gzmlhzmkwq7w3の日記

 自分の趣味とか雑感その他を、気が向いた時に書き連ねる予定です。【2023/12/20追記:昨今の問題について筆者のスタンスを書きましたので、ブログトップに表示しています。】

2023年版・好きなジャンルの名前がどれくらい現役タカラジェンヌに近いかを調べたい・前編

当記事は2023年版です。2022年版もしくは2021年版をお探しの方は、お手数ですが「芸名統計2022」もしくは「芸名統計2021」カテゴリから記事をご確認ください。

 

 

 前回の記事では宝塚歌劇団の現役生徒の芸名に使われる字について調べたデータをもとに、それぞれの芸名に含まれる字を使っている延べ人数(以下「人数和」)を算出したり、字の傾向のみで研1生の組配属を予想したりしました。
 このデータを用いて、筆者の好きな人たちの名前はタカラジェンヌだとどなたに近くてどの組に近いかを調べました。

 なお今年度は集計対象が多いため、昨年度の集計対象とした3ジャンルを1記事にまとめ「前編」としてお送りします。

 

※この記事から読まれた方はおそらく筆者が何をやっているのかよく分からなくなると思われますので、前回の記事に一度目を通していただけると良いかと存じます。※
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 せっかくなので人数和算出ルールをタカラジェンヌ以外に適用した例がこちら。


 昨年の統計対象の秋月涼くんとともにTHE IDOLM@STER DearlyStarsでプロデュース可能アイドルだった水谷絵理さんは
+++」 = 6+0+1+1 = 8
となり、同じ人数和のタカラジェンヌ桃歌雪さん(月組)ら2名が該当します。また所属組別の使用人数を全て足したものに対する各組の使用人数の和の割合(以下「手法1」)では花組星組、所属組別の使用率の和を全て足したものに対する各組の使用人数の使用率の和の割合(以下「手法2」)では花組っぽい名前ということになります。出てこない文字はゼロ扱いです。
 なお、当記事の「現役タカラジェンヌ」は公式生徒名鑑である「2023年度版 宝塚おとめ」(刊:宝塚クリエイティブアーツ)に顔写真付きで掲載されている計426名を指し、その後の組替えや退団は反映していません。

 

 

 

ジャニーズJr. (主にHiHi Jets)

 まず調べたのは、筆者が応援しているジャニーズJr.内の5人組ユニット「HiHi Jets」。10代特有の青春・無敵感を残しつつ、軽妙洒脱もアグレッシブもいけるようになった彼らは今本当に面白い存在だと改めて感じています。テレビ番組でカバーした『Let It Be』(SMAP)や新曲『NEVER STOP -DREAMING-』なんてもう、「ちょうど5人いて個性がバラバラだけど目指すものは同じ、やっぱり宝塚歌劇団の各組スター揃い踏みじゃん!」と思わずにはいられなかったですね。

※筆者はHiHi Jets宝塚歌劇団5組の個性を定期的に見出しがちな人間です。参考記事↓

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 そんなわけでHiHi Jetsの5名、そして2022年度版でも検証を行い現在も事務所に所属しているジャニーズJr.8名をピックアップ。
 現役タカラジェンヌの芸名に使われている字の一覧を用いて人数和を、手法1あるいは手法2でどの組に偏っているかを算出。さらにそれぞれの氏名がタカラジェンヌだと誰の人数和に近いのかを(筆者の独断で2~3名選んで)併記しました。昨年と今年の2年連続で人数和の変動が一致したタカラジェンヌの芸名は太字で、3年連続で人数和の変動が一致した芸名は太字+下線で示しました。

 ピックアップの10名は以下の通りです。昨年計算して今年も事務所に所属する人を継続ということにしました。

  • 大西風雅くん(理由:現役で「風雅」姓のタカラジェンヌがいるため。)
  • 織山尚大くん(理由:全文字ランクインの尚大くんと瑛朝くんの差を確認するため。)
  • 川﨑皇輝くん・川崎星輝くん(理由:「輝」が相変わらず使用者数の多い字なので、集計対象中最大の人数和を狙える可能性がある。)
  • 鈴木瑛朝くん(理由: 全文字ランクインの尚大くんと瑛朝くんの差を確認するため。)
  • 千井野空翔くん(理由:昨年まで詩ちづるさん(星組)と2年連続同じ人数和を記録したので、近い人数和のタカラジェンヌを今年も確認したい。)
  • 矢花黎さん(理由:昨年は2年連続で同じ人数和のタカラジェンヌが3人いたので、今年も確認したい。)
  • 和田優希さん(理由:昨年は集計対象中最大の人数和39を記録したため。)

 

結果

基本データ

 HiHi Jetsは多い順に髙橋優斗さんと作間龍斗くん、橋本涼さんと井上瑞稀さん、猪狩蒼弥くん。人数和の最大値は17(1減)、最小値は3(不変)。平均値は11.4(0.2減)、中央値は10(1減)となりました。またHiHi全体では手法1・手法2ともに花組に偏ります。ちなみに昨年は手法1のみ宙組に偏っていました。

 筆者がピックアップしたジャニーズJr. は多い順に、川﨑星輝くん、和田優希さん、千井野空翔くん、大西風雅くん、矢花黎さん、川﨑皇輝くん、鈴木瑛朝くん、織山尚大くん。集計対象者が減ったので一概には言えませんが最大値は38(1減)、最小値は9(8増)となりました。平均・最頻・中央値は算出していません。

傾向

 髙橋優斗さんは「優」の宙組率が高いために5人の中で唯一宙組への偏りを示します。引き続きHiHi内で同率1位の作間龍斗くんも、同様に「間」の使用者がいる月組への偏りを示します。
 実は毎年2ずつ人数和を増やしている橋本涼さんがとうとう同率3位まで上昇し、「涼」の1字のみでどこまで突き進むかは非常に気になるところ。同率者がいるものの3年連続で5人中3番目をキープするすごさを見せたリーダー・井上瑞稀さんですが、現役生徒の高峰潤さん(花組)と字の重複が全くないながら3年連続で同じ人数和を記録しているのも面白いですね。猪狩蒼弥くんは昨年同様「蒼」「弥」の使用者がすべて異なる組所属ながら手法2で「弥」の使用者がいる花組に偏ります。

 ピックアップしたジャニーズJr. に関しては和田優希さんと入れ替わりに川﨑星輝くんが1位に躍り出ました。星輝くんそして兄の川﨑皇輝くんの「輝」が含まれている2人が人数和を増やし、千井野空翔くんと大西風雅くんが人数和不変、そして他の4人は人数和を減らした形です。川﨑兄弟の人数和の差は18で、現役タカラジェンヌ姉妹で同じ差の生徒はいませんでした。
 調べた8人の中で昨年と同じ人数和の挙動を示した生徒さんがいたケースは、千井野空翔くんに対する澄乃紬さん(宙組)だけでした。人数和が同じ生徒の人数は星輝くんや矢花黎さんのほうが多かったぶんやや意外な結果。
 鈴木瑛朝くんと織山尚大くんはともに姓名の4文字全てが使用されているアイドルでしたが、字ごとの使用者数が2人以上いるか否かが差を生みました。

 

アイドルマスターSideM

 次に調べたのは、筆者がプレイしているドラマチックアイドル育成カードゲームシリーズ「アイドルマスターSideM」。SideMのこの1年はなんとも激動ですが、アプリゲームの「アイドルマスターSideM GROWING STARS」で公開されている3DMVが全ユニット分完成していると発表されたり、ソーシャルゲーム版のストーリーの一部が「エムマスアーカイブ」として公開されたりしたこともあり、筆者にとっては変わらずマイペースに触れ続けたいコンテンツの1つです。このブログでは一昨年からSideMのアイドルたちを宝塚歌劇団に組配属してみたいという記事を数人分ずつ更新していて、今年とうとう完走を迎えました。

asobistory.asobistore.jp

gzmlhzmkwq7w3.hatenablog.com SideMには本名ではなさそうなアイドルも数名いるので、ゲーム内のアイドルファイルおよび恒常カードの自己紹介台詞をもとに芸名として調べました。つまり、アスランベルゼビュートさん(Cafe Parade)については下線部分が集計対象です。出てこない文字はゼロ扱いです。

結果

 ユニットごとに人数和の平均値と中央値も算出して表にしました。

基本データ

 人数和の最大値は83(不変)の渡辺みのりさん(Beit)、そして58の華村翔真さん()と続きます。最小値は0(不変)の神谷幸広さん(Cafe Parade)、硲道夫さん(S.E.M)、牙崎漣くん(THE虎牙道) そして古論クリスさん(Legenders)。人数和の平均値は13.8(0.1減)、最頻値は1(昨年は6・1・0の複数)、中央値8(不変)ですので、人数和が大きい少数のアイドルが平均値を押し上げていて、実際はやや小さめの人数和に集中していると考えられます。

 ユニット別平均値の最上位はBeit(33.7で不変)で、最下位はFRAME(3.3で不変)。中央値の最上位はF-LAGS(30で3増)で、最下位はS.E.MLegenders(1で不変)でした。315プロ全体だと手法1は雪組、手法2は宙組に偏ります。

傾向

 昨年と同様に平仮名を持つアイドルであるみのりさんと姫野かのんくん(もふもふえん)の間に翔真さんが入るという構図。人数和が大きいアイドルたちの顔ぶれはほぼ変わっていませんが、「希」と「輝」の競り合いで順位が細かに変動しています。「天」や「月」などSideMらしさもありつつタカラジェンヌに頻出の字を持つアイドルの名前が上位に来るのは納得の結果です。
 SideMのアイドル49人のうち人数和が増えたのは13人、変わらなかったのは19人、減ったのは17人。増えたアイドルの名前には「翔」「舞」「河」など研1である程度使われる字の存在が目立ちます。清見ひかりさん(研1)の入団により、眉見鋭心くん(C.FIRST)が昨年の人数和ゼロから唯一増えたアイドルとなりました。

 

大相撲力士

 続いて調べたのは、大相撲力士の四股名。大相撲力士は幕内から序の口までで600名以上が該当するため、「関取」と呼ばれる幕内と十両の力士が対象です。
 四股名はスポーツニュースなどで短縮して呼ばれがちですが、今回は四股名全体で人数和を算出することにしました。四股名の確認は、2023年5月21日時点で日本相撲協会ホームページの「力士を探す」機能を用い、番付の条件を「幕内」「十両」それぞれに設定してヒットする力士の情報から行いました。すなわち令和5年5月場所の幕内力士43名および十両力士28名が集計対象です。

結果

 今回は関取全体のみで人数和が大きい順の表を掲載しました。

基本データ

  関取全体では最大値60、最小値0。平均値11.4(3.5減)、中央値10.5(1.5減)、最頻値2(不変)。手法1、手法2いずれも宙組に偏ります。
 幕内では最大値36、最小値0。平均値12.4(0.7増)、中央値12(1増)、最頻値0(2減)。手法1、手法2いずれも宙組に偏ります。
 十両では最大値56、最小値0。平均値20.6(1増)、中央値10(2増)、最頻値は複数あり2・0(昨年は0のみ)。手法1では月組、手法2では花組に偏ります。

 幕内では朝乃山関十両では美ノ海関。関取全体では美ノ海関が最大となります。

傾向

 人数和の大きい順に美ノ海関、湘南乃海関空海、……と十両力士が1位から6位を独占したのは昨年度と同じ結果です。十両は「美」「海」、幕内は「輝」「翔」があると人数和が大きくなりやすいですね。それが手法1、手法2での偏りの違いにも表れているのではないでしょうか。関取全体を人数和の大きい順に並べると、人数和が中間~小さい力士は雪組星組に偏り、人数和の大小にかかわらず花組月組そして宙組への偏りが散見されるのがなんとなく分かるかと思います。

 十両および幕内の人数和が大きくなりやすい字の傾向から外れているのが、昨年度の幕内最大人数和を記録した宇良関をかわして今年度の幕内最大を記録した朝乃山関。ちょうど1年前は集計対象の番付ではなかった力士がこの位置に付けるのも、「朝」の字のアシストで上位に食い込むのも面白いところです。高砂部屋の「朝」のように相撲部屋に固有の字があるのは、それこそタカラジェンヌが恩師や憧れの上級生の名前から一字とって芸名に付ける文化に近いものを感じますね。  

 

 

 この記事で集計対象とした集団の人数和の分布については、5人と少人数のHiHi Jetsを除き、いずれも平均値より中央値が小さいという形をとりました。幕内力士のようにほぼ差がない場合もありますが、SideMのように差が5だったり十両力士のように10だったりすると、一部の人数和の大きい名前が平均値を押し上げていると考えてよさそうです。

 では、中央値が平均値を上回る集団はどこにあるのでしょうか?

