歴を持つヘアメイクアーティストであり、HiHiがミュージカル「DREAM BOYS」でお世話になった紫吹淳さんの同期生(第72期生)でもあります。まさかHiHiがCHIHARUさんにメイクを施される未来がくるとは思っていなかったので、好きなものと好きなものがクロスした感動が今も心に残っています。11月14日12:44までTVerで公開されていますので、是非ともご視聴を。
https://tver.jp/corner/f0088166

  そしてHiHi Jetsは11月20日・21日に国立代々木競技場 第一体育館で単独コンサート「五騎当千」を開催予定です。チケットはおそらくもう入手困難、筆者は諸般の事情によりチケット申し込みさえ断念しました。会場に行かれるかたは存分にお楽しみいただき、この記事を読まれたかたがこの日辺りにHiHi Jetsの名前を見聞きした際に「あのグループだ」と思ってあたたかく見守っていただければ嬉しいなと思います。

 

 読んでいただき、ありがとうございました!

*1:「Bouquet de TAKARAZUKA」(星組、2017年)のこと。指導についてはデイリースポーツのこの記事を参照。

*2:そもそもHiHiは全体的に背が高いのでみじゅきがそこまで小柄なわけではなく、170cmあります。

*3:ジャニーズ事務所はオーディションの対象年齢が広いらしく、ゆうぴーから見たはしもっちゃんとみじゅきは1歳年下の6年先輩にあたります。なお事務所入り1年目=入団1年目(研1)とすると、平均年齢20.2歳のグループながらはしもっちゃんとみじゅきは研13、作ちゃんとガリさんは研9、ゆうぴーは研7に相当。ゆうぴーがオーディションを受けた頃に宝塚大劇場で第101期生が初舞台を踏んでいたと言い換えれば分かりやすいかもしれません。

映画「ひらいて」を鑑賞したあと原作小説を読んだので今のうちに感想を書きたい

 約2年半ぶりに映画館に行きました。
 今回鑑賞した「ひらいて」(首藤凜監督)のラストシーンをどう受け止めたらいいか分からなくなった勢いで映画館からの帰り道に原作小説(綿矢りさ著)を購入し、いま読み終えたところです。
 未だに思考がまとまらないままですが、直接のネタバレは避けながら感想を書き留めていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 直情的な愛情をここまでまっすぐにかつ屈折して描ききったという意味で、映画「ひらいて」で知らない世界を体感できました。映画館に観に行ってよかったです。

 この作品を観ている間、この文章の<自己愛の障害><「ほれこみ」と「自己愛転移」>の項が頭の中を巡っていました。
http://psychodoc.eek.jp/abare/oshikake.html
 主人公・愛がずっと思いを寄せてきたクラスメイト・たとえに何故あれほどまで執着したのかは理解できませんでした。たとえの恋人・美雪に近づくのはまあいいとして、美雪と関係を結んでまで奪おうとするなんておかしいとしか感じられなかった。だから、「どんな愛情もある程度の自己愛を含んでいる」「他者への自己愛的リビドーの投入」という前述の文章に出てくる表現を、愛が抱えていた感情に当てはめようとしたんだと思います。

 人気にも成績にも友人にも不自由しない愛は「自分だけがたとえの魅力を知っている」と考えていました。それだけなら良かっただろうに、たとえがこっそり手紙を読んでいるのを目撃したことで「たとえを見つけた自分自身」を内包する愛情まで脅かされたように感じたのかなと考えたんです。愛の行動があまりに無茶苦茶なのは、まわりまわって自分を守るためだとしたらまあ納得できるかな……と。愛と美雪がたとえの家に行って彼の父親と話す場面が終盤にありますが、たとえの父親の言動の端々から感じられるのは自分自身以外との関係をきちんと持てない「支配」なわけで、愛とは違う形のいびつな愛情を見せつけられたと思いました。

 愛があんなふうになったのはいくらなんでも可哀そうだと思わなくもなかったのですが、他人の恋路を引っ掻き回しておいて自分は無傷な恋愛なんてあり得ないと思い、今は納得しています。それに、いかにも気弱そうな美雪にはその時々に自分の身に起きていることを受け止め消化したうえで表出できる強さがあったけど、気が強いと形容されることのあった愛にはそんな強さはなかった、あるいはそんなこともできないほど強烈な衝動に突き動かされていたのだなと思います。ラストシーンの台詞は、愛が現在の自己を受け止めたうえで他者への愛情を純粋に表出できるようになったという意味合いがあるのかな、と考えています。

 

 正確には、原作小説を読むまではそう考えていました。

 

 原作小説は文庫にして178ページと比較的短いですが、愛が語り部となって進むため心理描写が豊富です。映画のなかのモノローグで綴るにはあまりに膨大な愛の心の中の動きをどのように描くかが腕の見せ所で、首藤監督はエピソードの入れ替えや変更を大胆に交えながら補完を図っていたように感じました。

 小説の書き出しにある体育祭のエピソードをばっさりカット、映画の冒頭はラストシーンに通じるよう構成し次の場面で小説の中盤のエピソードを挿入。細かいところでいうと、愛とたとえの階段での会話のきっかけや美雪と関係を結ぶ直前の場面を変更することで、策略家と無鉄砲という愛の相反する側面をアンバランスに強調していたと思います。文化祭の出し物をあえて変更したのは、映像の美しさやフックになるものとして原作小説に登場する愛の募る思いを象徴するようなアイテムを選んだためかなと感じました。
 それゆえに、ラストシーンにあたる場面が想像と違うところに出現したことと、台詞の原型がそのまま存在していたことに驚きました。これはひとえに観客である筆者の感性によるものであって上手く表現できないののですが、小説の中で濃密に語られる愛の心理描写から至ったのと、映画の中の愛から感じる心理描写から至ったのとでは、ラストシーンの台詞の解釈がちょっとずれるんですよ……。映画を観た時は、夜の学校に呼び出されたたとえの台詞に引っ張られ過ぎたのかもしれません。

 結局、また分からなくなりました。

 

 パンフレットも読んだうえでいろいろ語りたいことが浮かんでは書ききれないなかどうしても触れておきたいと思うのが、愛を演じる山田杏奈さんの白くてもちっと丸っこいお顔と、美雪を演じる芋生悠さんの浅黒くてスッと細いお顔の組み合わせがめちゃくちゃ好きということですね。恋愛が絡む関係性の2人の作画の系統が同じなのは貴重でありがたいんですけど、作画が全く違う2人というのもまた良いんです。あと、結構肌色の大きな場面があってこれ本当にPG12で大丈夫かな、と思ったところもありました。
 たとえを演じる作間龍斗くんは応援しているアイドルユニット(HiHi Jets/ジャニーズJr.)のメンバーで、本格的な映画初出演作にしてかなりの大役を務めることになった彼を見届けたいという気持ちがありました。映画の中では、首藤監督がこの作品の成否を彼女の眼力に賭けたことがよく分かるほど視線や語気で愛の内面を自然に表現した山田さんと、大人しさと幼さの両面を持ちつつ一本通った芯がある美雪を優しく表現した芋生さんに、感情のアウトプットが冷静なぶん愛に見せる姿との差異が際立つたとえを堅実に表現した作間くんという3人の取り合わせがうまく効いていたと思います。作間くんは後ろ姿からも見える高い鼻筋が綺麗で学生服を着ていても神秘性の高い仕上がりでしたし、自宅の場面で出てくる私服のたとえも背筋が寒くなるくらい翳があって美しかったです。