 

 というわけで後編では、筆者が「中央値が平均値を上回るのでは?」と考えた別ジャンルでの調査結果を書いていきます。

 

 

 読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

※当記事に掲載している図表は予告なく修正・変更することがありますのでご注意ください。

 

2023年版・現役タカラジェンヌの芸名によく使われる字について調べたい

当記事は2023年版です。2022年版あるいは2021年版をお探しの方は、以下の記事をご覧ください。

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 とにもかくにも筆者は人の名前を見るのが好きです。
 2年連続でタカラジェンヌの芸名統計をとったら結構楽しかったので、今年も所属組による字の傾向を含めて調べてみました。

 

 

「2023年度版 宝塚おとめ」(刊:宝塚クリエイティブアーツ)に顔写真付きで掲載されている宝塚歌劇団の現役生徒の芸名に使われている全ての文字(平仮名・片仮名・漢字)をMicrosoft Excelにて集計し、使っている生徒数の多い字を順に並べた表を作成しました。
 さらにこの表をもとに、芸名に含まれる字を使っている延べ人数(以下「人数和」)が多い生徒を順に並べた表も作成しました。
 そして、使っている字を専科・花組月組雪組星組宙組・研1生ごとにMicrosoft Excelにて集計し、所属組ごとに使っている生徒数(以下「使用人数」)および使用者全体に対する比率(以下「使用率」)を順に並べた表も作成しました。
 仮に「佐々木ななお」という架空の人名を例に挙げてみると、の5文字にそれぞれ1人分ずつ数えた後、人数和を算出する際に「+++な×2+」というふうに通算使用人数を足していくことになります。同じ字が2回登場した場合に人数和の時だけ二重に集計する理由は、「佐々木ななお」と「佐々木なお」のように1文字の有無で印象が変わることがあるためです。「々」のような踊り字や「ょ」のような拗音、「眞」と「真」のような旧字体新字体は異なる字として集計します。要するに、字の種類と出現回数だけで判定しています。
 併記してある画数は各種漢字・漢和辞典を、平仮名の画数は統一概念がないので幼児教育用資料をもとにしました。参考資料などは記事の最後にまとめて記載します。集計ミスがないか確認したのですが、何かしらのミスがあったりお見苦しい図表になっていたりするかもしれませんのでご注意ください。
 なお所属組は「2023年度 宝塚おとめ」に準拠し、その後の組替えや退団は反映していません。

 

 

せっかくなので集計前に予想を立ててみました。

予想

 昨年の使用字1位が「り」、2位が「美」、3位が「ら」、4位が「花」、5位が「い」、6位が「あ」、7位が「み」、8位が「乃」、9位が「希」「華」「真」という顔ぶれだったので、昨年12位の「さ」、昨年22位の「星」は逆転トップ10入りすると予想しました。
 所属組ごとに使用率の高い字については使用率40%以上を「高い」と判定することにしました*1。よって昨年集計時の雑感および「生徒一覧」ページから、専科は「美」花組「葉」月組「蘭」雪組「愛」星組「央」宙組「風」、研1生は「翔」の使用率が高いと予想しました。
 また昨年の人数和最大の華雅りりかさん、次点の花翔ひかりさん(ともに元花組)が退団したということで、人数和最大は繰り上がりで天愛るりあさん(月組)、最小は昨年に同じく榊歩さん(雪組)と予想しました。

 

結果

現役タカラジェンヌが芸名に使っている字の一覧(多い順)

 多少ぼやけていますが拡大もしくは画像のコピーで読めるかと思います。

 

基本データ

「2023年度版 宝塚おとめ」に掲載されているタカラジェンヌ全426名(2名増)で360種類(6種類減)の字が使われていました。1字当たりの使用人数の平均値は3.7(1.0減)、最頻値1(不変)、中央値1(1減)ですので、使用頻度の低い字に固まっている可能性がありそうです。

 使用者数1位の字は「り(平仮名)(46名)で、今年も使用者の人数だけで初舞台生の人数を超えています。次いで「美」(37名。漢字では最多)、「ら」(31名)、「あ」「い」(30名)、「み」(28名)、「ゆ」「乃」(26名)、「花」「咲」(25名)というトップ10となりました。

 今年は下記10字が新たに使用されました(画数順)。昨年の新顔は21字だったので少なめです。

イ(2画)、見(7画)、祈(8画)、律(9画)、望、笙、逢(11画)、絵(12画)、響(20画)、鷺(24画) 

※「イ」「望」は2022年度使用者数0から復活

 また、昨年使用されていたものの今年使用されなくなったのは下記の字でした(画数順)。

レ(前年1名)、カ(片仮名、前年1名)、合(前年1名)、百(前年1名)、束(前年1名)、依(前年2名)、明(前年1名)、勇(前年1名)、草(前年1名)、留(前年1名)、萌(前年1名)、惟(前年1名)、琥(前年1名)、蒔(前年1名)

 そして芸名に使われていそうな字を集計前にピックアップしておいたところ、上記の他にもこれらの字は使われていませんでした(画数順)。

ふ、へ(平仮名)、フ、へ(片仮名)、レ、ー(長音符)、ぬ、ウ、オ、ク、コ、ス、セ、ト、ニ(片仮名)、ヌ、ハ、ヒ、マ、ム、メ、ヤ、ユ、ラ、ワ、む、も、を、ウ、エ、オ、シ、チ、ツ、テ、モ、ヨ、ロ、ヲ、上、女、弓、ふ、ネ、ホ、心、冬、広、氷、玄、玉、生、卯、地、衣、秀、見、夜、実、宙、直、怜、洋、神、恭、恵、流、道、晶、絵、裕、銀

 

 

所属組ごとの使用字の傾向

専科


 専科は40%以上で多い判定する基準を設けた結果、2人のうち1人使用した字「京」「高」「三(漢数字)」「圭」の50%がボーダーラインになり該当する字が14種類(1増)。
 一番使用者数が多いのは「美」の3人(8.1%)で予想的中。

花組


 花組は使用率40%以上の基準に該当する字が53種類(3減)。使用者3名で100%を記録する「来」があります。実は「光」「葉」の使用者の半分は花組生。「深」「波」「湖」などさんずいの付く漢字が使用率上位に散見されるなか、「涼」がじわじわと上がってきました。
 一番使用者数が多いのは「美」の12人(32.4%)。予想に入れた「葉」は4人(50.0%)。

月組


 月組は使用率40%以上の基準に該当する字が52種類(3増)。漢数字は花組生に多いのですが「一(漢数字)に限っては半数近くが月組生ですね。
 一番使用者数が多いのは「り(平仮名)の9人(20.0%)。予想に入れた「蘭」は14人中6人(42.9%)なのですが、宝塚おとめ発売数日後にうち3人が退団したということで、今後の推移も気になるところ。

雪組


 雪組は使用率40%以上の基準に該当する字が63種類(7増)。「奏」「那」「紗」など優雅さのある字の場合に使用率が半分以上を占めているのも特徴的かもしれません。漢数字でいうと「千」も多いです。
 一番使用者数が多いのは「り(平仮名)の10人(22.2%)。予想に入れた「愛」は6人(31.6%)。

星組


 星組は使用率40%以上の基準に該当する字が52種類(1減)。昨年使用者4人で100%を記録した字「碧」は今年も80%と高い使用率を記録しました。「玲」「瞳」も使用率が高めです。
 一番使用者数が多かったのは「り(平仮名)の11人(24.4%)。予想に入れた「央」は4人(50%)。

宙組


 宙組は使用率40%以上の基準に該当する字が49種類(9減)。「亜」「聖」「恋」「玖」などの字が宙組生で使用者の半数以上を占めました。他の組と異なり使用者数1人で使用率100%になる字にひらがなが一切ないのも面白いところです。
 一番使用者数が多かったのは「風」で21人中10人(47.6%)。次いで「り(平仮名)の45人中8人(17.8%)。

研1生


 昨年と顔ぶれが総入れ替えとなる研1は使用率40%以上の基準に該当する字が28種類(5減)。「祈」「望」「逢」などややロマンチックな字が新出です。昨年の研1だった第108期生は「丘」「歩」「粋」など星組の頻出字との重複が多い印象でしたが、今年の研1である第109期生で40%以上100%以下の字を見ていると、どの組の特徴も満遍なく持っている印象です。
 一番使用者数が多かったのは「あ」「り(平仮名)の6人(順に16.7%、11.1%)。予想に入れた「翔」は3人(27.3%)。

現役タカラジェンヌの芸名の人数和の一覧(多い順)

 人数和についてはこのようになりました。簡単にいうと「人数和100を超える」=「自分と同じ字を芸名に使っている延べ人数が100人超え」ということです。

 これも多少ぼやけていますが拡大もしくは画像のコピーで読めるかと思います。

基本データ

 人数和の最大値は124(22減)の天愛るりあさん(月組)、最小値は3(不変)の榊歩さん(雪組)。人数和の平均値は56.0(0.6増)、中央値55(1増)、最頻値は39・52・62(前回は35)、ですので、平均値と中央値の乖離が少ないことから人数和については特に極端な分布は示していないと考えられます。

考察

 人数和の最大値がガクンと下がりましたが、天愛さん自身の昨年の人数和は125で実はほぼ不変。ここで昨年と今年の人数和別生徒数のグラフをご覧ください。

 昨年の最大値だった華雅りりかさん(人数和147)がいかに突出した数字だったかがお分かりいただけたでしょうか。2年連続で使用者数最多の「り(平仮名)を2回使う芸名ならある意味当然の結果でしたから、そうした突出値が存在しなかったのも、人数和の平均値と中央値の差が昨年の1.4から今年の1へと減少した要因と考えられます。

 

 ここまで調べたところで筆者が思い出したのは、「芸名の傾向だけで研1の組配属を考えたらいい線行くんじゃね?」という数年来の疑問。
 そんなわけで追加検証です。

【追加検証】使用字の傾向のみで第109期生40人の組配属を考えたら、実際の組配属とどれだけ一致するか調べたい

検証方法


 芸名ごとにどの組の傾向が強いかを数値化する手法として、第109期生首席・音綺みあさんの芸名を例示します。
 芸名に使われている字ごとの組別使用人数を全て足したものに対する各組の使用人数の和の割合(以下「手法1」)、字ごとの組別使用率を全て足したものに対する各組の組別使用率の和の割合(以下「手法2」)を第109期生40人全員について算出し、手法1あるいは手法2で1組ずつ順番に、自組の数値が高い順に生徒を選んでいきます。同じ数値の生徒が複数名いた場合は成績順。
 選ぶ順番ですが初舞台公演を担当した雪組始まりとして、大劇場公演をまわす順(→…)を選択順A、公式ホームページ等の並び順(→…)を選択順Bとし、選択順A・Bそれぞれで選びます。
 そして実際の配属と同じ組になった生徒が40人中16人以上すなわち40%以上の場合を、「いい線行った」と判定します*2
 なお実際の組配属は2023年5月11日に発表されましたが、公平を期すために筆者は組配属決定のお知らせを一切見ない状態で同日夜間に選択作業を行いました。

結果

 第109期生の芸名の基本データを先に提示します。

 一番高い数値[2番目に高い数値]を記録したのは、手法1が平均値で研1[花組]・中央値で花組[雪組]・最頻値で花組[研1]、手法2が平均値で研1[宙組]、中央値で研1[雪組]、最頻値で花組[研1]となりました。当然高い研1を除くと、花・雪・宙の3組に偏るようです。
 そして手法1・2および選択順A・B を組み合わせた4通りの組配属を作成し、実際の組配属と比較しました。成績順ではなく選択順に表記し、実際の組配属と同じだった生徒の芸名には下線を引いてあります。