 パンフレットを読んでいて一番驚いたのが、首藤監督が早稲田大学映画研究会で制作した映画のタイトルでした。出来すぎた偶然。これは映画を読んでから知った方が衝撃度が高い気がします。

 あとこれは居住地域がバレそうな私事ですが、鑑賞したスクリーンの床が黒地に赤系の桜の花を散りばめたようなデザインで、退場時に目が行った瞬間ゾワッとしました。劇中のあれは桜の花そのものじゃないのですが、明らかにモチーフだったので。

 

 

 実を言うと、この映画を観に行くと決めた理由は応援している芸能人が出演しているからというだけではありません。

 昔から空想が好きだった筆者は、子供の頃から稚拙な物語のアイデアを思い浮かべては設定を考えたり時々文章にしたりといったことをしていました。
 今も覚えているアイデアの1つが、「好きな人の一生の記憶に残るためにその人の目の前で死を遂げる人」というあまりに奇怪なもの。何故こんなことを思いついたのだろうと未だに思うのですが、確かこの頃は好きな人こそいるけれどその人生に自分は必要ないしわざわざ介入したくないという精神で生きていて、「何故みんな付き合ったり結婚したがったりするのだろう」って考えていた時期だった気がします。
「ひらいて」という作品で描かれる「好きな人の好きな人を奪えばいい」というヒリヒリとした苛烈な発想は正直今でも縁遠く、そうした感情を映画という形で疑似体験することで、何故人はそうまでして人を愛するのかという疑問に答えが出るんじゃないかと考えました。

 しかし映画を観終わってからも答えはまだ出ていません。きっとそれが見つかるまで、筆者の中にいるその人は脱いだ靴1足を右手に持ってぶらぶらさせながら屋上に座っている気がします。

 

 

 読んでいただき、ありがとうございました。

2021年も井上瑞稀さんの誕生日を祝いたい

 10月31日は井上瑞稀さん(ジャニーズJr./HiHi Jets)の誕生日です。おめでとうございます。

 HiHi Jetsを好きになって数か月で書き上げた昨年の誕生日祝い記事と比べつつ、みじゅきに関してこの1年で印象に残った出来事について書くことにしました。

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 昨年の誕生日祝い記事を書いた後に、筆者の住む地域で「荒ぶる季節の乙女どもよ。」(MBS系)の最終回が放送されました。他のドラマでも感じたのですが、青春のうずうずというか煮え切らないグルグルとした感情の渦中にいる役を、的確に説得力を持って演じるひとですよね。これから年を重ねて、演じる役の種類が広がっていくのが楽しみな役者だと思いました。
 当ブログは記述対象の判別しやすさを理由に20歳以下の男性を「名前+くん」、21歳以上の男性を「名前+さん」付けするというローカルルールを設けているので、みじゅきをさん付けする時がとうとう来たか……という心境でもあります。

 

 あと印象的だったのは、運動神経を活かしたお仕事が結構多かったこと。「裸の少年」(テレビ朝日系)だとダンスバトルなどで彼の存在感は大きいなと思います。YouTube公式チャンネルのグループ横断体力測定企画でも、俊足とバランス感覚の良さで記録を大いに伸ばしていました。「逃走中」(フジテレビ系)、これは1年以上経っていますが「レッドライト×グリーンライト」(テレビ朝日系)、もっと経っていますが「DRONE×鬼」(日本テレビ系)、どれもいいところまで行ったのがすごかったです。
https://www.youtube.com/watch?v=6feNyeD_eUM

 

 筆者はアイドルのみじゅきが好きです。今年9月3日放送の「ザ少年倶楽部」(NHK BSプレミアム)で「Think u x.」(藤ヶ谷太輔さん)をカバーした映像を見た時、その暴発するような表現にゾクゾクしました。かと思えば昨年のJohnnys' Jr. Island FESでは「生活(仮)」(King & Prince)を微笑みながら歌う。「WiNK UP」(ワニブックス)2021年6月号66ページのセルフプロデュースソロショットは黒基調に濃いアイメイクで花を纏ったグラビア。可愛いと言われていますが、やっぱり表現の降り幅が帝王なんですよね。

 思い返せばISLAND TVの定期更新もどこかに行ってしまったHiHiですが、みじゅきは企画を不定期に立ち上げてできる限りの更新を試みていたように思います。1週間のコーディネート紹介から始まった水曜定期更新(全4回)や無音動画など、与えられたコンテンツを有効活用してファンとコミュニケーションを取ろうと企画してくれる、その心意気が嬉しかった。今年2月最後のみじゅきの伝記も、公式プロフィールにある「ファンの皆さんへ一言」の精神そのままにファンを思いやりながら自らの気持ちを伝えてくれて、そんなあなたたちだから好きなんだという思いで胸がいっぱいになりました。
https://j-island.net/movie/play/id/8837

 

 先日のYouTube公式チャンネル動画でHiHiのメンバーが他のユニットにいることを想像したときについて語っていました。
https://www.youtube.com/watch?v=QmCEmeh7_rw
 リーダーというポジションに就任する前も今もこれからも、総合力の高いみじゅきはあらゆる面でかけがえのない存在です。そんなみじゅきに、HiHi Jetsというユニットで、祝福の降り注ぐような1年になりますように。

 

 読んでいただき、ありがとうございました!

 

2021年も橋本涼さんの誕生日を祝いたい

 10月30日は橋本涼さん(ジャニーズJr./HiHi Jets)の誕生日です。おめでとうございます。

 HiHi Jetsを好きになって数か月で書き上げた昨年の誕生日祝い記事と比べつつ、はしもっちゃんに関してこの1年で印象に残った出来事について書くことにしました。

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 この1年を通して印象的だったのは、ステージの外に出るお仕事にグッと広がりがあったことでしょうか。特に「アイアム冒険少年」(TBS系)では、重機を動かしたりフラッグチャレンジに挑んだりした結果あまりに軽々過ぎてダイジェストになっていたのが思い出されます。
 かつて好きな芸人に挙げていた土佐兄弟のお2人とはこれがきっかけで仲良くなり、「CultureZ」 (文化放送)や「あるある土佐カンパニー」(テレビ朝日系)に出演したのもすごいしありがたいことだと思いました。ちなみに「あるある土佐カンパニー」に初出演したのと同時期に「そんな食べ方あったのか!」(テレビ朝日系)にも出演した結果、この2番組が参加していた投票企画「バラバラ大選挙」(第2回)においてはしもっちゃん被りが発生というまさかの事態になったことも含めて懐かしいです。

 

 はしもっちゃんが20歳の誕生日を迎えてから割とすぐ、民放連ラジオ委員会とradikoの合同キャンペーン「ラジオっていいね」アンバサダーとして5人でラジオCMを担当することになりました。このCMの締めの台詞を任されたはしもっちゃんの低めの優しい声色で発せられる「好きな番組、今度教えてください」がとても良くて、ここに彼をあてた方のセンスに脱帽したのをよく覚えています。あれは語尾にハートマーク付いてた。
 HiHiのラジオCM になかなか遭遇できなかった筆者がどこでオンエアされているか情報を収集していた時、確かTwitterの投稿で、「あのCM の最後に優しくささやく声に癒されているのですがどなたですか?」といった感じの文面を見つけたんです。思春期の終わりに東山紀之さんを意識して声を低めに出すようにした、とYouTubeのはしもっちゃんクイズ回で明かしていましたが、彼の発想と努力が顔の見えないメディアでも通用していることに感動しましたね。
https://www.youtube.com/watch?v=nKygaFXn2I0

 

 最近の伝記で演技の仕事に対する思いを語っていたはしもっちゃん。この1年でバラエティ番組の露出が一気に増えた印象のある彼ですが、それだけではもったいないと思っていたので嬉しかったです。

 というわけで、何だかんだで今年一番印象に残っているのは「イケドラ」かもしれません。「土曜はナニする!?」(関西テレビ系)で放送されている1か月完結の主観型ラブストーリー企画に、4月にジャニーズ事務所から初めて出演したのがはしもっちゃんでした。
 演じたのは、新生活を始めた主人公の「私」に気さくに話しかけ、引っ越し祝いにと赤のベゴニアをプレゼントする生花店員の役。ひょんなことから再会し、突然の危機を一緒に乗り越え、花壇で共同作業、休日のデートそして……というときめき満載のシナリオを、はしもっちゃん自身の持ち味と上手く重ね、気取らず自然体に演じていたのが素敵だったなあと思います。特に最終話の風で乱れた金髪で花を持ちながら「私」に話しかけるシーンが分かりやすいのですが、眉の表情が豊かなのがまた良いんですよ。もう見ることができない映像なのが残念で仕方ありません。
 レギュラー出演した「やっぱりおしい刑事」(NHK BSプレミアム)では主人公に敵対意識を燃やす推理マニアの鑑識官を絶妙なラインで演じていて、同じHiHi Jetsのメンバーでもあり高校の同級生でもある井上瑞稀くんと同時期に鑑識官役として違うドラマに出演することになったり、中学の同級生の松尾龍さん(Jr. SP/ジャニーズJr.)が前番組の「カンパニー~逆転のスワン~」にレギュラー出演していたりしたことも別の意味でエモかったのですが、個人的には「イケドラ」が好きです。
https://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/20210355.html

 

 はしもっちゃんと花って意外と相性がいいなと思い、ストーリーのキーアイテムだったベゴニアについて調べてみました。
https://kurashi-no.jp/I0044604
 まずISLAND TVのプロフィールページなどHiHi Jetsに使われることの多い黄色。この色のベゴニアの花言葉は、「繁栄」「永遠の栄え」だそうです。これは縁起が良い。
 そしてはしもっちゃんのメンバーカラーである青色の花を咲かせるベゴニアの情報は見つからなかったのですが、なんと青ベゴニアと呼ばれる品種があるそうです。熱帯雨林に届く太陽光で光合成効率を上げるための仕組みにより、光の角度によって葉が青色を示すんだとか。「begonia pavonina」で画像検索すると鮮やかで不思議な青色が次々に目に飛び込んできて、葉を楽しむ品種として好まれるのも納得です。夏と海がよく似合うイメージのはしもっちゃんと、まさか暑い気候で青い輝きを放って映えるという共通点を持つ植物があるとは思いませんでした。

 ステージに限らずドラマやバラエティなどに活躍の場を広げるはしもっちゃん。観客や視聴者から届く歓声を次々に手にし、彼の温かな魅力が根を張ってより花開く1年になりますように。

 

 読んでいただき、ありがとうございました!

はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問」に答えたい

 2021年11月7日(日曜日)ではてなブログがサービス開始10周年を迎えるそうです。おめでとうございます。
 はてなブログから提供されるお題に沿って記事を書いたことがなかったので、本格的に記事を書き始めてから1年ちょっとというタイミングで、10周年記念お題から1つ選んで書いてみました。

 

 

 

 

 

  1. ブログ名もしくはハンドルネームの由来は?

 自動で付くブログ名をそのまま使用しています。
 本格更新し始めてから1週間弱は違うブログ名を付けていたのですが、記事を5つくらい公開できたらちゃんとブログ名を付けようと決意して戻すことにしました。そしてそのまま今に至ります。随分と無機質なブログ名だなと思いますが、一周回って自分らしいかなと。

 ちなみに過去のブログ名は、筆者の大好きなシンガーソングライター・村下孝蔵さんの楽曲『少女』の”セロハン越し のぞいて見ていた 大きな空に まだ星は 輝いていますか”という歌詞から着想を得て付けました。ブログ名を変えたのは、こんな空想癖全開ブログが村下さんの綺麗な歌詞を冠してはならんぞという自戒もあります。
 村下さんの楽曲を語る記事については、またいつか書きたいですね。

gzmlhzmkwq7w3.hatenablog.com

 

  1. はてなブログを始めたきっかけは?

 好きなものに対する気持ちを表現する場所が欲しかったからです。

 ブログを始める前から好きだった2大ジャンルが宝塚歌劇団アイドルマスターSideMなのですが、身近な友人や家族にはなかなか打ち明けられなくて、宝塚歌劇とSideMへの思いを自分の頭の中だけでグルグルと巡らせる日々を送っていたんですね。
 そうこうしているうちの2020年に、HiHi Jetsというジャニーズ事務所のアイドルユニットを新たに好きになりました。この3ジャンルのうち2つを好きというかたはいても、さすがに3つとも好きなかたはいないだろう、じゃあ自分の中だけで気持ちをため込むのはやめにしよう、というのが今にして思えば最大のきっかけです。

 イラストや写真や短文ではこうした気持ちを収めきれないなと思ったので、ブログという形をとることにしました。はてなブログを選んだのは、何のためにかは忘れてしまったけれどアカウントを作ってあったのと、もともとはてなブログを読む機会が結構あったのが大きいです。ジャニーズ事務所所属アイドルのファンの皆さんのはてなブログ率は高い気がします。

 

  1. 自分で書いたお気に入りの1記事はある?あるならどんな記事?