 実際の組配属と最も近いのは手法2×選択順A(ケース3)で、実際の組配属と同じだった生徒は40人中13人の32.5%。40%以上とはなりませんでした。

 

 今回は初の試みとして芸名の傾向をもとに研1生の組配属を予想してみましたが、実際と合っていなくても雪組「み」「ゆ」「り」が多くなったり、宙組は漢字とカタカナが多くなったりするのが興味深かったです。ケース1からケース4全てで同じ組になる芸名も結構ありました。星奈(研1)→清華(月組)や朱鷺あおい(研1)→水城あおい(月組)、輝星(研1)→泉堂(宙組)や日向みなき(研1)→風色日向(宙組)のように芸名の一部が完全一致する生徒のいる組に引っ張られやすいのはなんとなく分かりますね。
 今年の組配属はカタカナ芸名の生徒が花組に行ったり「風」が誰も宙組に行かなかったり、と過去の傾向と異なる組配属もいくつか見られたので、来年の芸名の傾向にどのような変化があるのか、楽しみにしています。

 

 昨年まではここで使用字の一覧および所属組別の使用率の一覧(画数ごと)を画像で掲載していましたが、今回は研1の検証で主に使用した生データの表を別の記事に掲載することにしました。
 この記事を読んだ皆さんにおかれましても、表をコピーしてお手持ちの統計ソフトに貼り付けると、お好きな名前で人数和を算出したりどの組っぽい名前かを検証したりできます。ぜひともどうぞ。

https://gzmlhzmkwq7w3.hatenablog.com/entry/2023/05/29/233000

 

 そしてここからは完全に筆者の趣味の領域。
 次以降の記事では、筆者の愛好するさまざまなジャンルの名前が現役タカラジェンヌだと誰に近くてどの組っぽいのか、ひたすら検証していきます。もしよければ引き続きお付き合いいただけると幸いです。

 

 

 読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

 

<参考資料>
2023年度版 宝塚おとめ(宝塚クリエイティブアーツ) ※情報源
例解学習漢字辞典第五版(小学館) ※筆者が小学生の時に使っていた漢字辞典
明解漢和辞典第百十七刷(三省堂) ※我が家にある最古の漢和辞典
ちびむすドリル(株式会社パディンハウス) [https://happylilac.net/hiraganahyo-kakizyun.htmlおよびhttps://happylilac.net/katakanahyo-kakizyun.html]

 

 

 

※当記事に掲載している図表は予告なく修正・変更することがありますのでご注意ください。

 