アイドルマスターSideMHiHi Jetsの共通点を考えたい」です。

gzmlhzmkwq7w3.hatenablog.com

 当時の筆者なりに丁寧さを心掛けて書いた結果、両者の未来への希望が滲み出る仕上がりになった気がします。見出しや強調したい部分は主にHiHiのメンバーカラー(髙橋優斗さんの白色はグレーで代用)を使っているのも個人的にはポイントです。あとオチも好き。両者の業界に接点が生まれるたびに追記しているくらいにはお気に入りの記事ですね。
 HiHi Jetsを好きな気持ちがこうして1年半近く持続しているのは、とても嬉しいことです。

 

  1. ブログを書きたくなるのはどんなとき?

 すごいパフォーマンスを見たら勢いで書きたくなります。宝塚歌劇の配信とかライブの映像とか。

gzmlhzmkwq7w3.hatenablog.com

 特に舞台の感想は完成までかなり時間がかかるんですが、「Make You Wonder」(HiHi Jets)のパフォーマンス動画は一度記事をあげてから追記していくという珍しいスタイルをとりました。今後はそうそうやらないと思います。

gzmlhzmkwq7w3.hatenablog.com

 でも、この日までに更新しようと思って計画的に書くこともあります。芸名統計シリーズとか。

gzmlhzmkwq7w3.hatenablog.com

 

 

  1. 下書きに保存された記事は何記事? あるならどんなテーマの記事?

 2記事です。
 うち1つはテスト用で、SideMのユニットごとに文字色を変えたいなと思って「見たまま編集」モードでどこまでできるか試したり、iTunes商品紹介の埋め込みが上手く行くか試したりといった形で使っています。
 記事は、基本的にMicrosoft Wordで書き上げてからブログにコピーアンドペーストする形で書いてます。

 

  1. 自分の記事を読み返すことはある?

 めちゃくちゃあります。特にシリーズものを書いている時は、過去の記事と矛盾することを書いていないか、脚注内容に重複がないか気になるのでちょくちょく読み返してます。このシリーズの最新版は脚注が多すぎるので減らさないとと思ってはいるのですが、次回更新分はさらに脚注が増える予定です。

gzmlhzmkwq7w3.hatenablog.com

 

  1. 好きなはてなブロガーは?

 特定のかたはいませんが、好きなものを何かに当てはめたりキャスティングしたりされている記事を見つけると、「同好の士だ!」と思って見ることが多いです。あと、好きな芸能人に向けた菓子盆を作って披露しあう系の記事はどなたが書いたものも面白くて好きです。
 個人的に、面白いと思ったり考えが参考になると思ったりした記事を見つけたら時々スターを無言で付けてます。すみません。

 

  1. はてなブログに一言メッセージを伝えるなら?

 これからもよろしくお願いします(日常生活でも一人称がうっかり「筆者」になりかけたくらい、ブログを書くのが楽しいです)。

 

  1. 10年前は何してた?

 故郷を離れて学生生活を送っていました。2年くらい後から都会を楽しめるようになるので頑張れ自分。
 あと、高校時代の友人が突然紹介したアイドルアニメが仲間内でブームになって、一緒に遊んだ時に主題歌をカラオケで歌った思い出があるのもこの時期。地元に居た時はアニメを見ることがあまりなく、現在の筆者を考えると大きな転換期でもある気がします。

 

  1. この10年を一言でまとめると?

「エンターテインメント」。
 職業のために学校を選んで通い始めたのが10年前で、今こうしてその職業で生活していることを考えると、人生の方向性は大きくは変わっていないなと思います。
 一方で、先述のアイドルアニメがきっかけでアイドルって面白いなと思ったからジャニーズ事務所のアイドルが好きな親友とも楽しく話ができたし、現在の好きなジャンルはこの期間に遭遇したものばかり。地方を離れてある程度都会で生活していたこともあって、人生を楽しくしてくれる娯楽にたくさん出会えたおかげでやってこれた10年なのかなとも思います。

 

 

 話は変わりますが、アイドルマスターSideMの新ゲームアプリアイドルマスターSideM GROWING STARS」(略して「サイスタ」)の初の実写CMが、10月26日(来週火曜日)の「学校へ行こう!2021」(TBS系)にて放映予定です。

 モバゲー版アイドルマスターSideM(サイスタじゃないほう)で本日10月23日12時59分まで開催の期間限定イベント「学校で会おう!~文化祭スペシャルライブ~」は、屋上から思いの丈を叫んだり、アイドルファンの学生たちが再現パフォーマンスを本物に見てもらったりと、そこはかとなく「学校へ行こう!」のオマージュを感じる内容だったのですが、このタイミングでこのイベントがきたことは偶然とは思えません。

 実は数年前にアイドルマスターSideMに登場するアイドルたちの空想組配属を考えようと思ったきっかけは、V6のファンのかたが書いていた、V6の皆さんがそれぞれ宝塚歌劇団のトップスターだったらというテーマのはてなブログの記事でした。

学校へ行こう!」だけでなく「ウルトラマンティガ」(MBS系)や「ポンキッキーズ21」(フジテレビ系)を子供の頃に楽しく見ていた筆者としては、番組中のCM放映という形でV6とSideMにささやかながらご縁ができることが感慨深いです。
 それに、前述のV6のファンのかたのおかげで筆者はこうして好きなものへの気持ちを膨らませて書き綴るという現在に至ったので、はてなブログの存在ってとても大きいなあと改めて実感しました。

 

 仕事が個人的繁忙期に突入しつつあるので、これまでもそうですが今後ともはてなブログはマイペースに更新していきたいなと思います。

 

 読んでいただき、ありがとうございました!

315プロダクションのアイドル46名を宝塚に組配属してみたい・6<Cafe Parade>

 宝塚音楽学校(以下「音校」)の)合格発表が終わったタイミングで公開している、315プロ所属アイドル46名の空想組配属・第6弾です。
 第6弾はCafe Paradeの1ユニット。1つの記事につき5~6名ずつになるよう、アイドルファイル順から少し変えてお送りします。諸注意については前回の記事と同じですが再掲。

 

※4~5年前の空想(年表形式)がベースになっています。筆がのって文章量が多い部分もあります。
 せっかくなのでトップになるならどんな感じになるかについても全員について考えました。相手役はこんな人が合いそう、みたいなことも書いておりますのでご注意ください。やって欲しい作品も考えましたが、具体的なタイトルはあまり挙げていません。同じユニットのメンバーは同じ時空にいる設定で、タカラジェンヌだったら互いにどんな関係になるかも書き添えました。
 配属の決め手に一貫性がない気がしてきたので、筆者の各組に対するイメージを書いておきます。なお、全員このイメージ通りに配属した訳ではありません。
 花組 → 正統派、ダンスが上手い、トップスターみんな顔が良い、男役も娘役もよく育つ
 月組 → チャレンジング、芝居が上手い、フレッシュと職人の共存、不思議な人事が発生しがち
 雪組 → 情感豊か、日本物に強い、しっとり優美で大人しい、小柄で端正な美形か超絶スタイルの持ち主がスターになる
 星組 → パッション、サービス精神旺盛、貴族から体育会系まで振れ幅が大きい、自組への愛着が強い
 宙組 → のびのび自由、コーラスに定評がある、都会的で大人っぽい、モデルみたいな長身がたくさんいる
 普段の記事は敬体(です・ます調)が多いのですが、このシリーズは基本的に常体です。過去に考えたアイドルの組配属空想記事に登場しなかった用語には脚注を付けました。

 

 

 それでは独断に基づく組配属、いってみよう。

 

 

Cafe Parade

神谷幸広 → 月組

  • 通ってほしい組を3つ選んだ結果、出発地は月組になった。
  • 1990年代初頭のゴージャスな星組を感じるアイドルという印象があります。ただ現在の星組とはちょっと持ち味が違うので、下級生時代からというのはピンとこなかった。おそらく組替えというルートを取ると思い、斬新で個性的な演目を引き受けることの多い月組でのスタートが彼の大らかさにマッチしている気がして月組配属にしました。それに【雨夜の喜び】神谷 幸広+*1って月組っぽくないですか?
  • 阪急電鉄の沿線に生まれ育ち、幼い頃から宝塚歌劇に親しむ。教育熱心な両親の意向で中学校進学を機にバレエを辞め学業に専念したが、夢を与える世界への憧れを捨て切れず、両親を説き伏せ1回だけ受験することに。高校入学後2年間バレエ教室に通う。たぶん出身校は小学校からずっと仁川学院。高2修了1回目の受験で合格。初舞台は月組
  • 甘いマスクと天性の華やかさは月組のなかでも目を引き、下級生にして注目を浴びる存在になる。研4で新公初主演し、翌年に花組への組替えが発表。最終的には月組で2回、花組で1回の合計3回主演する。
     花組では近い学年に男役スター候補がひしめく環境に置かれたが、本人は至ってマイペース。懐深く紳士的な性格で花組生からの信頼を集め、立派な花組スターの一員として組内外で認識されるようになる。
  • レビューでステッキとハットを持って歌い踊ってほしい*2【宴へご招待】神谷 幸広+*3【鬼たちの宴】神谷 幸広+*4のようにふわふわとボリュームのある衣装がよく似合う一方スーツも着こなす。
     ファンが観劇レポで幸広さんに触れる際に必ずと言っていいほど使われる言葉は「顔がいい」。忍者の頭領やマッドサイエンティストなど割と突拍子もない役をするっと演じ、本人の大らかさが役の得体の知れなさと化学反応を起こした【女神に愛されし者】神谷 幸広+*5も話題になった。
  • 趣味が海外旅行ということもあり旅にまつわるエピソードには事欠かないが、組で旅行する際は幸広さんから絶対に目を離さないようにするのが同期の役目の1つになっているほどの方向音痴。舞台稽古の際にセットの中で迷子になりかけたこともある。
  • 月組配属じゃなかったら花組に配属されていそう。いずれにせよ組替えはすると思う。
  • 研9で星組へ組替え。優雅でノーブル、コスチュームもスーツも似合う星の王子様らしい持ち味で昔からの星組ファンの心を掴み、「星組生え抜きじゃなかったの?」と言われるようになった。二番手時代の全国ツアー主演を経て、研13でトップに就任する。相手役は8期下の美貌と長身と実力を兼ね備えた人材で、トップ娘役就任のために花組から組替えしてきた。王子と姫のような上品なトップコンビのイメージに合う演目を中心に、コメディでも主演する。退団作は一般的には奇人変人とされている人物の生涯を夢想的に描いたミュージカルと、ゴージャスでハッピーなレビューの二本立て。退団会見では退団理由を聞かれ、「新しい世界を見に行きたくなって」と回答した。
     退団後は世界各地をめぐって見聞を広めたのち、東京宝塚劇場からほど近い場所に喫茶店を開く。都心にあるにもかかわらず大劇場周辺のような雰囲気をまとう店には非宝塚ファンも癒しを求めて訪れるように。店で時々歌うことはあるが表立った芸能活動をせず、誰かの幸せの欠片になるひとときを提供する道を進む。
  • 芸名に「幸」の字を入れそう。なお、タカラジェンヌで「神矢」や「香宮」姓はあったらしいが、「神谷」姓はいない。

  

東雲荘一郎 → 雪組

  • しっとりとした雰囲気に雪組適性を感じる。
  • 雪組は日本かフランスが舞台の作品がよく回って来るイメージがあり、実家が和菓子屋かつ前職がパティシエの荘一郎さんはどちらも似合う気がしたのも理由の1つ。そしてここまで何人分も書いてやっと気付いたが、筆者は黒髪のアイドルに雪組を経験させがち。
  • 大阪府北摂在住で、日本舞踊を習うために宝塚コドモアテネ*6に通ったことがきっかけで宝塚歌劇を知る。いつしかタカラジェンヌを目指すようになり、宝塚コドモアテネ修了後も稽古を続けながら音校合格を目指した。通っていたバレエ教室に高1の時から入学した幸広さんとはその頃に知り合い、高校は違えど仲良くしていた。中卒1回目と高1修了2回目の受験は不合格、高2修了3回目の受験で合格。初舞台は月組
  • 入団当初は歌手としての起用が中心だった。新公で役が付くのは早かったが二番手男役の役から先になかなか進めなかった頃、新公での経験を見込まれて研6の本公演で物語のキーパーソン役に抜擢。ニンに合わないと想像されていたキャラクターを演じきり、演技力で脚光を浴びる。次の新公で主演し、最終的に2回主演した。
  • 事件の黒幕だったり敵と見せかけて味方だったりといった表裏のある役を演じることが多く、闇社会の住人の役もなぜか回ってきがち。イメージは【Best Game】東雲 荘一郎+*7など。ショーでは【幻想水母】東雲 荘一郎+*8【くるみ割り人形】東雲 荘一郎+*9のようなひらひらした衣装を着て人間じゃない何かを演じてほしい。【熱きパソドブレ】東雲 荘一郎+*10を見るにスパニッシュ・レビューは似合うだろうし、【想い描いて】東雲 荘一郎+*11のようにアバンギャルドな新作衣装作りましたみたいなショーもいけると思う。
  • 実家が和菓子屋なのは有名で、餡子不使用のお菓子限定*12でよく差し入れてもらうし、ファンが買いに来ることもある。実家を継ぐことはできなかったが、スカステで洋菓子を作って組子に披露する番組が放送されて話題になった。
  • 演技をアピールポイントと考えているひとなので、雪組配属じゃなければ月組だと思う。組替えはしない。
  • トップになるのも雪組で、研13。相手役は星組出身の8期下で、パッと見はほんわか可憐だが押し出しが強く下級生の頃から只者じゃないオーラ全開の関西人。荘一郎さんが相手役をのびのびと泳がせる包容力と、演技に自信を持つ者どうしの満足度の高いハーモニーが評判のコンビになる。相手役とのやり取りは時に夫婦漫才だった。
     大劇場2作目でシャンソン・レビューの主演を務める。退団作は優美な日本物の芝居と、甘い歌声に洋菓子のイメージを重ねてモチーフにしたショーの二本立て。退団後は芸能界へ進出し、初めは歌唱力を活かすミュージカルを中心にしていたが、ドラマや映画へ活動範囲を広げていく。
  • 「〇〇ろう」は芸名としてなさそう。ちなみに「東雲」姓は過去に実在する。