*1:使用人数4人以下なら50%以上、5人以上なら40%以上で「多い」と言えるかな、という考えです。

*2:1組あたり8人配属されるとして、的中が全ての組で8人中3人を超えていればある程度信ぴょう性があるかな、という考えです。

【データ単独記事】2023年度版・現役タカラジェンヌの芸名に使用している字の組別使用者数および使用率の一覧

【2023年版・現役タカラジェンヌが芸名に使用している字の組別使用者数および使用率の一覧】

画数 人数 専科 花組 月組 雪組 星組 宙組 研1 専科率 花組 月組 雪組 星組 宙組 研1率
1 7 0 1 1 3 0 2 0 0.000 0.143 0.143 0.429 0.000 0.286 0.000
1 6 0 2 1 1 0 1 1 0.000 0.333 0.167 0.167 0.000 0.167 0.167
1 3 0 0 1 1 1 0 0 0.000 0.000 0.333 0.333 0.333 0.000 0.000
1 9 0 1 3 0 2 2 1 0.000 0.111 0.333 0.000 0.222 0.222 0.111
1 1 0 0 1 0 0 0 0 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000
1 10 0 1 1 2 1 3 2 0.000 0.100 0.100 0.200 0.100 0.300 0.200
1 16 0 5 2 2 4 2 1 0.000 0.313 0.125 0.125 0.250 0.125 0.063
1 17 0 1 5 4 3 3 1 0.000 0.059 0.294 0.235 0.176 0.176 0.059
1 5 0 2 0 0 1 1 1 0.000 0.400 0.000 0.000 0.200 0.200 0.200
1 13 0 3 1 3 0 4 2 0.000 0.231 0.077 0.231 0.000 0.308 0.154
1 2 0 0 0 1 0 0 1 0.000 0.000 0.000 0.500 0.000 0.000 0.500
一(漢数字) 1 7 1 2 3 1 0 0 0 0.143 0.286 0.429 0.143 0.000 0.000 0.000
1 3 0 0 0 1 2 0 0 0.000 0.000 0.000 0.333 0.667 0.000 0.000
2 30 0 7 5 3 8 3 4 0.000 0.233 0.167 0.100 0.267 0.100 0.133
2 15 2 2 3 2 2 4 0 0.133 0.133 0.200 0.133 0.133 0.267 0.000
2 4 0 0 1 0 2 0 1 0.000 0.000 0.250 0.000 0.500 0.000 0.250
2 7 0 2 0 2 1 2 0 0.000 0.286 0.000 0.286 0.143 0.286 0.000
2 8 1 2 0 3 1 0 1 0.125 0.250 0.000 0.375 0.125 0.000 0.125
2 8 0 0 4 1 1 1 1 0.000 0.000 0.500 0.125 0.125 0.125 0.125
2 18 0 3 5 5 3 1 1 0.000 0.167 0.278 0.278 0.167 0.056 0.056
2 3 0 1 0 1 1 0 0 0.000 0.333 0.000 0.333 0.333 0.000 0.000
2 28 2 5 5 8 1 4 3 0.071 0.179 0.179 0.286 0.036 0.143 0.107
2 5 0 2 1 0 0 1 1 0.000 0.400 0.200 0.000 0.000 0.200 0.200
2 26 2 4 6 6 2 3 3 0.077 0.154 0.231 0.231 0.077 0.115 0.115
ゅ(拗音) 2 3 0 1 0 0 0 1 1 0.000 0.333 0.000 0.000 0.000 0.333 0.333
2 4 1 0 1 0 1 1 0 0.250 0.000 0.250 0.000 0.250 0.250 0.000
ょ(拗音) 2 3 0 1 0 0 2 0 0 0.000 0.333 0.000 0.000 0.667 0.000 0.000
2 31 1 10 5 4 6 4 1 0.032 0.323 0.161 0.129 0.194 0.129 0.032
り(平仮名) 2 45 1 1 9 10 11 8 5 0.022 0.022 0.200 0.222 0.244 0.178 0.111
2 15 0 4 2 3 2 1 3 0.000 0.267 0.133 0.200 0.133 0.067 0.200
2 4 0 1 0 3 0 0 0 0.000 0.250 0.000 0.750 0.000 0.000 0.000
2 1 0 0 0 1 0 0 0 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000
2 1 0 0 0 0 0 0 1 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 1.000
2 1 0 0 1 0 0 0 0 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000
2 2 0 0 1 1 0 0 0 0.000 0.000 0.500 0.500 0.000 0.000 0.000
2 2 0 0 0 0 0 1 1 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.500 0.500
2 2 0 0 0 0 1 0 1 0.000 0.000 0.000 0.000 0.500 0.000 0.500
2 1 0 0 0 1 0 0 0 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000
2 5 1 2 1 0 1 0 0 0.200 0.400 0.200 0.000 0.200 0.000 0.000
二(漢数字) 2 2 0 1 0 0 1 0 0 0.000 0.500 0.000 0.000 0.500 0.000 0.000
2 1 0 0 0 1 0 0 0 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000
2 1 0 0 1 0 0 0 0 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000
2 26 0 5 6 5 4 4 2 0.000 0.192 0.231 0.192 0.154 0.154 0.077
3 30 0 5 7 8 3 2 5 0.000 0.167 0.233 0.267 0.100 0.067 0.167
3 10 1 0 3 2 2 1 1 0.100 0.000 0.300 0.200 0.200 0.100 0.100
3 21 0 5 8 1 2 2 3 0.000 0.238 0.381 0.048 0.095 0.095 0.143
3 1 0 0 0 1 0 0 0 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000
3 24 0 3 5 3 5 5 3 0.000 0.125 0.208 0.125 0.208 0.208 0.125
3 10 0 2 3 1 2 2 0 0.000 0.200 0.300 0.100 0.200 0.200 0.000
3 2 0 0 0 2 0 0 0 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000
3 7 0 1 1 3 1 0 1 0.000 0.143 0.143 0.429 0.143 0.000 0.143
3 17 2 5 1 4 2 2 1 0.118 0.294 0.059 0.235 0.118 0.118 0.059
3 13 1 1 0 3 2 3 3 0.077 0.077 0.000 0.231 0.154 0.231 0.231
3 1 0 1 0 0 0 0 0 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000
3 1 0 1 0 0 0 0 0 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000
3 3 0 2 0 0 1 0 0 0.000 0.667 0.000 0.000 0.333 0.000 0.000
3 1 0 1 0 0 0 0 0 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000
3 1 0 0 0 0 0 0 1 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 1.000
3 1 0 0 0 0 1 0 0 0.000 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000
3 1 0 0 0 0 0 1 0 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000
タ(片仮名) 3 2 0 0 1 0 1 0 0 0.000 0.000 0.500 0.000 0.500 0.000 0.000
々(踊り字) 3 5 0 0 1 2 0 1 1 0.000 0.000 0.200 0.400 0.000 0.200 0.200
三(漢数字) 3 2 1 1 0 0 0 0 0 0.500 0.500 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000
3 1 1 0 0 0 0 0 0 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000
3 2 0 1 0 1 0 0 0 0.000 0.500 0.000 0.500 0.000 0.000 0.000
3 9 1 0 1 4 2 1 0 0.111 0.000 0.111 0.444 0.222 0.111 0.000
夕(漢字) 3 4 0 0 0 0 2 1 1 0.000 0.000 0.000 0.000 0.500 0.250 0.250
3 6 0 1 2 0 2 1 0 0.000 0.167 0.333 0.000 0.333 0.167 0.000
3 1 1 0 0 0 0 0 0 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000
3 3 0 0 0 1 1 1 0 0.000 0.000 0.000 0.333 0.333 0.333 0.000
3 1 0 0 0 0 0 1 0 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000
3 3 0 1 1 0 0 1 0 0.000 0.333 0.333 0.000 0.000 0.333 0.000
3 2 0 0 0 1 0 1 0 0.000 0.000 0.000 0.500 0.000 0.500 0.000
4 19 2 5 2 5 3 1 1 0.105 0.263 0.105 0.263 0.158 0.053 0.053
4 1 0 0 1 0 0 0 0 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000
4 19 1 2 1 3 5 3 4 0.053 0.105 0.053 0.158 0.263 0.158 0.211
4 1 0 0 0 0 1 0 0 0.000 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000
4 4 0 0 1 0 2 0 1 0.000 0.000 0.250 0.000 0.500 0.000 0.250
4 1 0 0 1 0 0 0 0 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000
4 8 1 0 2 1 2 1 1 0.125 0.000 0.250 0.125 0.250 0.125 0.125
4 1 0 1 0 0 0 0 0 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000
4 1 1 0 0 0 0 0 0 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000
4 1 0 0 0 1 0 0 0 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000
4 13 0 1 3 3 4 2 0 0.000 0.077 0.231 0.231 0.308 0.154 0.000
4 1 0 1 0 0 0 0 0 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000
4 13 0 3 2 3 2 3 0 0.000 0.231 0.154 0.231 0.154 0.231 0.000
4 3 0 0 0 1 0 1 1 0.000 0.000 0.000 0.333 0.000 0.333 0.333
4 18 1 3 5 6 0 0 3 0.056 0.167 0.278 0.333 0.000 0.000 0.167
4 2 0 0 1 0 0 1 0 0.000 0.000 0.500 0.000 0.000 0.500 0.000
4 1 0 0 0 0 0 1 0 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000
4 6 0 1 1 1 2 1 0 0.000 0.167 0.167 0.167 0.333 0.167 0.000
5 2 0 0 1 0 0 1 0 0.000 0.000 0.500 0.000 0.000 0.500 0.000
5 5 0 0 1 1 2 0 1 0.000 0.000 0.200 0.200 0.400 0.000 0.200
5 1 0 0 1 0 0 0 0 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000
5 1 0 0 0 1 0 0 0 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000
5 1 0 0 0 1 0 0 0 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000
5 1 0 0 0 1 0 0 0 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000
5 1 0 0 0 0 0 1 0 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000
5 1 0 1 0 0 0 0 0 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000
5 8 0 0 0 1 4 2 1 0.000 0.000 0.000 0.125 0.500 0.250 0.125
5 2 0 0 0 0 1 1 0 0.000 0.000 0.000 0.000 0.500 0.500 0.000
5 1 0 1 0 0 0 0 0 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000
5 1 0 0 0 1 0 0 0 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000
5 1 0 0 1 0 0 0 0 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000
5 9 0 0 3 3 1 1 1 0.000 0.000 0.333 0.333 0.111 0.111 0.111
5 1 0 0 1 0 0 0 0 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000
5 4 0 1 1 1 1 0 0 0.000 0.250 0.250 0.250 0.250 0.000 0.000
5 2 0 1 0 1 0 0 0 0.000 0.500 0.000 0.500 0.000 0.000 0.000
5 4 0 1 1 1 0 1 0 0.000 0.250 0.250 0.250 0.000 0.250 0.000
5 1 0 0 1 0 0 0 0 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000
6 3 0 1 0 0 0 1 1 0.000 0.333 0.000 0.000 0.000 0.333 0.333
6 1 0 0 1 0 0 0 0 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000
6 1 0 0 1 0 0 0 0 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000
6 6 0 3 1 0 0 1 1 0.000 0.500 0.167 0.000 0.000 0.167 0.167
6 3 0 0 0 1 0 1 1 0.000 0.000 0.000 0.333 0.000 0.333 0.333
6 2 0 0 0 0 0 1 1 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.500 0.500
6 1 0 0 0 1 0 0 0 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000
6 9 0 1 2 3 2 1 0 0.000 0.111 0.222 0.333 0.222 0.111 0.000
6 2 0 1 0 0 0 0 1 0.000 0.500 0.000 0.000 0.000 0.000 0.500
6 7 0 1 1 0 0 2 3 0.000 0.143 0.143 0.000 0.000 0.286 0.429
6 2 0 0 0 0 0 1 1 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.500 0.500
6 2 0 0 0 1 0 0 1 0.000 0.000 0.000 0.500 0.000 0.000 0.500
6 2 0 1 1 0 0 0 0 0.000 0.500 0.500 0.000 0.000 0.000 0.000
6 5 0 0 0 1 2 2 0 0.000 0.000 0.000 0.200 0.400 0.400 0.000
6 3 0 0 1 0 0 1 1 0.000 0.000 0.333 0.000 0.000 0.333 0.333
6 1 0 1 0 0 0 0 0 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000
6 18 0 4 4 4 5 1 0 0.000 0.222 0.222 0.222 0.278 0.056 0.000
6 1 0 0 0 0 0 1 0 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000
6 3 1 0 1 0 0 1 0 0.333 0.000 0.333 0.000 0.000 0.333 0.000
6 2 1 0 0 1 0 0 0 0.500 0.000 0.000 0.500 0.000 0.000 0.000
6 1 0 1 0 0 0 0 0 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000
6 1 1 0 0 0 0 0 0 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000
7 6 1 0 1 0 1 3 0 0.167 0.000 0.167 0.000 0.167 0.500 0.000
7 1 0 1 0 0 0 0 0 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000
7 1 0 0 0 1 0 0 0 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000
7 1 0 0 0 0 0 1 0 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000
7 1 0 0 0 0 1 0 0 0.000 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000
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12 1 1 0 0 0 0 0 0 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000
12 1 0 0 0 0 1 0 0 0.000 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000
12 8 0 4 0 1 1 1 1 0.000 0.500 0.000 0.125 0.125 0.125 0.125
12 8 0 0 1 3 3 1 0 0.000 0.000 0.125 0.375 0.375 0.125 0.000
12 3 0 0 0 2 1 0 0 0.000 0.000 0.000 0.667 0.333 0.000 0.000
12 1 0 0 0 0 1 0 0 0.000 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000
12 9 0 1 3 1 2 1 1 0.000 0.111 0.333 0.111 0.222 0.111 0.111
12 1 0 0 0 0 1 0 0 0.000 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000
12 5 0 2 0 0 0 2 1 0.000 0.400 0.000 0.000 0.000 0.400 0.200
12 1 0 0 1 0 0 0 0 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000
12 7 0 1 0 3 2 0 1 0.000 0.143 0.000 0.429 0.286 0.000 0.143
12 3 0 0 1 0 0 1 1 0.000 0.000 0.333 0.000 0.000 0.333 0.333
12 1 0 0 0 0 0 0 1 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 1.000
12 1 0 0 1 0 0 0 0 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000
12 1 0 0 0 0 0 1 0 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000
12 2 0 0 1 0 0 1 0 0.000 0.000 0.500 0.000 0.000 0.500 0.000
12 3 0 1 1 0 0 0 1 0.000 0.333 0.333 0.000 0.000 0.000 0.333
12 1 0 0 0 0 0 1 0 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000
12 9 0 2 1 1 3 2 0 0.000 0.222 0.111 0.111 0.333 0.222 0.000
12 5 0 0 1 3 1 0 0 0.000 0.000 0.200 0.600 0.200 0.000 0.000
12 11 1 1 2 1 0 3 3 0.091 0.091 0.182 0.091 0.000 0.273 0.273
12 1 0 0 0 0 1 0 0 0.000 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000
12 1 0 0 1 0 0 0 0 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000
13 2 0 0 0 0 2 0 0 0.000 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000
13 7 0 1 1 3 0 1 1 0.000 0.143 0.143 0.429 0.000 0.143 0.143
13 19 0 4 3 6 2 3 1 0.000 0.211 0.158 0.316 0.105 0.158 0.053
13 1 0 0 0 0 1 0 0 0.000 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000
13 1 0 0 0 1 0 0 0 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000
13 1 0 0 0 0 0 1 0 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000
13 1 0 1 0 0 0 0 0 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000
13 1 0 0 1 0 0 0 0 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000
13 4 0 1 0 1 0 2 0 0.000 0.250 0.000 0.250 0.000 0.500 0.000
13 4 0 2 0 0 2 0 0 0.000 0.500 0.000 0.000 0.500 0.000 0.000
13 5 0 1 1 1 1 1 0 0.000 0.200 0.200 0.200 0.200 0.200 0.000
13 2 0 1 0 0 0 0 1 0.000 0.500 0.000 0.000 0.000 0.000 0.500
13 3 0 0 2 1 0 0 0 0.000 0.000 0.667 0.333 0.000 0.000 0.000
13 2 0 0 0 1 1 0 0 0.000 0.000 0.000 0.500 0.500 0.000 0.000
13 2 0 0 2 0 0 0 0 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000
13 1 0 0 1 0 0 0 0 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000
13 2 0 0 0 0 0 1 1 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.500 0.500
椿 13 1 0 0 1 0 0 0 0 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000
13 1 0 0 0 1 0 0 0 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000
13 2 0 0 0 0 2 0 0 0.000 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000
13 1 0 0 0 0 1 0 0 0.000 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000
14 2 0 0 1 0 0 0 1 0.000 0.000 0.500 0.000 0.000 0.000 0.500
14 1 0 0 0 0 1 0 0 0.000 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000
14 2 0 0 2 0 0 0 0 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000
14 2 0 1 1 0 0 0 0 0.000 0.500 0.500 0.000 0.000 0.000 0.000
14 1 0 0 1 0 0 0 0 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000
14 7 1 1 2 0 2 1 0 0.143 0.143 0.286 0.000 0.286 0.143 0.000
14 5 0 0 0 0 4 0 1 0.000 0.000 0.000 0.000 0.800 0.000 0.200
14 6 0 1 1 1 1 0 2 0.000 0.167 0.167 0.167 0.167 0.000 0.333
14 2 0 0 0 0 1 0 1 0.000 0.000 0.000 0.000 0.500 0.000 0.500
14 4 0 1 0 1 1 0 1 0.000 0.250 0.000 0.250 0.250 0.000 0.250
14 4 0 1 1 0 2 0 0 0.000 0.250 0.250 0.000 0.500 0.000 0.000
14 4 0 0 1 0 2 1 0 0.000 0.000 0.250 0.000 0.500 0.250 0.000
14 1 0 0 0 1 0 0 0 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000
15 3 0 0 0 2 1 0 0 0.000 0.000 0.000 0.667 0.333 0.000 0.000
15 2 0 1 0 0 0 1 0 0.000 0.500 0.000 0.000 0.000 0.500 0.000
15 4 0 1 0 0 1 2 0 0.000 0.250 0.000 0.000 0.250 0.500 0.000
15 2 1 0 1 0 0 0 0 0.500 0.000 0.500 0.000 0.000 0.000 0.000
15 19 1 4 1 1 4 6 2 0.053 0.211 0.053 0.053 0.211 0.316 0.105
15 10 0 3 3 0 2 1 1 0.000 0.300 0.300 0.000 0.200 0.100 0.100
15 4 0 1 1 0 2 0 0 0.000 0.250 0.250 0.000 0.500 0.000 0.000
15 1 0 1 0 0 0 0 0 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000
15 2 0 1 1 0 0 0 0 0.000 0.500 0.500 0.000 0.000 0.000 0.000
15 1 0 0 0 0 1 0 0 0.000 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000
15 1 0 0 0 1 0 0 0 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000
15 1 0 0 0 1 0 0 0 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000
15 1 0 0 0 1 0 0 0 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000
15 5 1 2 1 0 1 0 0 0.200 0.400 0.200 0.000 0.200 0.000 0.000
16 2 0 0 0 1 1 0 0 0.000 0.000 0.000 0.500 0.500 0.000 0.000
16 4 1 0 1 1 1 0 0 0.250 0.000 0.250 0.250 0.250 0.000 0.000
16 1 0 0 0 1 0 0 0 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000
16 5 0 1 3 0 1 0 0 0.000 0.200 0.600 0.000 0.200 0.000 0.000
16 2 0 1 1 0 0 0 0 0.000 0.500 0.500 0.000 0.000 0.000 0.000
16 1 0 0 0 1 0 0 0 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000
17 4 0 0 0 0 2 1 1 0.000 0.000 0.000 0.000 0.500 0.250 0.250
17 1 0 0 0 1 0 0 0 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000
17 2 0 1 0 1 0 0 0 0.000 0.500 0.000 0.500 0.000 0.000 0.000
17 4 0 0 0 1 3 0 0 0.000 0.000 0.000 0.250 0.750 0.000 0.000
18 1 0 1 0 0 0 0 0 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000
18 1 0 0 0 0 0 1 0 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000
18 1 0 1 0 0 0 0 0 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000
18 1 0 0 0 0 1 0 0 0.000 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000
18 2 0 0 0 1 0 1 0 0.000 0.000 0.000 0.500 0.000 0.500 0.000
19 8 0 2 1 2 1 1 1 0.000 0.250 0.125 0.250 0.125 0.125 0.125
19 2 0 0 0 1 0 1 0 0.000 0.000 0.000 0.500 0.000 0.500 0.000
19 1 0 1 0 0 0 0 0 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000
19 3 0 0 2 1 0 0 0 0.000 0.000 0.667 0.333 0.000 0.000 0.000
19 3 0 0 1 0 0 1 1 0.000 0.000 0.333 0.000 0.000 0.333 0.333
19 14 0 2 6 1 4 0 1 0.000 0.143 0.429 0.071 0.286 0.000 0.071
20 1 0 0 0 0 0 0 1 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 1.000
耀 20 1 0 0 1 0 0 0 0 0.000 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000
21 1 0 1 0 0 0 0 0 0.000 1.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000
24 1 0 0 0 0 0 0 1 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 1.000
24 1 0 0 0 0 0 1 0 0.000 0.000 0.000 0.000 0.000 1.000 0.000

 