 

アスラン=ベルゼビュートⅡ世 → 星組

  • 直感で選んだが、意外と合っていると思う。
  • 体育会系イメージの強い星組アスランさんの組み合わせに一抹の不安はあるが、自らの作るもので誰かを幸せにしたいというサービス精神やパッション溢れる言動とは結構相性が良さそうだなと。星組生となった暁にはコスチューム物にバンバン出演してほしい。
  • 海外で孤独な幼少期を送っていた頃、素晴らしい音楽と料理を提供するレストランを訪れたことがきっかけで、店主を「師匠」と呼び慕い歌の指導を受けるようになる。しかし「師匠」は突然いなくなり、アスランさんは日本に辿り着き若くしてシェフになるための修行に励んでいた(リアルな話をすると音校の受験資格を得られる学校に通っていないといけないので、調理を学べる専修学校高等課程への在学を想定)。修行先の縁で宝塚歌劇に出会い、歌い続けていればいつか「師匠」を見つけられると思ってバレエやダンスのことは全く考えないまま受験する。音校では声楽(クラシック)の成績がずば抜けて高かった。年齢的に高2修了相当1回目の受験で合格。初舞台は宙組
  • 誰もが認める歌唱力の一方、運動神経やコミュニケーション能力の低さがネックに。同期のフォローも受けつつ、実力で星組内の地位を築くと誓う。研5で新公初主演、最終的に3回主演する。2回目の主演は似合うだろうという前評判の再演作だったが役作りに苦戦し、それが組子との絆を深めるきっかけになった。
  • 本公演では下級生の頃から舞台上で歌う役がよく回ってくるし、「オペラの場面で圧倒的なソロを歌っていた男役は誰?」と頻繁にファンの話題をかっさらってそう。とにかくコスチュームが似合うので、【パフューム】アスラン=BBⅡ世+*13【魔性の月】アスラン=BBⅡ世+*14【漆黒の夜の支配者】アスラン=BBⅡ世+*15を舞台で見てみたい。【Last Night】アスラン=BBⅡ世+ *16に至ってはどこかで見たことある気すらしてくる。人間じゃない役だけでなくすべてを失いかけてから再起するありふれた青年役が評価されるなど、演技力も強みの1つになった。
  • 舞台に出る前は必ずサタンと対話しており、楽屋や稽古場への出入りでも携えている。
     シェフへの道半ばで宝塚歌劇を選んだが料理に対するこだわりや意識は強く、公式生徒名鑑「宝塚おとめ」の「好きな食べ物」の項目にアスランさんの手料理を挙げる組子がいたためスカステで料理の腕前を披露したことがある。
  • 星組以外だとすれば宙組配属もありそう。花・月・雪の3組は全く想像できなかった。
  • 星組で二番手まで昇進した後、研11で宙組へ組替え。孤独な組替えに緊張するが、宙組の自由な風土で堂々とした闇の存在感を発揮し、研12でトップに就任する。相手役は途中で変わり、1人目が先代から引き継いだ花組出身で3期下の歌姫。苦労人の実力派で、組めそうな相手が互いしかいないアクの強い2人がどんな作品もねじ伏せる構図に。2人目が宙組生え抜きの9期下。未来のトップ娘役として育てられた小柄な可愛い系で、凸凹コンビ感が面白いと言われるようになる。
     退団作は悪魔が純真な少女を地獄へ落そうと画策するうちに惹かれ合うハートフルコメディと、夜が持つ様々な一面をフィーチャーしたショーの二本立てで、2人目の相手役のお披露目作。退団後は歌手として国内外でコンサートを行うなどして活動。調理師免許を取得し、自らの創作料理を提供する新たな形式のコンサートも展開する。
  • マリア・バティスタさんやオラサ・イスラングラさん*17がいたならアスラン=ベルゼビュートⅡ世もいけるじゃないかと考えたけどやっぱり厳しい。「飛鳥嵐(あすか・らん)」とかそんな感じの芸名つけよう。

 

卯月巻緒 → 星組

  • 巻緒くんの天然タラシ王子様感の一部が星組で培われていたら面白そうだと思ったのも1つ。
  • 筆者のなかで、星組でラスト新公の主演を掴んだ男役は時々すごい跳ね方をするという勝手なイメージがあります。きっと巻緒くんもそのタイプで、それまで傍目には穏やかな下級生時代を送っていそう。
  • 引っ越し先にいつも宝塚歌劇団の全国ツアーが来たことから興味を持ち、家族の転勤が落ち着いた中学3年生の時にやっとバレエを始める。人当たりが良く優しくサラッとした格好良さのある性格は同じ学校の女子生徒から人気があり、音校受験を応援されていた。というかたぶん女子校。高1修了1回目は不合格で、高2修了2回目の受験で合格。初舞台は星組
  • 自然体の王子様系男役として秘かに注目され、星組ファンの秘蔵っ子的な立ち位置で見守られる。本公演のみならず新人公演でも大きな役が付くことは少なかったが、研7の最後の新公で初主演。これを機に名前が知れ渡り、スターの仲間入りを果たした矢先の研8で月組へ組替え。誰にでも自然な気遣いを見せたり、愛らしい容姿とギャップのあるさっぱりした一面が明らかになったりしたことでさらにファンが増え、月組生からは「お兄様」として慕われるようになる。
  • SideMのCDシリーズ「ST@RTING LINE」08のドラマパートがシェイクスピアの「夏の夜の夢」を演じるにあたって話し合うCafe Paradeという設定で巻緒くんはパック役だったので、やっぱりそういう役が合うのかなと。月組でパックを主人公にした翻案の作品を上演したこともあるし。フェアリー系というよりは巻緒くんらしいナチュラルな男役像を作り上げていきそうな気がする。
     ファンからの人気が高い衣装は【光導く王子様】卯月 巻緒+*18【感謝の気持ち】卯月 巻緒+*19など。新公学年の頃の【記した出会い】卯月 巻緒+*20はかわいいと評判だった。
  • オフは忙しい合間を縫ってケーキ屋巡りに勤しみ、ケーキの種類ごとにおすすめの店を組子に紹介したり差し入れたりする。ケーキのことを話す巻緒くんの楽しそうな姿に癒されるのは楽屋出入りに付き添うファンのご褒美。もちろん食べた分の運動は欠かさない。
  • 星組じゃなかったら最初から月組配属。意外と花組もありかも。組替えはしそう。
  • トップになるのは月組で、研14。相手役は月組生え抜きの9期下で、聡明で勝気なところのある容姿の良い小柄なダンサー。退団作は有名な戯曲かバレエを下敷きにしたミュージカルと、巻緒くんが王様という設定の王国を舞台に華麗なレビューや大勢でのボレロを繰り広げるショーの二本立て。退団挨拶は同時退団する生徒、二番手男役、相手役および自らをそれぞれケーキに例えながら話すという風変わりなものだった。
     退団後はマイペースに俳優活動を続ける傍らケーキ道を邁進し、マニアックな世界を語るテレビ番組に出演して世間にインパクトを与える。自作のケーキレポートをもとにしたケーキ情報サイトも運営する。
  • このまま芸名でいけると思う。ここ最近「卯月」姓のタカラジェンヌはいないが、過去には実在する。

 

水嶋咲 → 星組

  • 溌剌としたキャラクターや周りを明るくする華やかさは星組のそれだと思った。
  • 初めに、役の上の性別でキャリアデザインが大きく変わる宝塚歌劇の世界に咲ちゃんを当てはめることにかなり悩んだことを記しておきます。
     咲ちゃんのカードイラストを眺めていて、大ぶりな花やリボンや蝶々を髪飾りに使うセンスが星組娘役っぽいと漠然と感じていたんですね。そんな折に見つけた月組と星組を経験した元娘役・早乙女わかばさんのインタビューを読み、確信を抱きました。
  • 小学生の時に星組公演で初観劇し、特に娘役の豪華なドレスやアクセサリーに夢中になる。両親が男役のファンだったため「男役を目指す」という条件付きで受験スクールに通ったが内心は娘役志望。武道を習っており、骨格と身長が大きくなることを心配していた。音校予科は男役で授業を受け、本科で娘役に転向した。巻緒くんとは予科でのお掃除担当の場所が一緒で、本科で寮の同部屋になるほどの仲良し*21。中卒1回目、高1修了2回目は不合格、高2修了3回目の受験で合格。初舞台は星組
  • 研3の本公演のショーで下級生娘役数人の場面に選抜され注目される。自分らしさを大切に、可愛く素敵に見えるよう徹底的に研究するセルフプロデュース能力の高さは最大の武器になる。研4で新公初ヒロイン。2回目にして最後の新公ヒロイン作は飛鳥・奈良時代が舞台の日本物で、髪型のアレンジが効かないという課題に一生懸命向き合った。
  • いかにも宝塚歌劇という輪っかのドレスも着てほしいし、【自然体の笑顔】水嶋 咲+*22【バレンタイン2021】水嶋 咲+*23みたいな衣装も見てみたい。実際の作品でいうと宝塚版「オーシャンズ11」でヒロインのテスが「いらないわ!」って言いながら離婚届を破り捨てるシーンを演じてほしい。ファムファタルの役もやってほしい。筆者、水嶋咲ちゃんの「咲」は夢咲ねねさん*24の「咲」だと思ってる節がある。
  • どちらかといえば「咲ちゃんみたいになりたい」という憧れや親しみに近いスタンスで応援しているファンが多く、「宝塚GRAPH」の娘役コーナー*25の常連。というか咲ちゃんの「美ほどき」(美容に関するこだわりや実際に使っている化粧品などを知ることができた2018年のコーナー)読みたかった。
     髪飾りやアクセサリーの創意工夫には定評があるし、新技術を開発してそう。鬘に花びらを縫い付けるとか、下敷きをドライヤーの熱で曲げてアクセサリーの部品にするとか、磁石でくっつけておいた2つの鬘をはがして一瞬で印象を変えるとか実際やってらしたかたがいるので。
  • 明るさと自立した強さのあるひとなので、星組じゃなければ月組配属。いずれにしても月と星の間を行き来しそう。
  • 研6で月組へ組替えし、研7でトップに就任する。相手役は途中で変わり、1人目が花組出身の俺を見ろ系濃いキャラの8期上。クールビューティーな先代トップ娘役と対照的に個性をぶつけてビッグバン的なコンビで3~4作主演したあと相手役が先に退団する。2人目が月組生え抜きで王道を歩いてきた包容力ある系の3期上。
     退団作は2つの顔を持つヒーローが登場し最終的にトップコンビが相棒になって戦う冒険活劇と、万華鏡のようなショーの二本立て。2人目の相手役と同時退団ではないため単独でサヨナラショー*26を開催する。アクセサリーの形見分けには多くの後輩娘役が集まり、咲ちゃんの手元には1つも残らなかった。なおトップ就任と同時にトラピックスイメージキャラクター*27に就任し、退団まで務めた。退団後は俳優・タレント活動の傍ら、ハンドクラフト教室も開くように。自分らしく、をモットーに型にはまらない活動を続ける。
  • 「水島」姓のタカラジェンヌは実在したし、愛称が「サキ」の生徒も現役で何人かいる。

 

<Cafe Paradeタカラジェンヌだった場合の関係>
 全員同じ年齢で音校に入学するが、就任年や同組在籍期間が重なるくらいのことはあっても全員と接点はできなさそう。でもどこかで巡り会って意気投合してほしい。ちなみに幸広さんは荘一郎さんの相手役と、荘一郎さんは幸広さんの相手役とトップコンビになると予想されていたがトレード就任になったと想定した。咲ちゃん退団時には同組に巻緒くんがいる。

 

 

 こんな感じになりました。
 全員バラバラの組に辿り着く設定になったHigh×Jokerとは対照的です。特に月組星組の割合がすさまじく高くて我ながらとても驚いたのですが、個性派集団のCafe Paradeにその2組を通したくなる感じを理解してくださるかたがどこかに居てくださったらありがたいです。 
 もともとCafe Paradeはミュージカルやレビューがとても似合うユニットなので、空想がめちゃくちゃ捗りました。持ち歌のなかでも特に『A La Carte FREEDOM♪』や『Present For You!!!!! ~A day in the cafe~』はフルサイズでそのままレビューの1場面にできるくらいの構成ですよね。いつか使ってくれないかな……。

 ちなみに今回は、アイドルの誕生日にそのアイドルに関する記事を更新することになる、という素敵な偶然が起きました。本日10月9日はアスランさんの誕生日です。おめでとうございます!