【データ更新日】

初回 : 2023年5月29日

315プロダクションのアイドル49名を宝塚に組配属してみたい・9<C.FIRST>

 このブログではアイドルマスターSideMに登場するアイドルが宝塚歌劇団にいたらどんなタカラジェンヌ人生を送りそうか、という空想のシリーズ記事を更新しています。
 第1弾を投稿した頃に宝塚音楽学校(以下「音校」)に合格した第109期生が先週4月22日に初舞台公演を迎えたと思うと、時が過ぎるのは本当に早いものです。

 というわけで、遅くなりましたが315プロ所属アイドル49名の空想組配属・第9弾です。

※ここ数か月の空想(年表形式)がベースになっています。筆がのって文章量が多い部分もあります。
 せっかくなのでトップになるならどんな感じになるかについても全員について考えました。相手役はこんな人が合いそう、みたいなことも書いておりますのでご注意ください。やって欲しい作品も考えましたが、具体的なタイトルはあまり挙げていません。同じユニットのメンバーは同じ時空にいる設定で、タカラジェンヌだったら互いにどんな関係になるかも書き添えました。
 配属の決め手に一貫性がない気がしてきたので、筆者の各組に対するイメージを書いておきます。なお、全員このイメージ通りに配属した訳ではありません。
 花組 → 正統派、ダンスが上手い、トップスターみんな顔が良い、男役も娘役もよく育つ
 月組 → チャレンジング、芝居が上手い、フレッシュと職人の共存、不思議な人事が発生しがち
 雪組 → 情感豊か、日本物に強い、しっとり優美で大人しい、小柄で端正な美形か超絶スタイルの持ち主がスターになる
 星組 → パッション、サービス精神旺盛、貴族から体育会系まで振れ幅が大きい、自組への愛着が強い
 宙組 → のびのび自由、コーラスに定評がある、都会的で大人っぽい、モデルみたいな長身がたくさんいる
 普段の記事は敬体(です・ます調)が多いのですが、このシリーズは基本的に常体です。過去に考えたアイドルの組配属空想記事に登場しなかった用語には脚注を付けました。

 

 

 第9弾はシリーズ更新中に追加が発表されたC.FIRSTの1ユニット。
 更新が後の記事になるほど文章量と脚注が多くなった反省をふまえ、初心に返り第1弾<Jupiter & DRAMATIC STARS>をベースに書き進めました。

 それでは独断に基づく組配属、いってみよう。

 

 

C.FIRST

天峰秀 → 宙組

  • サラッとした芸風の男役になりそうなので宙組っぽいかなと。
  • 宝塚歌劇団最新の組で、都会的なイメージの強い宙組秀くんのいまどきの子っぽい柔軟さと意志の強さが、そうした環境に合っている気がした。
  • 幼少期から何でもできる天才肌で、学業と趣味を難なく両立していた。高1の夏休みになんとなくミュージカルスクールのワークショップに参加したところ未経験ゆえに厳しい評価を貰ったことがとても新鮮で、せっかくならここで習いたいと思い、通うことにした。そのまま受験し高1修了の1回目で合格。初舞台は月組
  • 主に歌唱力で目を引く存在になり、研4で新公初主演。最終的に3作主演する。ちなみに新公の相手役は上級生が1回と、同じ下級生が2回。
     3回目の新公主演では長の挨拶*1も務め、1つの公演を全員で作り上げる達成感を経験した勢いそのままに宙組男役スターの一員になる。
  • 弁が立つ役が多い。推理物の演目も多めに巡ってくる。本人が個人的に楽しかったのは小劇場で演じたゲーム原作の演目。あと助演で「もう1人の僕」みたいな役を演じてはまり役と言われてそう。
  • 情報収集は得意で、良いと思ったことはじゃんじゃん取り入れるタイプ。トップスターになってからは細かく組子と情報共有しながら組内の習慣を決めたり無くしたりしていた。また、研1の時に「宝塚おとめ」で趣味・特技に「作曲」と書いて一部のファンをざわつかせたことがある*2
  • 組替えすることはなく、ずっと宙組。意外とインプロ*3とか楽しんでやりそうだから月組もいいかもしれない。
  • トップになるのも宙組で、研13。相手役は月組出身の8期下で、一切組んだことのない個性派ダンサー。フレッシュな感性を持ったトップコンビに合う斬新な演目が多く回ってくるようになる。退団作はSF冒険譚の芝居とこれまでにない感じの世界巡り系ショーの二本立て。
     退団後はアーティストとして演技だけでなく作詞作曲や歌手活動を繰り広げる。
  • ひらがな表記にすれば「しゅう」はたまにある芸名。ちなみに「天宮」は複数名いたが「天峰」はいそうでない。惜しい。

 

花園百々人 → 宙組

  • 組の育成方針と百々人くんの気質を考慮すると、彼が下級生時代を一番過ごしやすそうな組はここだと思う。
  • 個人的に雪組っぽさを感じるけど新公学年時代からかといわれると別問題なので、将来的な組替えを見据えて考えた。
  • バレエ、ピアノ、声楽、日舞などを習っていたがコンクールでの1位だけはどうしても取れず親の期待とのズレを肌で感じていた。そんな時にふらっと宝塚歌劇を初鑑賞。個人でなく団体で素敵な1つのものを作ればいいんだという希望を見出し、歌劇の世界に目標を定めることに。高2修了1回目の受験で合格、初舞台は月組
  • 宙組配属はファンからやや意外に受け止められたが、表現力に溢れる憑依型の男役が宙組に珍しかったため、下級生の頃から存在感を発揮する。研3で新公初主演。新公主演こそこの1回のみだったが歌やダンスを磨き続けて観客の目を引き、他組のファンも知る存在になる。
     研7でバウ二番手を務めて演技で称賛を浴び、研9の時に内省的でファンタジックな作品でバウ初主演を果たす。
  • あの湿度の高い持ち味とざらっとした声質が活きそうな作品を観たい。堕落した人間どうしで傷をなめ合うような恋愛みたいな作品とか。恋愛物の主演作では時代設定だけでなくハッピーエンド、バッドエンド、メリーバッドエンドなど多彩な結末を極めてほしい。
  • 冒頭でああいう表現はしたけど、意外とどの組にも居そうな気はする。ただ情熱的なタイプではなさそうなので星組パッション*4しているイメージは湧かない。
  • バウ初主演の実績をもって研9で雪組に組替えし、研14でトップになる。相手役は6期下で新公卒業のタイミングで就任し、確かな実力と愛らしい容姿に落ち着いた内面を持ち合わせた雪組生え抜きの娘役。互いにリードしたりされたりしながら組を引っ張っていく。
     退団作は苦しみながらも最後は幸せに終わるラブストーリーの芝居と、コンテンポラリーダンスもあるショーの二本立て。色のある衣装で階段下りをし、サヨナラショーでは真っ白な衣装を組子や客席のファンが様々な色の光で照らすという演出もあった。退団後は俳優業へ移行し舞台や映画、ミュージカルなどジャンルを選ばず活動する一方で、ソロリサイタルなど個人での催し物にも自分の意志で取り組むようになる。
  • 「花園」姓の生徒は過去に9人いる。

 

眉見鋭心 → 星組

  • 第一印象は花組だった。
  • じゃあそのまま花組がいいじゃんとも思ったけど、次郎さんの項目でも書いたように正統派に対するカウンターカルチャーというか「あの組がやらないことをうちの組はやりまっせ!」みたいな精神のファンが多そうな組で育てたほうが面白そうな気がしたので星組に。アイドルフォトを見ると雪組って感じもするので、この2組で迷った。
  • 俳優の父親と元タカラジェンヌの母親のもとで育ち必要な技芸を学ぶ機会は多かったものの、宝塚歌劇および芸能界に入る気はなく、周囲の勧めを全て断ってきた。しかし高校生になりそろそろケジメをつけないといけないと思い、1回だけの受験を決める。関係ないけど制服がセーラー服でスカーフがネクタイっぽい学校に通ってそう。白百合学園とか十文字中高みたいな。高卒1回目の受験で合格、初舞台は月組
  • 確かな実力と冷静沈着な性格で下級生の頃からまとめ役を務めることが多く、リーダーシップを発揮。新公主演後も常に課題を求めて鍛錬に励むが、組ファン以外からは距離感のある優等生2世イメージが先行する側面もあった。研5で新公初主演、最終的に2回主演する。最後の新公では組長の役を演じた。
     新公卒業直後に演じた役は今までのやり方が全く通用せず、それを契機に殻を破って一歩前進する感覚を得る。
  • バウ初主演作は古典の名作の再演で、この後も何かと再演が多くなりがち。個人的には、主演じゃなくていいから日本物でお殿様の役とか演ってほしい。あと下級生の頃は何故か変わったロケットに参加しがち。振付が独特で頭に箸を挟んでるみたいなの*5とか、タイツが左右の足で色違い*6とか男役だらけとか*7
  • なんだかんだで花組は通る。だって声帯が花組じゃん(?)。身長高くて姿勢もいいので宙組もありだなと思ったけど、せっかくなら宙組を全く通らないルートにして、楽屋に差し入れた食べ物に宙組生が名前を書く風景を見て「これが噂に聞く宙組のルールか」と納得してほしい。
  • 研9で花組に組替え。組配属の時点で花組っぽいという声も見受けられたが、2世でも優等生でもない鋭心くん自身の在り様を確立してからの組替えだったこともあり、プレッシャーのかかる環境でも自らの強みを見失うことなく発揮し続けて研13でトップになる。相手役は雪組出身の7期下で、どちらかといえば小柄で愛らしい容姿に力強く美しい歌声を併せ持つ歌姫。大劇場お披露目作は一本物の再演。
     退団作は自らの望みのために階級社会を抜け出して生きる青年が主人公の芝居と、ダイナミックなダンシングショーの2本立て。退団後は自らの芸能界への適性を感じていればそのまま芸能界入りするし、感じていなければ全然違う世界に行きそう。結婚引退とかじゃなくて実業家とか。
  • 「まゆみ」姓は複数名いるが表記まで一致する生徒はいない。改めて思ったけどキワミシン*8がいるならマユミエイシンがいてもおかしくないのでは?

 

<C.FIRSTタカラジェンヌだった場合の関係>

  全員同期にするし、音校入学前に出会わせたい。元星組の汐美真帆さんが高校の先輩かつ後の同期になる朝宮真由さんに「まゆこ先輩もこのバレエ教室だったんだ!」と感激していたのが忘れられない*9ので秀くんには先輩呼びしてほしいし、同じ教室から同じ都道府県出身者が3人同時に受かった例としては小春乃さよさん・天華えまさん・星南のぞみさんがいる*10から、ありえる世界線ではある。秀くんと百々人くんは同組だけど、百々人くんのほうが意識してそう。

 


 こんな感じになりました。

 実はLegendersの組配属を考えるまでゲーム内イベント初登場から2年弱かかったので、「アイドルマスターSideM GROWING STARS」(略して「サイスタ」)で実装されてからの期間がより短く、アイドルフォト登場のスパンも長いC.FIRSTの組配属を形にできるだろうかと思っていたんですね。
 しかしながら考え始めるとこれが結構楽しくて。こうして完成に辿り着けて安堵するとともに、想像以上のペースで空想がはかどったのもC.FIRSTを315プロのアイドルとして形作った全ての方々のおかげということで、ありがたい気持ちでいます。サイスタが2023年7月31日を以て終了しても、SideMはまだまだ続きますよ!

 こんなタカラヅカファン兼任プロデューサーの空想を楽しんでいただけた方は、今後とも宝塚歌劇団およびアイドルマスターSideMをよろしくお願いいたします。

 読んでいただきありがとうございました!