 

 ところで、今週水曜日(10月6日)にサービス開始となった新ゲームアプリ「アイドルマスターSideM GROWING STARS」(略して「サイスタ」)から実装された新ユニット「C.FIRST」の3名については、まだ情報が少ないため他の46名と同じような組配属を考えるにはまだ時間がかかりそうです。よって、315プロ空想組配属シリーズは今のところあと2回で一区切りとする予定です。いつになるかは分かりませんが49名分書き上げるのを一番楽しみにしているのは筆者なので、気長にお待ちいただけるとありがたいです。

↓C.FIRSTと宝塚歌劇団を組み合わせた過去の記事リンクを貼っておきます。

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 サイスタはゲームのボイスもアニメーションも充実していて、ストーリー公開によるアイドルたちの掘り下げが待ち遠しくて仕方ないんですよね。現時点で公開されているエピソードを読んだ限りだと、筆者は天峰秀くん(C.FIRST)のことが気になっています。まさかC.FIRSTのメンバー構成を提案したのが秀くんだったとは……。皆さんはプレイされましたか?

[2023/4/29追記:C.FIRST編が完成しました!

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 次回はS.E.MそしてTHE 虎牙道の2ユニットを予定しています。楽しんでいただけた方は是非ともよろしくお願いします。

 

 読んでいただきありがとうございました!

 

 記事作成にあたっては、「宝塚語辞典」(著:春原弥生、刊:誠文堂新光社)、「波瀾爆笑!?わが人生 I」「II」「III」(刊:宝塚クリエイティブアーツ)および「宝塚アーカイブ | 舞台・演劇用語 | シアターリーグ」(http://www.moon-light.ne.jp/termi-nology/takarazuka/)を参考としました。

*1:2021年6月16日~23日にモバゲー版SideMで開催された期間限定イベント「Rainy Night Dance ~雨夜も上機嫌!!~」の限定ガシャSR+。

*2:幸広さんのソロ曲『A CUP OF HAPPINESS』は、実際のライブでもSideM LIVE ON ST@GE!のMVでもステッキが小道具として使われている。MV ではセンターアイドルを幸広さん以外に設定してもステッキは消えないが、色は赤紫色で固定。

*3:2016年10月7日~14日にモバゲー版SideMで開催された期間限定イベント「ハロウィンナイトパーティ2016」のランキング上位報酬SR+。

*4:2018年1月31日~2月8日にモバゲー版SideMで開催された期間限定イベント「季節を分かつ鬼たちの宴」の限定ガシャR+。

*5:2019年8月8日~19日にモバゲー版SideMで開催された期間限定イベント「Best Game2 ~命運を賭けるトリガー~」のランキング上位報酬SR+。

*6:宝塚音楽学校が小中学生向けに運営するスクール。土日の校舎で実際に音楽学校の講師から日舞や声楽、バレエのレッスンを受けることができる。ここの出身者という生徒もいるが、入学枠等はない。

*7:2016年9月8日~16日にモバゲー版SideMで開催された期間限定イベント「Best Game ~女神はどちらに微笑むか~」のランキング上位報酬R+。

*8:2015年年4月8日~15日にモバゲー版SideMで開催された期間限定イベント「ブルーアクアリウムLIVE」の限定ガシャSR+。

*9:2019年11月7日~15日にモバゲー版SideMで開催された期間限定イベント「くるみ割り人形と不思議なクリスマス」の限定ガシャR+。

*10:2016年11月14日~22日にモバゲー版SideMで開催された期間限定イベント「愛と情熱のバイレ」のランキング上位報酬SR+。

*11:2017年9月25日~30日にモバゲー版SideMで開催された期間限定イベント「ART COLLECTION LIVE」の限定ガシャSR+。

*12:実際の荘一郎さんは餡子を受け付けない体質が原因で実家を継がずパティシエになった。餡子サンドの食品サンプルを見ただけで卒倒してしまったことがある。

*13:2019年6月30日~7月5日にモバゲー版SideMで開催された期間限定イベント「淡い芳香☆パフュームライブ」のランキング上位報酬R+。

*14:2016年3月23日~31日にモバゲー版SideMで開催された期間限定イベント「アラビアンナイトライブ」のランキング上位報酬SR+。

*15:2017年11月1日~10日にSideM LIVE ON ST@GE!で開催された期間限定イベント「Phantom Night Party」のランキング上位SR+。

*16:2018年7月17日~30日にモバゲー版SideMで開催された期間限定イベント「Long Night ~悪夢のホテル~」の限定ガシャSR+。

*17:前者は第51期生、後者は第47期生。バティスタさんの父はポルトガル人で芸名の由来は本名とのこと。イスラングラさんはタイ王国留学生とのことだが詳細は筆者もよく分からない。

*18:2018年11月30日~12月7日にモバゲー版SideMで開催された期間限定イベント「Fantastic Illumination 2018」の限定ガシャSR+。

*19:2019年5月8日~15日にモバゲー版SideMで開催された期間限定イベント「梅雨を彩るフロッグライブ」のランキング上位報酬SR+。

*20:2017年5月9日~17日にモバゲー版SideMで開催された期間限定イベント「レトロ喫茶歌謡」のランキング上位報酬SR+。

*21:本科進級時に転向した経験のある生徒もいる。ちなみに、本科では寮で誰と同室になるか選べると言われている。

*22:2018年10月1日~9日にSideM LIVE ON ST@GE!で開催された期間限定イベント「WORLD TRE@SURE in HAWAII」の限定ガシャSSR+。

*23:2021年2月7日~16日にモバゲー版SideMで開催された期間限定イベント「バレンタインライブ2021」の限定ガシャR+。

*24:星組の元トップ娘役。手足が長い人形のようなスタイルの持ち主で、純真無垢なジュリエットからナポレオンを終生愛したジョセフィーヌまで華やかさと情感をもって多くの役柄を演じた。

*25:娘役スターのインタビューやポートレートの特集が毎号掲載されており、その趣向は1年ごとに変わる。

*26:トップスター、トップ娘役その他限られたスターたちが退団する場合のみ千秋楽後に行われるショー。歌劇団での軌跡をたどるようなセットリストになることが多い。

*27:阪急交通社の事業ブランド「トラピックス」イメージキャラクターのこと。旅行プラン案内に写真が載ることもある。娘役が立て続けに務めてきたが、現在の担当は男役の芹香斗亜さん。