 

 記事作成にあたっては、「宝塚語辞典」(著:春原弥生、刊:誠文堂新光社 )、「波瀾爆笑!?わが人生 I」「II」「III」(刊:宝塚クリエイティブアーツ)および「宝塚アーカイブ | 舞台・演劇用語 | シアターリーグ」(http://www.moon-light.ne.jp/termi-nology/takarazuka/)を参考としました。

*1:新人公演出演者のうち最高学年かつ組内首席の生徒は、新公終演後の挨拶および司会進行を担当する。

*2:なお公式生徒名鑑「宝塚おとめ 2023年度版」では、星組の桃李拍さんが趣味の一部に「DTMによる作曲・編曲」を挙げている。

*3:即興劇のこと。公式月刊誌「歌劇」2022年4月号の「えと文」にて、「芝居の月組」と呼ばれる月組では生徒が役を深めるためよくインプロを行っていることが明らかにされた。

*4:星組公演の千秋楽で恒例になった挨拶の1つ。舞台と客席でコールアンドレスポンスする。

*5:忠臣蔵~花に散り雪に散り~」(1992年、雪組)。

*6:「この恋は雲の涯まで」の1992年雪組上演版。第78期生の初舞台ロケットでもある。

*7:「ピガール狂騒曲」の2020~2021年東宝宝塚劇場月組上演版では、宝塚大劇場で初舞台生が担当していたロケットを構成の都合上研10の男役が筆頭メンバーで担当していた。筆者は見たことないものの東宝版はとにかく圧がすごかったと評されているよう。

*8:星組男役の極美慎(きわみ・しん)さんのこと。芸名の由来は極真空手。愛称はかりん。ほぼ同じことを書いたのがこの記事

*9:汐美さんの「波瀾爆笑!?我が人生」を参照。「I」に収録。

*10:星南さんの「「波瀾爆笑!?我が人生」を参照。「III」に収録。

「あまい」が歌詞に出てくるCafe Parade楽曲5選を語りたい

今週のお題「あまい」

 ちょっとしたことでいいから文章を書きたいなと今週のお題を見て考えた結果、「これしかない!」と思ったので書いていきます。普段以上にまとまりのない内容ですがどうぞ。

 

1. 『Cafe Parade!』
Café Parade!

Café Parade!

  • Café Parade
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

該当歌詞 : 甘いひととき、幸せな時間お届けしましょう」「甘いトキメキ、可愛いキラメキお届けしましょう」

 Cafe Parade始まりの1曲。どちらの部分も、アスラン=ベルゼビュートⅡ世さんの朗々とした歌声が流れているところに「アマイーヒトートーキー」「アマイットキッメッキー」とカットインしていくのが楽しいです。

2. 『Delicious Delivery』 
Delicious Delivery

Delicious Delivery

  • Café Parade
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

該当歌詞:「『もちろん、甘いものもありますよ。お楽しみに』」

 歌詞といいつついきなりセリフで申し訳ありません。
 カフェパレらしい華やかな多幸感に浸れる1曲ですよね。個人的には、2020年リリースのこの楽曲が「世界は繋がってる」「お届けするおもてなし」というメッセージをくれたことにかなり救われました。

3. 『Teatime Cliche』 
Teatime Cliché

Teatime Cliché

  • Café Parade
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

該当歌詞:「『甘いものはいかがですか?』」

 セリフ調に書いてありますがメロディーはついています。忙しい中でホッとできる大事な時間をくれる場所としてのカフェにフォーカスした曲調がおしゃれ。
 こうして聴くと、「甘い」がつく歌詞の大半を東雲荘一郎さんが担当していますね。

4. 『Piece Montee』(東雲荘一郎) 
Piece Montee

Piece Montee

  • 東雲荘一郎 (CV.天﨑滉平)
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

該当歌詞:「組み合わせて作る甘いMessage」「甘い甘い魔法をかけましょう」

 というわけで荘一郎さんのソロ曲に続きます。
 前職がパティシエということで洋菓子に掛けた歌詞が、荘一郎さん自身の甘くて伸びのある歌声と相性抜群なんですよね。実はORIGIN@L PIECESシリーズで一番好きな楽曲。試聴音源のイントロで心を掴まれた記憶があります。

5. 『Sweet Diamant』(東雲荘一郎) 
Sweet Diamant

Sweet Diamant

  • 東雲荘一郎 (CV.天﨑滉平)
  • アニメ
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

該当歌詞:「描き続けてきたのは 甘い幸せ誘う世界」「いちばん甘く いちばん魅せられる世界」

 ソロ2曲目にして最新曲は歌い出しでいきなり「甘い」が登場。『Piece Montee』はどちらかといえばドリーミーな雰囲気の楽曲なのに対し、『Sweet Diamant』は歌い手の内面に寄り添うような優しさと爽やかさが広がる楽曲に仕上がっています。
 3:02あたりの「作れたら」の後の、歌詞カードでは表現できない声の伸びと静寂が315。

 

 

 5選といいつつ2曲はメンバーのソロ曲になりました。他にも「あまい」が入っている楽曲があるかもしれませんが、記事はこれにて終了とし、筆者は今から超常事変のアーカイブ配信を見ます。忙しくて全然見られなくて、早くも配信終了まであと3日。危ない危ない。

idolmaster-official.jp

 

 読んでいただき、ありがとうございました!

宝塚歌劇団のショー「BADDY-悪党は月からやって来る-」をアイドルマスターSideMのアイドル49人で配役したい

 皆さんは5年前のきょう、 2018年2月9日が何の日かご存じでしょうか?
 そうです。
 宝塚歌劇 月組公演『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』が開幕した日ですね。

 そんなわけで、宝塚歌劇団のファンかつ315プロダクションのプロデューサーの筆者による空想配役です。

 

 

 

「BADDY~悪党は月からやって来る~」は、全ての悪が鎮圧されたピースフルプラネット・地球に乗り込んだ大悪党バッディが巻き起こす波乱、女捜査官グッディとの攻防とその結末を刺激的に描いたショー作品です。ショーの定番構成を下敷きにしながら徹頭徹尾ストーリーもの、という珍しい特徴があります。作・演出は上田久美子先生。
 タカラヅカ・オン・デマンドとして宝塚大劇場公演の舞台映像を各種配信サイトで購入できますので、そちらをご覧ください (筆者はRakuten TV派ですが、Amazon prime videoVideo Marketなど他のサイトでも購入可能です。東京公演の千秋楽の映像を選べるサービスもあります)。

 アイドルマスターSideMもとい315プロダクションについては時々紹介しているので、こちらの記事の冒頭を確認いただければ幸いです。アイドル紹介のページのリンクを別で貼っておきます。

 ちなみに筆者はSideM楽曲のみで宝塚歌劇のショー作品っぽいセトリを作ったことがあるくらいの次元ごちゃ混ぜファンです。

 

上記の有料配信で画面に映る範囲に合わせて、独断に基づいて配役しました。全日程休演者を除く月組生71人(当時)用の演目を315プロアイドル49人で演じる前提で配役したため、実際の公演より大幅に人数を減らした役もあります。なお曲名、場面および役の名前については実況音源のタイトルおよび東京宝塚劇場版の公演パンフレットを参考としました。パンフレットをもとにあらすじは常体、解説は敬体で記載。
 1人のスターの役を数人のアイドルで兼ねる場合があります。また、アイドル49人全員の名前が必ず1度は登場するようにしましたが、頻度は偏っているのでご注意を。なんなら「バビロン~浮遊する摩天楼~」(2003年・星組)で同様の試みをした時より偏っています。ユニット名および敬称は部分的に省略。
 空想配役シリーズは読んでいてあまり良い気分にならない記事かもしれませんが、生徒さんたちに失礼のないように書いていきますのでどうかお許しください。※

 

 

 それでは、場面と配役について解説を始めます。

 

S1 TAKARAZUKA-CITY『ピースフルナイト~ピースフルプラネット地球』

 舞台上手で望遠鏡を覗く王子<秋月涼>と王女<ピエール>。惑星国家・ピースフルプラネット“地球”を治める女王<東雲荘一郎>がTAKARAZUKA-CITYを首都としてから地球では戦争や犯罪などワルイことが何一つ起きていないが、その概念すら知らずに育った王子は退屈を感じており、女王と公爵<天道輝>、じいや<猫柳キリオ>、侍女<渡辺みのり>が代わる代わる彼を優しく諭す。
 一方、舞台下手でシェフ<アスラン=ベルゼビュートⅡ世>と談笑していたポッキー巡査<神谷幸広>は、パトロールバード・ムームー<冬美旬>とスースー<伊瀬谷四季>、予知能力を買われた新入りのプリン<岡村直央>に遭遇。さっそくプリンは舞台中央に浮かぶ大きな月の表面に煙が出たのを発見する。月にいる悪党たちが争いを起こしている証拠だろうというじいやの言葉を受け、女王の一声で地球の平和を守る女捜査官グッディ<舞田類>とその仲間・グッディーズ<握野英雄蒼井悠介ら>が登場。
 グッディは『ピースフルプラネット地球』を歌いながら女王と公爵の夫婦喧嘩を仲裁。アフリカ大陸の男<木村龍>、アメリカ大陸の女<若里春名>、銀行員<柏木翼>、駅員<秋山隼人天峰秀>、頭取一家の息子<九十九一希>、頭取一家の孫娘<姫野かのん>、幸せな浮浪者<都築圭>など様々な人々が勢揃いで平和を享受する中、大悪党バッディが地球に向けて出発したとの情報が入る。その直後に地面が激しく揺れ始め、「みんな!ずいぶん待たせたようだ―」と静かな夜を打ち破るような声が聴こえてくる……。

 初めに、どうしても役の人数調整が上手く行かなかったため、地球国民の男(単色のスーツ)と地球国民の女(単色のワンピース)の役をS1・S2で、駅員(白と黒の甲冑みたいな衣装)の役をS2で無くしたことを書き記しておきます。これら以外の役はどうにかやりくりしました。
 当時のトップ娘役・愛希れいかさんのポジションであるグッディは、プロローグの軽快で明るい感じが類さんと合いそうだったので配役しました。敬礼ピースを決める姿はとても想像しやすかったです。シリアスな役柄もものにできる人なので、物語が進むにつれてのグッディの変化も彼で見てみたいですね。
 荘一郎さんは『A La Carte FREEDOM♪』で水嶋咲ちゃんを超える最高音(hiA)を叩き出していたはずなので、この場面の歌唱で高音の伸びを聞かせてほしいと思い、女王役に。公爵と侍女は年長アイドルで固め、じいやには老若男女何でもござれで演じそうなキリオくんを選びました。
 旬くんはサイバネZEROでのアンドロイド役の演技がとても良かったので、そこに期待してパトロールバード・ムームー役を。パトロールバードたちは歌が多く、Vocal値の安定したアイドルを中心に構成しました。グッディーズはグッディを除いて6人です。

 

S2 バッディ着陸『悪党は月からやって来る』

 不時着した宇宙船から出てきた宇宙服の男<信玄誠司>の口には紙巻きタバコが。地球は全大陸禁煙なので天国に行けなくなると注意するグッディ<舞田類>とポッキー<神谷幸広>を男が一蹴すると、宇宙服はベロアのスーツに早変わり。
 その男・大悪党バッディはクール<葛之葉雨彦>やホット<山下次郎>をはじめとする男の手下のバッドボーイ<天ヶ瀬冬馬桜庭薫牙崎漣ら>、女の手下のバッディーズ<蒼井享介榊夏来ら>、そして相棒で恋人のスイートハート<華村翔真>を率い、主題歌『BADDY』にのせてタバコをくゆらせながらやりたい放題。グッディとポッキー、グッディーズはバッディ一味制圧のためそこに乗り込むが、一対一になった時のバッディの一言に胸がズキュンと鳴るグッディ。さらにグッディとポッキーは、男同士のバッディとスイートハートがいかがわしい雰囲気で繰り広げるデュエットダンスの意味を理解できず混乱してしまう。
 地球の人々がバッディ一味の行動にざわめく中、舞台に吊り下げられた巨大な禁煙マークが銃声一発で喫煙OKマークに変わったところで、プロローグが終わる。

 バッディ役については、実際の舞台で演じていた当時の月組トップスター・珠城りょうさんに真面目で包容力があるというパブリックイメージがあるのを逆手に取ったみたいな作品だったので、こちらもそういう方向で行こうと思い誠司さんを選びました。ティアドロップのサングラスと髪型の似合いようも重要でしたね。あとはST@RTING LINE-08のDrama Part 2の5:05~6:15の翔真さんとのやり取りが何故か印象に残っていて、スイートハート役との組み合わせ込みで決めたところもあります。あれを聞いたらこの2人にシガーキスしてもらいたくもなりますよ(?)。
 バッドボーイはレギュラーメンバーが12人と少数になったので、S2では東京宝塚劇場版のパンフレット通りにシェフ役のアスランさんをスライドさせ、駅員役の隼人くんと秀くんを投入して増やしました。バッディーズは4人です。

 

S3  『ポッキーの片思い』

 バッディ一味が地球に降り立ってから、グッディ<舞田類>は頭取夫人<清澄九郎>の鞄をひったくったバッドボーイ<鷹城恭二>を懲らしめたり、出向銀行員(宇宙人)<硲道夫>の通訳をしたりと地球の平和を守るために大忙し。完璧で真面目なグッディの姿を追いかけるポッキー<神谷幸広>は、彼女が疲れた時に休める止まり木になりたいと『ポッキーの片思い』を歌うも、グッディに思いは伝わっていない。

 ポッキー巡査役は柏木翼さんとの2択まで絞り込んだ結果、この場面で『ポッキーの片思い』を歌う幸広さんがこの上なくしっくり来たので幸広さんを配役しました。もともとこの場面のバッドボーイはクールとひったくりの2人だけ出演なので、ひったくりのバッドボーイも結構目立つ役なのではと思います。
 ひょんなことから怪我を負ったクール(バッドボーイ)<葛之葉雨彦>と王女<ピエール>の恋物語も並行して描かれるので、この2人の心の動きにも注目してください。発砲したグッディーズは蒼井悠介くんです。

 

S4A レストラン“ブルーラグーン”『恋の食い逃げ事件』

 海辺のシーフードレストラン“ブルーラグーン”に移動したバッディ<信玄誠司>は、バッディーズのファニー<水嶋咲>とスパイシー<北村想>、ホット<山下次郎>をはじめとするバッドボーイ<伊集院北斗円城寺道流ら>と久々の地球の海を満喫している。シェフ<アスラン=ベルゼビュートⅡ世>が軽快に歌う傍らで、女王<東雲荘一郎>一家と頭取<古論クリス>一家の商談も進行中。次々に運び込まれるシュリンプ<秋山隼人橘志狼ら>、ロブスター(王子)<秋月涼>、オマール(ポッキー)<神谷幸広>、オイスター(じいや)<猫柳キリオ>をいただこうとしたその時、ほたて貝のコキーユ(グッディ)<舞田類>に目を奪われるバッディ。おとり捜査の一環で潜入しているサンゴウェイトレス2名(グッディーズ、グッディーズのハッピー)<卯月巻緒御手洗翔太>の歌がムードを盛り上げる。バッディは代金も払わずコキーユを持ち帰ろうとし、レストランは大騒ぎになる。

 咲ちゃんはモバゲー版SideMのボイス実装イベントでセクシー系も合うなあと感じたのを思い出して、ファニー役に。スパイシー役の想楽くんと同じパートをデュエットで歌っている『Eternal Fantasia』という楽曲もあります。ファニスパはいいぞ。
 シェフは前職まんまなんですけどやっぱアスランさんに食材の名前をたくさん歌ってほしいと思って配役。この場面のバッドボーイはリゾートを陽気に満喫してくれそうなメンバーを中心に選んだら長身揃いになりました。シュリンプは志狼くんのようにバッドボーイから参加と、隼人くんのように兼役で参加が半々です。歌うサンゴウェイトレスは曲想に合わせて選抜しました。

 

S4B 『恋の鎖』

 レストランを抜け出したバッディ<信玄誠司>の手に手錠をかけ満足気なグッディ<舞田類>だが、「もしかして俺のことが好きなのか?」とバッディに問われ、彼女の心はかき乱される。そんな2人が『恋の鎖(ポッキーの片思い)』を歌う現場を見つけたポッキー<神谷幸広>は、思わずオマールのハサミで手錠を切断。それに乗じたバッディがポッキーを人質に連れ去る。

 女性が苦手な誠司さんが誰かを口説くお芝居をするのを見たことはなかったので、ここで演じてみてほしいなと思いました。何となくですけど、曲調も相まって若大将シリーズっぽい仕上がりになりそう。

 

S5A バッディのアジト『スイートハートの嘆き』

 バッドボーイ<大河タケル眉見鋭心ら>、バッディーズ<榊夏来ら>が待機するアジトで、スイートハート<華村翔真>はバッディのことを考えていた。地球に上陸してからバッディの悪行はスケールが小さい、バッディにはもっと危険で大きな罪を犯してほしい、と『スイートハートの嘆き』を歌う。

 歌うスイートハートに絡むバッディーズ全4人は、存在するだけで蠱惑的な雰囲気を発揮しそうなアイドルを求めて選んだ少数精鋭。“ブルーラグーン”にいなかったバッドボーイはこの場面にいます。クールを中心にしたバッドボーイの群舞も見所の1つです。

 

S5B バッディのアジト『悪のレッスン~デンジャラスな男になるために~』

 ポッキー<神谷幸広>を連れてアジトに帰還したバッディ<信玄誠司>。好きな人に振り向いてもらえないポッキーの話を聞いたバッディは、スイートハート<華村翔真>がモテるコツを教えればいいと提案する。マダムからお金を巻き上げるジゴロ、銀行強盗、パスポート偽造といった悪のレッスンを経てポッキーのチョイ悪のスキルが開花し始めたその時、アジトの警告音が鳴る。

 特に悪のレッスンの場面がそうなんですけど、実際の舞台でスイートハートを演じた美弥るりかさんの、気だるげな色香漂う身のこなしと洗練された小道具使いがとてもカッコいいんですよね。翔真さんならその域に迫れるんじゃないかと思ったのも配役の理由の1つでした。

 

S6A 『カオス・パラダイス』

 アジトを包囲したグッディ<舞田類>に始まり、スパイシー<北村想>・ホット<山下次郎>・ファニー<水嶋咲>、クール<葛之葉雨彦>・王女<ピエール>、王子<秋月涼>、スイートハート<華村翔真>が『カオス・パラダイス』を歌い継ぐ。善と悪それぞれを象徴する世界を生きてきた人々は互いの持つ魅力を初めて知り、これまで感じたことのないスリルと興奮、戸惑いを味わっていた。地球に住む人々の纏う白色と、月からやってきた者たちの纏う黒色が混ざり合い、巻き起こった混沌の渦の中心にはバッディ<信玄誠司>がいる。

 いわゆる中詰ということでほぼ全員が出演しています。類さんはこの白の衣装も着こなしてくれそう。
頭取の孫娘役の姫野かのんくんは実際の舞台での役通りの動きだとこの直後の場面に出演するため中詰にいないのですが、身長の都合で後のラインダンスに入れられなかったので、中詰で地球国民の女役をあてました。あの白のワンピース可愛いんですよね。主にバッドボーイを担当している橘志狼くんと対になる位置で踊ってほしいです。
 S4Aの着ぐるみで俊敏に動けそうなピエールくんは王子にぴったりだと当初考えていたのですが、この場面の王子のソロの歌詞をリアル王子のピエールくんが歌うと重みが大きすぎると思って一旦外し、また王女役にふさわしいアイドルが見つからなかったことから王女役にしました。台詞のない物語を表情や仕草で見せる能力が高いアイドルだと思うんですよね、ピエールくん。サイバネシリーズのエル役にも通ずるものがありそうな役柄です。
 逆に王子役の涼くんは、この場面の王子のソロを歌っているのが想像しやすかったです。メタな視点でいうと涼くんはSideMで唯一女性声優が少年を演じている役なので、女性が少年を演じている王子役との親和性が高いのは当たり前と言えばそうなのですが。

 

S6B 『ポッキーの悪事~バッディ覚醒~』

 再び顔を突き合わせたバッディ<信玄誠司>とグッディ<舞田類>だが、ポッキー<神谷幸広>がバッドな宇宙人男<清澄九郎>・バッドな宇宙人女<天峰秀>相手に偽造パスポートを売りさばく現場を見たグッディは、バッディそっちのけでポッキーを追いかけ始める。嬉しくて『ポッキーの悪事(ポッキーの片思い)』を歌うポッキー。ひとり取り残されるバッディに、スイートハート<華村翔真>は落胆を隠せない。
 大悪党のプライドを傷つけられ、一番ワルイことは何だと息巻いて『バッディ覚醒(BADDY)』を歌うバッディは、ポッキーとバッドな宇宙人女<紅井朱雀>の会話からある計画を思いつく。

 ガタイが大きくて声の低い人が高笑いした後吹っ切れたように歌い始めたらすごい迫力だろうなと思うので、誠司さんにはそこの切り替えをバシッと見せてほしいですね。
 バッドな宇宙人たちは最小限として3体に。ポッキーと会話するバッドな宇宙人女については、根拠はないけどすごくいい表情をしてくれそうな気がしたので朱雀くんを選びました。

 

S7 『ビッグシアターバンク式典舞踏会』

 地球で一番安全な銀行“ビッグシアターバンク”で開催される舞踏会に潜入したグッディ<舞田類>。この銀行に納める予定の惑星予算をバッディ<信玄誠司>が狙っているという噂を警戒して頭取<古論クリス>たちに声をかけるも、バッディ一味は鮮やかな手口で犯行を進めていく。
 女王<東雲荘一郎>、頭取、パトロールバード・ムームー<冬美旬>、スースー<伊瀬谷四季>、プリン<岡村直央>、出向銀行員(宇宙人)<硲道夫>へと歌い継ぎ、招待客?男<黒野玄武ら>・招待客?女<蒼井享介ら>たちの踊りが惑わせる中、バッディとグッディは束の間の邂逅を迎える。

 クリスさんを頭取役にした理由が、この場面の台詞をあの深みのある低音で言っているのが想像しやすかったことです。筆者、容姿端麗な人がおじいさんやおばあさんを演じるのが好きなんですよね。でもよく考えたらこの台詞を発しているのはバッディでした。
 色んな意味でインパクトのある出向銀行員(宇宙人)役に誰を当てようかと考えて真っ先に浮かんだのが道夫さんだったんですけど、ステータス上はDance型だとしてもやっぱり道夫さんの歌を聞きたいと思い配役しました。宇宙人の設定や所作を徹底的に研究して演じてくれそうです。

 

S8 『グッディの怒り』

 惑星予算と王子たちがバッディ一味に奪われた。「彼のせいで全てめちゃくちゃ―」と感情をあらわにするうち、グッディ<舞田類>は生まれて初めて怒りや憎しみを知ったと気付く。そんなグッディに呼応するように集うグッディーズ<神楽麗紅井朱雀花園百々人ら>。女王<東雲荘一郎>、王女<ピエール>と侍女<渡辺みのり>、パトロールバードたちも共鳴し、「活性化 活性化 私たち今生きてる―」、という彼女たちの思いは、女王とスースー<伊瀬谷四季>の二重唱を経て、カインド<兜大吾>、ハッピー<御手洗翔太>、グッディーズ<握野英雄>を中心とした命を燃やすようなラインダンスに発展する。

 グッディがバッディへの怒りと憎しみを通して「生」を実感するという、何度見返しても迫力に圧倒される熱い場面です。実際の舞台でグッディとラインダンスの中心3人を演じた娘役計4人は同期生ということもあり、類さんと同い年かつ元警察官の英雄さんを中心メンバーに組み込みました。シェフといい王子といい、何故か役柄にまつわる経歴が充実している315プロ。
 ラインダンスはある程度の人数が必要で、実際の舞台ではバッドボーイやバッディーズ側の生徒さんを除外してラインダンスメンバーを組んでいるのですが、全49人でそれをするとかなり少人数でのラインダンスになってしまうため兼役がたくさんいます。例えば麗くんは主に頭取一家の嫁役で出演していますし、朱雀くんは前述以外だとアラビア半島の女(地球国民)とバッドボーイも演じています。百々人くんに関しては、315時空の彼のパブリックイメージはきっと「何でも出来てニコニコしている」というグッディーズのそれに近いだろうというのと、この場面のメッセージが彼に何かを与えてくれればという考えのもと、通し役のグッディーズに選びました。

 

S9A バッディのアジト『悪の華

 大階段に悠然と現れるバッディ<信玄誠司>。大金を手に入れ、王子<秋月涼>たちを含めあらゆる地球国民たちをバッドボーイに引き込んだ悪の広がりは止まらない。バッディーズ<蒼井享介榊夏来ら>も妖しく絡み、悪の勢力の盛り上がりが最高潮に達した瞬間、アジトが激しく揺れる……。
 アジトに爆薬を仕掛けたのは、カッコいい男の生き様を知り、信念を貫くために行動したポッキー<神谷幸広>だった。アジトに到着したグッディ<舞田類>に後を託し倒れるポッキー。スイートハート<華村翔真>はポッキーを称賛し、ポッキーを抱きしめ彼の顔に頬を寄せながら姿を消す。

  地球に住む男性陣のほとんどがバッドボーイと化しての男役群舞。誠司さんには、背中で語る信念と、群舞を統率するDance値を思う存分見せつけてほしいです。
 ポッキー巡査の最後の台詞は幸広さんで想像できました。スイートハートとポッキーが姿を消す時のあの構図、翔真さんと幸広さんで観たくないですか?

 

S9B バッディのアジト『罪』

 拳銃を構え降伏を要求するグッディ<舞田類>に、バッディ<信玄誠司>は「オレはやりかけた悪事は最後まで貫くんだよ」と語る。「遠く離れた星たちが―」とカゲソロ<桜庭薫>による『悪の華』が響き、もうすぐ燃え落ちようとするアジトで繰り広げられるグッディとバッディの攻防を表現するデュエットダンス。

 カゲソロは実際の舞台だとクール役の宇月颯さんが担当しており、315プロのVocal値が高いアイドルたち数名も候補に挙げたのですが、『悪の華』の歌い出しに「星」が入っていることに気付き、薫さんとの縁を感じました(DRAMATIC STARS的な意味で)。薫さんはエモーショナルになり過ぎずにしっかり歌い上げてくれる気がします。
 誠司さんのパワーあふれるダンスと類さんの没入感の高い表現力が合わさって、珠城さんと愛希さんとは異なる味わいのデュエットダンスになるかもしれません。

 

S10 『ピースフル・パラダイス』

 魂(女)<ピエール>と魂(男)<葛之葉雨彦>が舞台で踊り、誰もいなくなった大階段にパトロールバードのムームー<冬美旬>、スースー<伊瀬谷四季>、プリン<岡村直央>が現れる。パトロールバードとグッディーズ(天使)<木村龍九十九一希花園百々人ら>に続き、白色基調の衣装に身を包んだ登場人物たちが次々に現れては『ピースフルプラネット地球』『スイートハートの嘆き』のメロディーにのせてその後の暮らしを歌い語って行く。だが最後に現れたバッディ<信玄誠司>は、ここが“天国”だと知るや、「じ……冗談じゃねえ!」と紙巻きたばこを取り出し吸い始めるのだった。
 そして登場人物全員が「天国なんて行きたくない―」「邪魔だ どけ!―」と『BADDY』を歌い踊る狂騒の中、舞台の緞帳が下りて閉幕となる。

 フィナーレの始まりを飾る魂(男・女)のダンスは実際の舞台と同様にクール役と王女役の2人を配しました。水色の衣装に天使の輪っかと背負い羽根がグッディーズ(天使)で、他のグッディーズは白基調でお花の付いた衣装を着て階段下りしています。
 階段下りの注目ポイントになりそうなところを2つだけに絞って挙げると、1つ目は頭取夫人<清澄九郎>の扇子使い。唯一和装で階段下りする頭取夫人ですので、投扇興を特技とする九郎くんの見せ場になりそうです。2つ目はポッキー巡査<神谷幸広>の歌い終えた後の動き。ポッキー役の月城かなとさんの所作があまりに決まりすぎて、筆者は初めて見た時幸広さんのそれと違う意味で変な声が出ました。ここを幸広さんがどう作ってくるかなあという期待があります。
 ちなみにWトリオはパトロールバード3体と神楽麗くん、秋山隼人くん、天峰秀くんの3名。龍くんにも見せ場を作りたかったのですが、アフリカ大陸の男(地球国民)をあてると出演場面をこれ以上増やせなくなり、申し訳ありません。
 この作品を観終えて何を感じるかは人それぞれでしょうが、筆者の中では「善と悪」というシンプルな構図を縦糸に、「愛と信念」というテーマを横糸に織り込んだ作品が「BADDY」なんですね。レビューらしい定型構造はきっちり守りつつ、ファンタジックな幕開けと見せかけて皮肉交じりにも思えるほど挑戦的な演出の連続も両立している「BADDY」。初見の印象は「トンチキ」とか「クレイジー」だとしても、この作品を楽しんだ筆者のささやかな空想が、誰かがタカラヅカレビューあるいはアイドルマスターSideMに関心を持つきっかけの1つになったなら幸いです。

 

 

 おまけとして記事作成に用いた香盤表的な画像をアップロードしておきます。筆者はこんな感じで出演場面を想定しました。

「BADDY」上演当時はこっちで新人公演見たいな―なんて思っていたんですけど、当時の月組の新公出演者って、現在の315プロのアイドルより10人少ない39人なんですね。出演者のやりくりはもっと難しいはず。

 

 感想としては、「この役は絶対にこのアイドル!」と言える役が多くない分、どの役も複数のアイドルが候補に浮かんで楽しかったですね。メンタル属性アイドルに比重が偏りがちなのは筆者のヘキです。
「この役はこのアイドルのほうが似合うと思う」など読まれた皆さんの感想も教えていただけると嬉しいです。ここまで書き終えておいてですが、世の中に悪があることを分かった上で自らの中に封じ込めているみのり女王や、頭に大きな月のオブジェを乗っけて王子王女にすかさず解説をくれるクリス侍女、見たいですもん。

 そして月組は奇しくも5年前と同じ期間に、宝塚大劇場で新作2本立ての公演中です。ご興味のある方はどうぞよろしくお願いします。

月組公演 『応天の門』『Deep Sea -海神たちのカルナバル-』 | 宝塚歌劇公式ホームページ



 読んでいただき、ありがとうございました!

「生ドラ!東京は24時-第2夜・美大の駅伝-」を315プロダクションでも見たい

 2023年の始まりに面白いテレビドラマを見たので、何度目かの315プロ配役を考えてみました。

「生ドラ!東京は24時」はフジテレビ系列にて不定期に放送のドラマシリーズです。2023年1月3日に放送されたエピソード「美大の駅伝」はとある美術大学の学生たちが幾多のトラブルに見舞われながら駅伝部を作るためのテストレースに挑む様子を描いた作品で、サプライズゲストあり視聴者を巻き込んだ仕掛けありの本編36分ワンカット生放送ドラマとなっています。メインキャストは7MEN侍(ジャニーズJr.内ユニット)。TVerにて見逃し配信中です。番組公式ホームページはこちら

 そしてSideMもといアイドルマスターSideMは、THE IDOLM@STERの世界をモチーフにしたゲームです。315プロダクションという事務所に所属するプロデューサーとなり前職持ちの個性豊かな男性アイドルたちとトップアイドルを目指すゲームで、新アイドル3名が加わりフルボイスのストーリーとリズムゲームを楽しめるアプリ「アイドルマスターSideM GROWING STARS」(略して「サイスタ」)がプレイ可能。

 そして筆者の過去の空想配役シリーズはこちらから。

 

 今回は登場人物のうち主演にあたる7MEN侍が演じた役名付きの6人を、18~24歳の315プロのアイドルから1人1役で配役しました。配役に登場しないアイドルが複数人いますのでご注意ください。役名はフルネームが設定されていますが、ドラマ本編で呼ばれている苗字あるいは名前のみで表記します。
 解釈違いがあればごめんなさい。それではいきます。

 

 

 「仮駅伝部」の主将。高校駅伝の経験があり、仮駅伝部メンバーの桜木とは同じ高校出身。油絵専攻。

→意外と柏木翼さん(DRAMATIC STARS)かな。本人とギャップのある役柄に強いイメージがあるので、おっとりした喋りの翼さんが生放送特有の早口な台詞回しをものにするところを見てみたいです。嶺亜さんみたいなアイドルが315プロにいなくてキャスティングはなかなか難しかったです。

 

  • 桐生(演:矢花黎さん)

 仮駅伝部の副主将。ただし高校時代の駅伝経験はない。実は首席入学。

→ここは握野英雄さん(FRAME)ですね。桐生は短いツッコミの台詞が多いので、英雄さんの歯切れの良い声で聞きたいです。実際にドラマで桐生を演じた黎さんも台詞が聞き取りやすかったですし。英雄さんは武蔵役と迷いました。

 

  • 長岡(演:佐々木大光くん)

 仮駅伝部メンバー。マネジャーの多摩(演:莉子さん)に思いを寄せている。彫刻科。

若里春名くん(High×Joker)がいいです。High×Jokerでは年長の春名くんが年少側の役を演じるのを見たいんですよね。大光くんとキャラクターは違うけれど、視聴者発案の即興一発ギャグをしっかりこなす胆力がありそうなところもポイントです。

 

  • 嵯峨野(演:菅田琳寧さん)

 仮駅伝部メンバー。最終ランナーのポール(演:トミサット(センチネル)さん)に伴走している。映像学科。

木村龍くん(FRAME)っぽくないですか?嵯峨野は本編中のほとんどの時間を走っているので、それに耐えうる体力も重視しました。ちなみに嵯峨野役の琳寧さんは「オールスター感謝祭」(TBS系)のミニマラソン優勝経験者です。

 

  • 桜木(演:本髙克樹さん)

 仮駅伝部メンバー。高校駅伝の経験があり、主将の武蔵とは同じ高校出身。デザイン系。

→個人的希望で鷹城恭二くん(Beit)ですね。クールに振舞う役柄が似合うのと、桜木役の克樹さんよろしく恭二くんがアイドルモードの黒髪で演じているのを想像できたのが大きかったです。武蔵と桜木のやりとりも恭二くんならではの熱量で演じてくれそう。東雲荘一郎さん(Cafe Parade)も考えました。

 

  • 秋田(演:今野大輝さん)

 仮駅伝部メンバー。大手企業の御曹司で、父親(演:金田明夫さん)と髪の色がそっくり。工芸科。

北村想楽くん(Legenders)にやって欲しいです。猫みたいにマイペースでのらりくらりな役柄を演じる想楽くん、いつか見てみたいと思っていたんですよね。ぬぼーっとしている姿と、部の窮地を救う真剣な言動との差もきっちり表現してくれそうな気がしました。

 

 

 ここまで空想配役を決め終わったところで、今年1月5日に惜しまれつつサービス終了したモバゲー版アイドルマスターSideM風のイベント予告構文も作成してみました。

「アイドルマスターSideM」をご利用いただき、誠にありがとうございます。

イベント「生ドラ!東京は24時~美大の駅伝~」近日開催予定!!

柏木翼鷹城恭二握野英雄木村龍若里春名北村想の6人がワンカット生放送のスペシャルドラマに主演決定!

今回は美大生たちが駅伝を目指す物語となっており、ドラマと連動した大きな仕掛けもあると知り緊張するアイドルたち。
1度きりの本番に備えて入念な稽古に励む中、翼はあるアイドルの様子が気になるようで…?

舞台は関東大学駅伝の優勝校が決まった1月3日深夜。
駅伝部を作るためのテストレースに挑む美大生たちがいた。
ゴール地点で最終ランナーを待つ「仮駅伝部」のメンバーだが、様々なトラブルが降りかかる。
はたして彼らは、学長に駅伝部創設を認めてもらえるのだろうか――?


生放送のプレッシャーを力に変えて、視聴者をドラマの世界に引き込もう!

今後とも「アイドルマスターSideM」をよろしくお願いいたします。


 こうして書いてみると、こんなイベントあったような気がしてきます。
 ちなみに翼さんが気になるアイドルは恭二くんで、この2人が両面SRと想定しました。でも形式はマラソンじゃなくてビンゴっぽいんですよね。イベントパネルに「水を飲む」は確実にあるし、イベント固有アイテムはきっとアピールタスキ。

 

 読んでいただき、ありがとうございました!